生命保険を使わずに退職金を払うと、こうなります。 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

1049号目

 

 

 

悪徳税理士に騙されて、

『節税のため!』と言われ、

必要ない保険に入っている

会社のお話の続きです。

 

 

 

 

 

 

昨日は、以下のように書いたところ、

質問があったので、

これについて詳しく書いていきます。

 

 

 

代表者等への退職金の支給時期に、

返戻率がピークになる生命保険に

加入することで、

退職金についての損金を前倒しで

計上することができます。

 

 

 

 

 

例えば、40歳の社長さんがいます。

20年後に1億円の退職金

受け取りたい。

 

 

 

生命保険等に加入せず、

これを実現する場合には、

いくつかの問題があります。

 

 

 

支払うための資金を

積み立てる必要があります。

1億円を20年で割ると、

500万円になります。

 

 

 

毎年500万円

20年間積み立てることで、

1億円になります。

 

 

毎年500万円というのは、

税引き後の金額になります。

 

 

720万円の利益に対して

30%の120万円の税金を支払い、

残った500万円を

積み立てることになります。

 

 

 

500万円の資金を残すためには、

720万円の利益が必要です。

 

 

 

もし、毎年720万円の利益を

出し続けたとして、 

積み立てている資金に手を付けることなく、

20年堅実に、

積み立てることができるでしょうか?

 

 

 

20年もあれば、

事業を取り巻く環境は変わります。

赤字になることもあるでしょう。

大規模な設備投資をすることもあるでしょう。

家庭の事情もあるでしょう。

 

 

積み立てた資金に手を付けないのは、

相当な覚悟が必要です。

 

 

 

しかも、積み立てるために、

税金を払い続けるのも大変です。

 

 

 

 

実現したとして、

20年間合計で、

1億4,400万円の利益を捻出し、

4,400万円の税金を払い、

手元に、1億円が残る。

 

 

 

 

これが、本来の姿ですが、

20年間続けるのは、

至難の業でしょう。

 

 

 

当初の計画通りに、

20年後、1億円の退職金を支払えたとしたら、

そこにも、ひとつ問題があります。

 

 

 

 

 

退職金の支給により、

ようやく1億円が経費になります。

 

 

 

1億円の経費は、

本業による利益などと相殺されます。

 

 

 

本業による利益と相殺できなかった損失は、

繰り越され、翌年以降の利益と相殺されます。

なお、税務上の繰り越しが認められるのは、

現状の税制では9年です。

 

 

 

退職金支給後に、

1億円の利益を捻出して初めて、

退職金の経費の効果が実現されます。

 

 

 

20年後も、業績が良く、

毎年、数千万の利益が出ていれば、

何の問題もありません。

 

 

 

もし、引退後に、

後継者もなく、廃業するとしたら、

1億円の退職金の支払いによる

損失は、切り捨てとなります。

 

 

 

まとめると、この3つが問題です。

1.資金の管理

2.資金を積み立てるまでの税金の負担

3.退職後の廃業等による損失の放棄

 

 

 

 

 

この3つの問題を解決する

可能性があるのが、

生命保険契約です。

 

あくまでも、可能性です。

今日はここまで。

 

 

 

 

 

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