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タイの織り布のバラエティーの多さには、驚かされる。特に東北地方イーサンに出かけると高床式の家の一階部分の納屋には必ずと言っていいほど織機がある(あった)。
私たちがいま見る工房や工場の機織りには日本と同じようなアルミのようなものを使っている。ところがある村に古布を探しに出かけて行った時この棒に出会った。柄が多いタイの織物にはこの先の長いかぎのようなひっかける部分が必要だそうだ。なるほど(早業でよく頭で整理できなかったが)先をひょいとすくったりしながら織りをしていた。とても繊細とはいえない大柄の太った女性だったが、細かい作業をにこりともせずにしていたのを思い出す。
その棒はよく使い込まれてシルクの脂とこのご婦人の手の脂を吸い込んでつやつやと光っていた。いらない所やよく擦れるところが消滅し美しい流線型を描いていた。こういうのにほんとうに惚れこんでしまい、満足しきるまで集めてしまう。
日本に帰って、これは ひ 杼 ということを知り、クヌギやトチの木の意味もあるなんて知るとますます気になった。何に使うかは二の次で その美しさに惚れてしまった。
芸術作品のような美しさがあると思います。木の材質はわかりかねますが重いものや軽いもの、織手の好みによって分けられていたようです。シルク用のものですが日本での実用確認はしておりません(後ろに記しましたがシルクの織りをする方に使いやすい胸確認いたしました)。私は朱肉入れや筆置き、インテリアデコレーション、などとして使用しています。とくに孫の手代わりに使うこともお勧めしています。
杼 シャトル オールド シルク用 タイ東北 イーサン
お客様からコメントいただきました。四本買っていただいた後ご要望のものを10本買っていただきました。以下コメントです。

 「たくさん出ている杼の中で写真では見ずらいので実際に使うために
外側の糸がすれる部分に傷などのないものを出品者様に選んでいただいて
購入することはできますか。全部で10本欲しいのです。
以前4本ほどお譲りいただき大変調子よく使っています。」

アジアの布ホームページ
http://www.archicollection.com
アジアの布アウトレットストア 杼のお求めはこちらで
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/archicollection

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お客様から商品の説明を求められることがあるので、以前展示会で使った説明文があるのでブログに入れておきます。今回はモン族、ハニ族、ウズベク族、塩袋についてのごく簡単な説明です。
 「アジアの諸民族の手仕事展」
展示品目
1. ラオス モン族 ホワイトモン族の女性用衣装に施される襟飾り 中国南部からラオス、タイに暮らしているモン族の一派です。中国に暮らしている人たちはミャオ族といわれます。この地帯の山岳地帯は雪こそ降りませんが10℃以下になる事もしばしばあります。今回展示の額装品は女性用上着の背中にたらす襟の部分に施されたものです。縦10僉滷隠cmにかける緻密さは他の民族に例がない。20年以上近く前に作られた襟飾りの数々。参考までにここ10年間に作られた襟飾りを最初に展示した。
2. 中国雲南省西双版納県 ハニ族 女性用上着 チベットから数百年かけて移動してきたとされるハニ族は雲南省南部の西双版納県一体に暮らしている。ほかにミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムに点在するが、彼らのことはアカ族と称します。硬くよった糸で厚くしっかり織られた布を藍で深く染めて刺繍を施します。何度洗っても藍の匂いが消えないほどです。暖かいところなので直接肌の上に身につけます。
3. ウズベキスタン ウズベック族の女性用コート ウズベキスタンは旧ソ連邦に属していました。同じく中央アジアに属するトルクメニスタンとカザフスタンに挟まれている国です。寒暖の差の激しい過酷な自然環境の砂漠地帯にウズベック族は暮らしています。今回展示のものは、防熱、防寒、防砂その環境に適応させるためのチャパンというコートです。特にこの女性用コートには大胆な縦絣りが織り込まれています。
4. イラン、パキスタン、トルコ、および中央アジア各国の敷物と塩袋 中央アジアの遊牧民の敷物をランダムに展示いたしました。遊牧民の敷物の模様には繁栄や幸福の意味を持つ模様が数多く織り込まれています。また何代もの間の使用に耐えられるようしっかり作られています。あわせて人間に必要で砂漠の中で特に大切にされている岩塩(塩)を貯蔵する袋を展示いたしました。ほとんど部分が家畜から恵まれる羊毛を使用し作られています。
アジアの布ホームページ
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アジアの布アウトレットストア
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画像はモン族の麻布プリーツスカート用生地です。

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お客様からときどき電話を頂戴し説明を求められることがある。そんな時お勧めしている本がある。
アーチコレクションがヤフーオークションやネットショップに出品販売しているもののほとんどがこの本に掲載されています。もう12年も前の出版なのですね。がんばってきたものです。

「アジアの布と暮らす」(1998 アートダイジェスト刊)

1998年発刊の本書に1995年から97年にかけて資料の収集と貸与に協力させていただいた(当社が貸した布が結構載っているんですよ)。題名が現しているとおりアジアで実用品として使われている布を日本の暮らしの中でどのように使ってゆくか提案する本であり、アジアブーム先駆けの本であった。ちょうど1995年ごろからアジア雑貨に注目が当たり2000年ごろまで爆発的に消費者に喜ばれた。そこで現地の雑貨作りになっている源の「本物の伝統技術」を紹介することとそうして「その本物」「実物」をどうにか日本の生活に取り入れることは出来ないであろうか?という提案を目的に、本作りが始まったようだった。現実に写真に耐えられる各地の伝統技術品の収集は大変なものである。現在日本でも同じように伝統技術は失われつつある。各民族に新しく作ってもらうには技術的な問題と費用の問題と時間の問題で不可能であり、現地の老人などが使い古した実用品の緻密な美しいものを捜し歩き、譲り受けた。私は実行収集部隊で動いていたので執筆の依頼もあったが、文才もないのでお断りした。

表表紙には洋室の中の広いテーブルの上にアフガニスタンのキリムが掛けられその上を覆うようにウズベキスタンのスザニがかけられています。椅子は六脚ありインドのサリー、小さめのスザニ、トルクメン族のサドルバック、チェストの上に中央アジアの諸民族の帽子が置かれている。壁面には大きくインド更紗のベットカバーがかけてあり、一級品がインテリアの中に数々組み込まれている。裏表紙カバーには机の上にアカ族の男性用上着のが敷いてある。その上に奥から唐三彩の馬、白族の子供用襟飾りと帽子、子供用の纏足が高画質で並んでいる。表紙と裏表紙に使われているものインドの唐草模様で紺ベースに白で描かれている。これは世界中の人に愛され続けているインド発祥の更紗と唐草模様に敬意を払っている。そして本書の内容であるが簡単に説明する。一部「アジアの古布に学ぶ・インテリアの布使い」でどのようにアジアの布をインテリアに取り込んでゆくか?実際に二十七ページを使って家庭内での布使いのあり方を掲載した。色の強い模様の多い布を何点も組み合わせて配色やバランスを考えるのに大変苦心している。二部「アジアの染織地図」アジア全域、アジア南部、アジア東南部、インドシナ、中央アジアを簡単な地図をのせた。三部「アジア各国の染織」前述の地図に即して各国の染織品を紹介する。専門家がそれぞれ分担し数々の布を説明する。付録「アジアの染織ワンポイント知識」更紗や染料、民族衣装の装い方などを説明している。

当初「よいものはどう並べたってよいという風潮」があった。さらに読者もなじみの薄いアジアの染織品に対する知識が乏しかった。それゆえこの本も参考書として当時よく売れていて完売だったようだ。現代では見かけることのすくなった貴重な民芸品であるので、これからアジアの布の勉強をする方には、丁度いい参考書ではないかと思う。さらにarchicollectionのサイトやヤフー!オークションを見ていただければ勉強になりますよ。
ホームページ
http://www.archicollection.com
アウトレットストア
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