今回は久しぶりに「電車で食べためし」のはなしですが、果たしてこれを「駅弁と呼んだものかどうか?」

盛岡に出かけた当日の朝は「駅そば屋の朝定食(い〇り庵〇楽)」から始まりました。
ご飯と納豆に卵、これにミニそばが付いたターミナル駅の朝食の定番みたいな組み合わせですが、平日ならまだしも日曜の朝にこれを食べると何となく無常観を感じたのは気のせいでしょうか?

昼前には東京駅。ここで乗り継ぎのはやぶさを目指す訳ですが、さて昼飯をどうしようか?
いつもなら適当な駅弁を選ぶところだったのに、改札脇の土産物屋に山積みになっているある食べ物に目が行きました。
それが「オーベルジーヌの欧風カレー」!

以前このブログで書いた事がありますが「列車の車内食にカレーはご法度」と言うのはわたし的には常識です。
以前中央線でこれをやって「車内にカレーの臭いを充満させ、即席の日本印度化計画を現出させた」という苦い経験があり、以後長い事車内でカレーを食べていなかったのです。
ですからこのカレーに手を出したのは正に「魔が差した」としか言いようがありません。まあ、ここ二月ばかりカレーにご無沙汰していたという事もあり、その時はなぜか「カレーの口」になっていたのです。
とはいえ、流石に乗ってすぐと言うのは気が引けるので、乗客の半分近くが入れ替わる仙台以北で頂く事にします。
パッケージには「あの芸能人も称賛」「テレビで紹介されました」「ロケ弁に人気」という「見るからにカッペが喜びそうなフレーズが満載」肝心のカレーがどういうものなのかについて「写真以外の手掛かりがない」のが不安を誘います。

実際このパックにはいわゆる生石灰加熱装置もなく、開いてみても「ただの冷たいカレー」にしか見えないのが更に不安をあおったのですが
食べてみたらこれがまた旨いのなんのって!
「欧風カレー」を名乗るだけあってそこいらの上級レトルトカレーが裸足で逃げ出すレベル。しかも冷たいのに口の中が脂っぽくならないのです。
一番重要な点は冷たいだけあって「匂いが広がらない」事。それでいて口の中にピリリとしたカレーの風味が後を引く所が巧みです。
なるほど「ロケ弁に人気」の意味はこれかと納得しました。

流石にカレー一皿に1700円近く払えるほどお大尽でもないので、毎回買える性質の弁当ではないのですが「電車でカレーが食べたくなったらお勧めできる一品」だと思いました。
・・・とか言っているうちにはやぶさは盛岡に近づきます。


































































