さて、今回はまたもや(汗)グランシップトレインフェスタ2023ネタです。
今年に入ってコロナ禍の影響がひと段落し始めるくらいのタイミングでこれまで自粛してきた「電車に乗る」趣味(というか移動手段)も徐々に再開し始めています。
とはいえ、帰省に新幹線を使うと言ったような大掛かりな旅行はまだまだの状態。せいぜいが今年の2月に東京近辺のJRや京王の通勤電車に乗り込んだ程度です。
今回のトレインフェスタでは会場と宿舎の間の移動で久しぶりに電車に乗ることができました。
乗ったのはJR東海や静岡鉄道のどこにでもいそうな普通の電車なのですが、ここ3年間電車に乗ること自体に飢えていたので、通勤時間帯の満員電車に揺られていても「一種禁断症状が解かれた様な爽快感」を感じたのには我ながらびっくりです(笑)
開催前日の夕方にはJR東海がトラブルで遅延が続いていたため、会場に近い東静岡駅を使わず、そこから北に500Mくらいのところにある静岡鉄道の長沼駅から新静岡を目指します。
実はトレインフェスタには何度も出ている上にしずてつの模型を何編成も持っているのに、実車に乗るのはこれが初めてだったりします(汗)
やってきたA3000系電車は2連の短編成でありながら、乗り込んでみると車内は「今どきの通勤デンシャ」といった感じの垢抜け度。初めて乗り込んだだけに何を見ても物珍しく感じるのはいかにも田舎者ですw
それにしてもJRの東静岡と静岡は隣の駅なのに、並行して走るしずてつは同じ距離に4つも駅が並ぶ辺りが私鉄らしいです。
それでいてターミナルの新静岡駅の駅ビルはなかなかの賑わいで地方私鉄っぽさを感じさせません。
翌日の開催初日はJRで東静岡駅を目指します。
朝の静岡駅のホームで待ち構える私たちの前に滑りこんできたのは
新鋭の313系8000番台。私ばかりかメンバーも盛り上がります笑
何しろ3扉の通勤(近郊)車らしからぬ全席クロスシートがお出迎え。土曜日の朝ゆえ座るのも容易でしたから、たった一駅間とはいえ静岡の車窓風景を堪能できました。
翌日はまた翌日で同じホームにそろそろ引退が間近といわれる211系が入線しました。
私の年代的にはこちらのほうがややしっくりくるはずなのですが313系と違い全席ロングシートだったのが玉に瑕w
211系自体は長野色を中央線で見かけますが、これまた個人的には湘南カラーの帯のほうがぴったりくる気がします。
そしてとどめを刺されるのが会場となっているグランシップのロケーション。
東静岡の辺りは新幹線が在来線と同じレベルの地上線で併進しており上記の211系や313系と同じような運行間隔でN700が目の前を爆走して見せる場所。
加えてグランシップの周辺は貨物駅が近いこともあって単機の機関車なんかがたまに留置されることもある環境です。
今回はEF64の1000番台とEF66の100番台がトレインフェスタの会期中、側線にたゆたっていました(笑)
さすが、鉄道イベントの会場に選ばれるだけのことはあります。
中央線沿線にいるとEF66なんかを見る機会なんかありませんから、会場の休憩がてらじっくり眺めていたりしますw