今回は先月末の大地震に関連した話題です。

昨年の春にリビングのテレビにLAN回線が繋がり「晩飯を食べながらネットの動画が観られる」と言う環境が出現したのですが、その余禄として家族が寝た後なんかはライブカムの映像を流しっぱなしにする事が多いです。
リアルタイムのライブカムの画像を流すと、そこそこ画面が大きいテレビの場合「リビングに開いたもう一つの窓」として機能します。
スマホやタブレットではかぶりつきで観ていないといけませんが「視界の隅っこに入る窓」としてのライブカムは「ながら視聴にはうってつけ」な訳で例えば模型の製作中でも邪魔にならないですし、時々目を上げて風景を眺めるだけでも結構落ちついた気分にはさせてくれます。
その辺の詳しい事は以下のリンクで
新宿駅のライブカムに「都会」を感じるはなし(笑) 
とまあ、これまではそんな暢気な用途に使われていたBGVですが、先週の地震を扱った映像を検索していたら「地震の発生時刻のライブカムの映像」を取り上げたものがいくつか出てきました。大概は地元の放送局の報道フロアとかコンビニの防犯カメラなんかのレベルでしたがその中のひとつに「中央線の踏切からの映像」というのがありました。
地震発生の瞬間 22時29分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源とする最大震度6弱 カメラ②
元々は踏切の近くから通過する列車を捉えるのが目的のカメラらしいですが、22時28分に踏切を9両編成のE353が通過し、尾灯が遠ざかりかけたタイミングでだしぬけに架線も架線柱もガタガタと震えはじめる瞬間が映し出されたのには戦慄を覚えました。
何しろ同じ地震を現住地の自宅でも体験した身にしてみればそれも当然かもしれません。
こうして改めて動画を観て、感じたのは本震の意外な短さでした。おそらく自宅でわたしをビビらせた揺れは精々20秒程度。あとはゆらりゆらりとした横揺れが1,2分余韻の様に揺れ続ける感じだった事がわかります。
もっと長い事揺られていた様に記憶していましたが、人間の記憶と言うのは意外と曖昧なものですね。
ですが、この動画で印象的だったのは「特急電車がいつもと同じように踏切を通過していったほんの10秒後にあれほどの大揺れが襲ってきた」と言う点です。他の災害と異なり地震という奴は予測できないタイミングで突発的に襲ってくるものですが、それだけに「日常との断絶感」を強く感じさせる動画でもありました。
・・・ところでこの動画は元画像が6時間と言う超大作(笑)でして、その中で地震の画面は本震でもせいぜい1,2分。
(但し画面の隅にタイムコードが表示されるのでPC上で地震の時刻の映像を検索するのは容易です)
なので、地震の部分だけを外して観るならば「第二の窓」としてなかなか癒される画像だったのも確かです。
あの日は台風接近下の土砂降りに近い降りだったのですが、それゆえに「雨に打たれながら踏切を通過する列車」がこよなく様になっている上に周囲の灯りがレールやバラストに反射しやすいので猶の事幻想的な雰囲気も感じられるBGVになっていました。
これはこれで見つけものです。
今度から鉄道関連のライブカムは雨の夜に観るのが良いかもしれません。
そんな地震から半月近くが経過した訳ですが、先日の平日休で2ヶ月ぶりくらいに河口湖に行ってみたら「行きつけの中古ショップが地震で被害を受けて無期休業となっていた」のに驚きました。
震度5だったわたしの家でも揺れで給湯器が故障したくらいですから、そこより揺れた河口湖はもっとひどかったであろう事は想像できたはずですが、半月経っていた事もあって熱さを忘れていたところはあったと思います。
