デル・プラドのルノードーフィン | MODELと日々の徒然と

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 先日はルノーR16の話をしましたが、今回もルノーのミニカーのはなしです。
 しかもR16と同じ店にあったモデルだったりします(別にそこのショップがルノー専門店という訳ではない)

 こちらはデルプラドのドーフィン。
 寄り目のライトにグリルレスのお面というところからお分かりのようにこっちはRRのレイアウト。
 R16とほぼ同じ時期のデビューながら、こちらはややクラシカルな雰囲気を持っています(実車の販売台数はR16を上回る210万台)

 ミニカーとしての出来ですが、ややボテっとした造形に加えて窓のサッシが上手く嵌っていないなど、全体に安っぽい造りなのが惜しいですがプロポーションは悪くありません。
 (まあ、R16の6分の1のお値段でしたし)

 ところでRRのファミリーカーというと先日紹介したフィアットの850が出てきますがドーフィンも850とほぼ同時期のクルマでサイズもコンセプトも似ています。

 という訳で2台を並べてみたのですが、サイズが似ているのにここまで雰囲気が異なるものかと驚かされます。
 この辺はフィアットとルノーのノリの違い(決して優劣という訳ではなく)を感じさせられるところです。

 実車のドーフィンは1960年代終わり頃まで売られ、後継のルノー8にバトンタッチしますが、8の方はレイアウトは同じだったもののドーフィンよりも愛想のないセダンになってわたしの好みからは外れていますw