1444号
破産の相談が続きます。
元請先との関係のモツレにより、
莫大な金額を払うことになり、
とても悩んでおられました。
契約というものを安易に考えすぎた
結果とも言えます。
コロナの影響ではありません。
賠償金?は、
年商に相当する金額です。
今の規模で会社が継続するとしたら、
約20年かけてようやく返済できる金額です。
そんな金額を
払っていけるだろうかと不安になり、
『破産するしかない!』とも考えました。
年末には、『死』をも考えたそうです。
とんでもない金額といっても、
たかがお金です。
そんなことで、
死ぬ必要はありませんが、
クレージーになると、
まともに考えられなくなります。
精神的に、少し回復され、
本日、相談に来られました。
今回の方は、
『破産なんて意味ないね。』と
納得して、お越し頂きましたが、
改めて考えて頂きます。
破産をするのか、しないのか、
意思決定をする前に、まずは、
この2つを理解することです。
『破産したらどうなるのか?』
『破産しなかったらどうなるのか?』
サラリーマンをできないから起業したのに、
破産をすると、自分で仕事を請けれません。
苦手なサラリーマンに戻ることになります。
そんな生活は長続きしないことは
明らかです。
この方が得意とするのは、営業です。
仕事を取ることを、大の得意としています。
仕事を自分で取る力があるなら、
今以上に稼いで、返し切る!
どっちも茨の道ですが、
勉強代だと思い、
破産せず払っていく方が、
この方にとって、
一番幸せな生き方のように感じます。
破産なんていつでもできます。
破産せずに、行けるとこまで
行ってから考える。
どこまで行けるか分かりませんが、
そんな覚悟を持つ経営者を見ると
応援したくなります。
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