マイクロエースのモハ183 | MODELと日々の徒然と

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 先日オープンの中古ショップで抑えたアイテムから。
 ある意味、変態度が一番高い代物と言えます。

 物は183系のモハ183。それも単品のM車が1両だけ。
 それでもお値段は1000円ちょっとですから、M車としてはまあ安価な方でしょう。
 実はこのモハは有井に吸収された直後の(旧しなのマイクロ系)マイクロエースのブラス車体モデルです。

 編成物でもないし、普通のNゲージャーにとってはこれ単体では使い道に困る代物ゆえ誰も手を出さなかったのではないかと思います。
 (じゃあ、そんなのをわざわざ買ったわたしはいったい汗)
 ブラスボディの特徴である窓抜けのクリーンさと強度を保ちつつ肉の薄いボディ造形ができるメリットはこの種の特急車両には向いた造形ではないかと思います。

 実は単体で線路に載せて眺めていても悪い印象がないモデルですし、このメーカーには珍しく台車や床下に専用品を奢っているので違和感も少ない部類です。
 走行性ですが実はこれの入っていたパッケージに「走行音大」のタグが付いていたので、このメーカーによくあるギア周りのトラブルを疑いましたが、帰宅後の走行では問題はありませんでした。当時のしなのマイクロの動力としてはむしろ良い方かもしれません。


 ただ、最近のNゲージモデルしか知らない人には「がさつでノイジー」に感じられるのは間違いなく、おそらくここの店員さんの印象もそうだったのでしょう。

 さて、このモハ183の使い道ですが、動力についてはGMの板キットの動力に転用が可能なはずなので動力を取っておくというのも一法です。
 車体についてはトレーラー化して手持ちのしなのマイクロエース製の183系に混ぜ込み長編成化(と言っても5連が6連になるだけ)を目論んでいます笑