こんにちわ。
アトリエヒカリの
楓香です。
日中はお天気で外は暖かいですが、
まだまだ寒いですね
皆さんもお身体ご自愛ください。
今日は2月22日で猫の日(ニャンニャンニャン)
だそうです。
猫の日に寄せて
年末年始に起きた出来事について
書きたいと思います。
それはとても短期間の出来事でしたが、
私にとって大きな学びでした。
日にちが経ち、
気持ちが落ち着いてきたので
書こうと思います。
悲しい出来事でもありますので、
今は悲しい話はちょっと、という方は
読まないでください。
合わせまして、長文になりますが
もしよろしければお読みください。
12月の最終週の頭に
母親が子猫を保護しました。
家のすぐ近くで事故に遭い、
死にそうになっているのを見つけ、
保護したとのことでした。
家の前の物置きになっている
建物の中に段ボールが置いてあり、
その中に小さな黒い子猫が
ぐったりと横たわっていました。
フェイスタオル1枚でくるんであり、
段ボールの中には小皿にミルクを
いれたものが置いてありました。
小皿や段ボールには薄っすらと
血がついていました。
段ボールはコンクリートに
直置きしてあり、
かつ小さなフェイスタオル
で簡単にくるんであったので、
私はこのままでは、と思い
使わなくなったバスタオル2枚と、
犬用の毛布を持ってきて、
段ボールの下と、
猫の下にバスタオルを敷き、
犬の毛布を段ボールにかぶせました。
建物の中とはいえ寒いので、
少しでも暖かくしてあげようと
思いました。
かなり弱った状態でしたが、
生きていてかすかな声で鳴いたりしました。
最近、近所にいた野良猫が子供を産み、
親子で一緒にいた子猫でした。
おそらく、車にぶつかった
のだと思います。
しばらく様子を見ることし、
家の前の建物に置いておきました。
親もそこに居るのが分かったのか、
時々見に来ているみたいでした。
保護した翌日、段ボールから
子猫が居なくなっていました。
親が連れていったのだと思い、
大丈夫だといいなと
思っていました。
さらに次の日の夜、家の近くで
子猫の鳴き声がしました。
どうも近くにいるみたいでしたが、
どこにいるか分かりませんでした。
最初に保護してから4日目、
また子猫の声が近くでするので
母が見に行くと、
隣の家と私の家の
間にある側溝に
子猫がいるとのことでした。
おそらく親が隠したのだと思います。
このままでは凍え死んでしまうかもと、
また家の前の建物の中に保護しました。
おそらく左側がぶつかったのか、
左側の前足と、後足が立ち上がれず
右足でびっこを引くような、
はいずるような歩き方でした。
よく見ると舌も切れていて、
顎も損傷をしているようでした。
体の具合がどうなっているのか、
一度診てもらったほうがいいのかもと
三之助🐶がお世話になっている
近所の動物病院へ連絡をし、
事情を伝えて、診察してもらうことに
しました。
診察してもらうと、おそらく
左側の前、後足が骨折もしくは神経の損傷、
あとは顎の骨が骨折している、
とのことでした。
処置については、足はレントゲンを
撮ってみないと何とも言えないが、
手術はせずに様子を見てみることと、
顎については
針金か糸で固定をすること、
ただ体力がないので、すぐにはしない方が
いいとのことでした。
しばらく家で御飯をあげながら様子をみて、
もう少し元気になったら
再度連れていくことになりました。
とても良心的な動物病院で、
野良猫でということを伝えると
診察代はいいです、と言ってくれました。
しかも帰りに猫のゲージを貸してくれました。
3日後の12月30日に再度診察に
連れていきました。
診てもらった結果、
まだ体力がついていないだろうということで
顎の処置はせずに再度年明けに
また連れていくことになりました。
今回も診察代はいいですと
言われました。
そして31日の大みそかの夕方、
少し元気がでてきたので
私は子猫の匂いと汚れがとても気になり、
犬猫用のふきとりシャンプーを
使ってタオルで体を少し拭いて
薄いブランケットに包んでおきました。
夜、えさをあげにゲージに行くと、
猫がぐったりとしていました。
私はびっくりして、急いで病院へ
電話しました。
でも連れて行った病院は留守電で、
しかも大みそかの夜なので、
診てもらえるのは
夜間救急動物病院のみでした。
電話をして事情を話し、急いで車を
走らせて救急病院へ連れて行きました。
他の動物は来ておらず、お医者様や
その他の職員の方が5人くらい全員で、
猫を囲んで処置をしてくださいました。
もしかしたら、
体を拭いたことがよくなくて
冷やしてしまったり、
体力を消耗させてしまったのかも
しれないと思いました。
お医者様からは、
「元々事故をしているので、
そのことが原因かは何とも言えないし、
かなり食べていなかったのか、
血糖値がかなり落ちていることと、
体温が低くなっています」
と言われたました。
元々野良猫なので、
あまり食べれていなかったとは
思いますが、
事故をしたこともあり、
体へのダメージがある状態であることや、
ペースト状の餌はあげましたが、
それも保護してからの数日のことで、
体を拭いたのもやはりよくなかったのでは
ないかと思いました。
祈るような気持ちで、待合室で待ち、
先生に呼ばれて行くと、
救急処置をしてくれて、
血糖値がかなり上がり、
心拍数も上がってきたとのことでした。
でも先生からは危険な状態ではあるので、
あとは、家で暖めてあげるのと、
血糖値を上げるブドウ糖、栄養食を
あげるように言われました。
とりあえず命を繋いだことに
ホッとし、先生に感謝を伝え、
再度家に連れて帰りました。
帰ったのは夜の11時くらいでした。
紅白もほぼ終わりに近く、
いつもの大晦日とは全く違う
大晦日の夜でした。
長くなりましたので
続きは次回に書こうと思います。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
膝の上の
ミャーちゃん