毎年恒例なわけだけど、プロ野球の2010年ドラフト会議 が昨日あった。

球団の身売りの話でドタバタして結局破談となった横浜ベイスターズの親会社であるTBS が放送するっていう笑える現実はさておき、60名近くの選手にプロへの道が開けたわけだ。


今年の目玉は、甲子園で楽天のマーくんこと田中投手と2日間に渡って投げ合った、元ハンカチ王子の早稲田の斉藤投手と、同じく早稲田の剛速球投手の大石投手。抽選の結果、斉藤投手は、北海道日本ハムファイターズに。大石投手は、西武ライオンズに指名された。それとは別に、2005年から始まった育成ドラフトってのも行われ、30名弱が指名された・・・


自分の背中は他人にしか見えない(其の弐)
(大石選手を引き当てた渡辺西武監督)


現在プロ野球では1チームでの保有支配下選手数の上限は70名で12チームで最大840人になるが、昨日指名された約60名が入団すると単純計算で全体の約7%にあたる60名の現役選手が押し出される形で解雇となるわけだ。それ以外に育成枠ってのもあってドラフトもされているのに人数の上限が無い。解雇されても育成選手として球団に残ることが可能なシステムになっている。要するに支配下選手の上限なんて殆ど意味がないわけだ。


現在の日本のプロ野球のシステムは決して良いとも思えないし、その証拠なのかアチコチで独立リーグが出来きるものの、うまく運営されているとは思えない現状だ。早い話、大リーグやJリーグの様に綺麗なピラミッドが構成されないまま現在に至ってしまっているのが、現在の日本のプロ野球なのだ。


TVの放映が無くなりつつあるのも、プロ野球がコンテンツとしての魅力が無くなってきた証拠だろう。だが、プロ野球にその危機感は感じない。前にも書いたが、「巨人・大鵬・卵焼き」と言われた中の野球も大相撲も努力をしてこなかったツケが来ているとおいらは思っている。


プロ野球よりもアマチュアの、それも高校生の野球の甲子園の方がずっと注目を集めたり熱狂されたりすることに、プロ野球関係者はどう感じているんだろう。もうそろそろプロ野球も目に見える変化が必要だとは思わないのだろうか?


Jリーグもサテライトリーグが無くなり、試合に出られない選手は数多い。それはJよりも支配下選手の多いプロ野球も同じだ。Jリーグは日本のプロ野球を反面教師としシステム構築してきたが今でも問題点は多い。その反面教師であるプロ野球が何も変わらないのでは衰退は目に見えている。未だにナベツネさんの言葉が新聞に載るようじゃねぇ・・・