こんばんわ。

 

 

アトリエヒカリの

楓香です。

 

 

前回の 

 

年末年始の出来事 猫の日に寄せて①

 

の続きです。

 

 

 

長文になりますが

よろしければお読みください。

 

 

 

 

 

 

緊急夜間動物病院から

帰ってきてからは

 

 

 

ゲージを家の中の玄関に移そうと

運び入れましたが、

 

 

 

やはり玄関も寒いので

私の部屋に移しました。

 

 

 

1日でかなり回復して

ミャーミャーと鳴くくらいまでに

回復して、水や餌も少し食べました。

 

 

 

時々病院からもらった湯たんぽのような

レンジで温めるパックを温め直したり、

 

 

 

おしっこのタオルを変えて

ベットメイキングをし直したり、

 

 

 

と猫の様子を見守っていました。

 

 

 

2日の夜は元気になってきて、

病院からの補助食も食べました。

 

 

 

少し元気になってきて安心していた矢先の

3日目の朝方、猫が鳴いてガサゴソと

 

 

 

聞こえた後に、被せてあった毛布の

入り口付近が盛り上がっているのに気づき、

 

 

 

慌てて毛布を取ると、

猫がゲージの入り口のドアを

少し開けて挟まっていました。

 

 

 

慌てて扉を少し開けて、

絡まっている手をほどき、

 

 

 

顔をゆっくりと取り出しました。

 

 

 

でも猫はぐったりとして動きませんでした。

 

 

 

毛布でゲージをくるんでいたので、

いつからその状態だったのか、

わかりませんが、

 

 

 

意識が朦朧とした感じの状態でした。

 

 

 

膝の上にしばらく猫を乗せて、

1時間くらいじっと座っていました。

 

 

 

背中を見ると、息をしていることは

わかりました。

 

 

 

でもほとんど動かない状態でした。

 

 

 

とにかくじっと安静にさせようと

思い、膝の上で暖めるようにし、

動かないようにしました。

 

 

 

ただパジャマを着たままの状態

だったため、1時間半くらい経った後、

 

 

 

さすがにこのままではと思い、

猫をゲージに入れるようにして寝かせ、

 

 

 

服を着替えたり、朝ご飯を食べたりしました。

 

 

 

でも猫は動かず、ただ息をしている状態でした。

 

 

 

時間が経って、ミャーと鳴き声を出す

こともありました。

 

 

 

すかさずお水を飲ませたりしました。

 

 

 

毛布を掛けようとゲージを開けると

外に出たそうにまでなったので、

 

 

 

膝の上にまた乗せました。

 

 

 

やっぱりぐったりしていましたが、

またミャーと鳴いたので、

 

 

 

少しだけペーストの餌をあげてみたら、

ペロペロと少しだけ食べました。

 

 

 

そしてしばらく膝にのせていましたが、

トイレに行きたくなったので、

 

 

 

再度ゲージに寝かせました。

 

 

 

それからは息はしていますが、

眠っているのか、朦朧としているのか

全然動きません。

 

 

 

 

元気になってきたのに、

またこのような状態になってしまい、

 

 

 

本当にショックで、私のせいで

2回も瀕死の状態にさせてしまったのかも、

 

 

 

と思うとすごく辛いので

何もできずに見守ることしかできなかったですが、

 

 

 

 

ただただ元気になって欲しい、

 

 

 

という気持ちで様子を見守っていました。

 

 

 

そして夜までぐったりした状態で

息をしながらゲージに横になっていたのですが、

 

 

 

また急にゲージから出たいような素振りを

見せたので、ゲージから出して膝に乗せました。

 

 

 

でも変わらずの状態で息はしていましたが、

ほとんど動きませんでした。

 

 

 

夜、私の膝の上でおしっこをしましたが、

眠ったような感じでじっとしていました。

 

 

 

21時過ぎ、私はズボンを変えようと

一旦猫をゲージに入れ、ズボンを変えました。

 

 

 

そうしたら猫がいつもとは違う声で

鳴きだしました。

 

 

 

妹と、何かいつもの声と違う、

やっぱり病院へ連れて行こう、

 

 

 

ということになり、

また夜間の緊急動物病院へ電話をし、

猫を連れていくことにしました。

 

 

 

時間は夜の12時過ぎでした。

 

 

 

ゲージに猫を入れて、車で病院へ向かいました。

 

 

私は祈るような気持ちで、車を走らせました。

 

 

 

そして、

 

「あと少し頑張って、大丈夫だよ」

と猫に声をかけました。

 

 

そしたら、

 

「みゃー」と猫が鳴きました。

 

 

 

動物病院へ着いて、ゲージを車から出して

 

 

病室へ連れて行き、お医者様が猫を取り出して

 

 

診てくれました。

 

 

 

でも子猫はすでに息が絶えていました。

 

 

お医者様が

「すでに亡くなっています」

 

 

と言われた瞬間、

 

 

 

私はショックで泣きました。

 

 

 

間に合わなかった。

 

 

 

あの最後のみゃーが

 

 

 

精一杯の最後の返事だったんです。

 

 

 

お医者様は女性だったのですが、

 

 

「よろしければ綺麗に拭いて

 包みますが」と言ってくれました。

 

 

 

私は「お願いします」と伝えて、

泣きながら妹と車の中で待ちました。

 

 

 

今思い出しても、泣きそうです。

 

 

 

しばらくして、段ボールの中に

綺麗にタオルで包まれた猫を

 

 

 

お医者様が持ってきてくれました。

 

 

 

それはとても綺麗に包んでありました。

 

 

 

車の中で泣きながら家に帰りmした。

 

 

 

 

夜の1時くらいだったと思います。

 

 

 

その夜はほとんど眠れませんでした。

 

 

 

次の日の1月4日、本当だったら、

猫を連れてまた近くの病院へ

行く予定でしたが、

 

 

 

市の斎場へ問い合わせをして、

午後、合同火葬をしてもらいに猫を

連れていきました。 

 

 

 

お花と、病院でもらった栄養食を

一緒に入れました。

 

 

 

焼香もさせてもらい、

段ボールごと、お渡ししてきました。

 

 

 

その次の日にはゲージを返しに

お借りした動物病院へ行きました。

 

 

 

それから3日くらいは

夜あまり眠れませんでした。

 

 

 

親猫に返せなかったことが

本当に辛かったです。

 

 

 

猫の名前は「笑ちゃん」と書いて

 

 

「みゃーちゃん」

 

 

と決めて呼んでました。

 

 

 

本当にガリガリで、毛も汚くて

匂いもきつかったけど、

 

 

 

みゃーちゃんは懸命に生きていました。

 

 

 

私の勝手なエゴやおせっかいのせいで、

寿命を縮めてしまったのかも

しれない、

 

 

 

ちゃんとゲージのドアを閉めてなかったから、

こんなことになってしまったのかもしれない、

 

 

 

 

と本当に自分のしたことを悔やみました。

 

 

 

 

そして、お金のことを気にして

最初の診察もちゃんとしてもらわなかったこと、

 

 

 

大丈夫だと思い、

2回目の夜間緊急病院もギリギリまで

連れて行かなかったこと、

 

 

 

小さな命でも、命には違いないのに、

 

 

 

と自分のことを責めるような気持ちに

なりました。

 

 

 

悲しい気持ちや悔やむ気持ち、

責める気持ち、をたくさん味わいました。

 

 

 

そして学んだことがたくさんありました。

 

 

 

命を預かるということ、

 

 

相手の立場に立つということ、

 

 

必要以上に心配しないこと、

 

 

一人で背負わないこと、

 

 

ちゃんと診てもらうこと、

 

 

本当の意味で自分を大切にすること、

 

 

命の大切さや

普段の生活のありがたさ も

 

 

 

みゃーちゃんは教えてくれました。

 

 

 

そして、もう一つ、

 

 

みゃーちゃんが元気になったら、

 

 

みゃーちゃんを綺麗にしてあげたかったから、

 

 

 

自分を綺麗にすることを

 

 

 

みゃーちゃんの代わりに

していこうと思いました。

 

 

 

 

一昨年の年末は自分の病気のことで

一杯一杯でしたが、

 

 

 

 

昨年の年末から今年の年始にかけては

みゃーちゃんとのことで色々ありました。

 

 

 

でも今思うことは、

 

 

 

みゃーちゃんに出逢えてよかった

 

 

 

ということです。

 

 

 

日にちが経つにつれて

みゃーちゃんのことへ気持ちは

薄れていくと思いますが、

 

 

 

みゃーちゃんのことは忘れないし、

目に見えなくてもいつも一緒にいる

のだと思います。

 

 

 

お空でいっぱい美味しいもの食べて、

いっぱい遊んで欲しいです。

 

 

 

とても短い間でしたが、

 

 

みゃーちゃん、色々な事を教えてくれて

 

 

出逢ってくれてありがとう。

 

 

 

猫の日に寄せて

 

 

 

今回は長文になりましたが、

最後まで読んでくださって本当に

ありがとうございました。

 

 

 

日にちが経ち

ようやく書くことができました。

 

 

 

引き続き、三之助🐶を大切に

しようと思います。

 

 

 

 

膝の上で

眠るみゃーちゃん

 

 

 

ありがとう