心配しながら、驚いたことがありました。

フィラリア陽性のテリアmix♀キャンディが体調が悪く、何回か受診していましたが、良くなったり悪くなったり、なんとも安定しません。

そんな時に口からフィラリア虫を吐いたと言う事実です。


私も結構長くこの活動していますが、これで2回目。
keiさんが預かっていた子も以前に口からフィラリア虫を吐いた事がありました。
血管を通って他臓器に侵入。
体は異物と判断、体外に咳で吐き出そうとします。その際にとても咳込み、血の塊を吐くまでになります。
預かりのわいさんが落ち着いて対処してくれました。
キャンディ、びっくりしたね。
先生も経験無いびっくり事件。
こう言った症状は時として誤嚥や呼吸困難を引き起こします。
死んだ虫までに注意を払わないと行けないがフィラリア治療なのです。


心臓にたくさんいて、肺動脈に絡みついたり、右心房で循環器不全を引き起こすも生死に関わる大問題ですが、こんな風に予測不可能のレアケースも困ったもんです。

キャンディはフィラリア弱陽性です。
心臓エコーでも2.3匹しか虫は確認出来ません。
(トイプミエルは29匹いました)
もう少しボルバキア治療をしたら、陰転化出来るんです。
死んだ虫が血管を彷徨い、悪さをする…
ほんと、困ったもんです。
預かりママのわいさんが細かくチェックしながら、体調を管理してくれています。

フィラリア予防さえしていれば、どの子もこんな事にならないのに…
人間の身勝手さにため息が出ます。