レイアウトの夜景を作る その4 | MODELと日々の徒然と

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 レイアウトの夜景創生その4です。

 前回の夜景創生で100円ショップのガーランドライトにかなり手ごたえを感じたので、12月の週末は100円ショップを回って同系列の製品を何個か追加しました。
 今回入手したのは税込み330円と少しお高いですが、前回使ったものよりもケーブルが細い上に可塑性の高さが変わりません。

 で、店頭でこれを手にとって見た時「これをホームの照明に使えないか?」と思いつきました。
 実は現行の竹取坂駅のホームはTOMIXの最初期の島式ホームでカーブ対応の屋根加工などはしている物の、基本的には照明に対応していない製品です。
 普通なら仮設の照明とはいえ、島式ホームに後付けで照明を加えるのは困難が予測されますが、幸いにもこのホームは橋上駅と階段でつながっているので駅舎内に配線を通す事である程度問題はクリアできそうです。
 年越し運転用の仮設照明で長時間の使用は考慮していないので配線はマスキングテープで屋根の裏に固定。


 これが白熱球だったら絶対使えない技法ですが熱を出さないLEDならではとは言えます。とはいえ、長時間の連続使用には注意すべきと感じてはいますが。

 で、駅舎からケーブルを出してもなお2,3Mの余りが出るので駅前広場を架空させ、向かいにあるバスセンタービルの室内照明へ、そこから更に高架道路の下をくぐらせて保存街区の文化センターまで配線を走らせました。


 早速点灯してみるとホームも駅舎もまずは合格点。漏光対策をしていないのでホーム屋根に点々と光が透けますが周囲がライトアップされた夜景なので意外に目立ちません。むしろこれまで真っ暗だった駅前広場に明かりが灯った方の効果が大きいと感じます。


 照明の色がシャンペンゴールドとリアルさの点では問題ありですが、海外のライトアップ系の夜景ではこの色が使われる事も多いので観光地区を想定したレイアウトにはむしろ好都合かもしれません。

 ここまでの予算は電池込み3000円弱。単3電池で連続18~24時間持つそうなので年越し運転には十分でしょう。
 神戸は100万ドルの夜景ですが、光山市東鼎区竹取坂は税込み3300円の夜景とでも言いましょうか(苦笑)