今年の梅雨入りは殊の外遅く、夏至を過ぎてからとなりました。
上の写真は夏至の当日の夕暮れですが、これで夜の7時半。
全く陽が長くなったものです。
梅雨入りはその次の日くらいだったのですが
それが梅雨に入ったとたん、毎日高温多湿を絵に描いたような日々が続き、週に2,3日は雨に祟られるという汗っかきには地獄の様な毎日が続きます。
家にいればかったるいし、外に出れば梅雨時特有の蒸し暑い空気が体中を締め付けるという、文字通り「いったいどうすればいいの⁉」と言いたくなる様な毎日です。
この記事を打っている今この瞬間も汗が滝の様に流れ落ちます。梅雨が明ければ酷暑が待っている物の湿度はこれよりも低い分多少は凌げるのですが。
そんな梅雨時の数少ない慰めだったのが近所の神社でやっていた「夏越の大祓・茅の輪茅の輪神事」でした。
わたしも知らなかったのですが、毎年6月と12月にそれまでの半年分の穢を祓い清める行事の一環として「茅を束ねた輪をくぐって穢れをはらい、来る夏を清浄に過ごす事を祈る儀式」なのだそうです。
最初神社の前を通りかかった時には「いったい何だこれは!?」とか思ったものですが(汗)その謂れを聞いてみるとこの時期には全く相応しいものです。
なので通りかかりの私もさっそく肖りましたが、なるほど神社を出る時には何となく身も心も軽くなった様な心持がしました。
先日の美里山倶楽部さんのブログでも同じ神事の話が書かれていましたが、蒸し暑く不安定な気候のこの時期にこうした清浄さを感じる神事があるというのはとてもありがたい事だと思います。
それにしても、この1週間ばかりこういう爽やかな夕暮れを見る事がありません。
今年の梅雨明けはいつになるやら。