★993号目 創業では、いくら借りたらいいの? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

建設関係で、

勤続15年という長い間働き、

会社の協力を得て、

独立される方からの相談です。

 

 

 

 

 

今いる会社から仕事を頂けるそうなので、

順調なスタートを切れそうです。

最初から売り上げが確保されているのは

安心です。

 

 

設備については、自分で用意します。

全額自己資金では賄えないので、

当然、借入は必要になってきます。

 

 

 

で、『いくら借りればいいの?』

と聞かれて、即答するなら、

『設備資金』+『運転資金300万円』です。

 

 

その方の状況にもよりますが、

まずは、これを基準にしています。

 

 

多く借りれば安心ですが、

返済が大変になります。

 

 

また、創業の場合には、

金融機関は、300万円という金額を

一つの目安にしています。

 

 

 

 

 

 

創業時に融資を受けると、その後、

2年間は簡単に借りることはできないので、

今後2年間の利益計画と資金繰り計画を

いつも作ります。

 

 

 

利益計画を作っていくと、

最初から、黒字の見込みなので、

『最初の資金』さえ確保できたら、

大きな心配はありません。

 

 

 

『最初の資金』というのが、

運転資金のことです。簡単に言うと、

事業を止めるまで塩漬けになる資金のこと。

 

 

 

 

 

この会社では、最初の月から

毎月300万円の売上高が発生する見込みです。

その売上高の回収は、翌月の末日になります。

 

 

 

売上高の入金が、1ヶ月間ないまま、

支払いが先行することになります。

 

 

この会社は仕入れや外注費がなく、

支払いの中で一番大きいのは、

人件費です。

 

 

人件費の支払いは、

売上高の回収の前になるので、

実質、売上高に相当する300万円の資金が

ないと、初月から資金不足になります。

これを、必要な運転資金もといいます。

 

 

 

 

この会社では、棚卸資産と仕入れ債務が

ないので、売上債権のみが、

運転資金になります。

 

 

 

 

 

300万円の運転資金さえ用意したら

安心かというと、そうではありません。

事業は計画通りに進むはずはありません。

売上高は、予定よりも少なく、

経費は、予定よりも多くなるのが一般的です。

 

 

 

それを見越して、資金繰りを考えていく。

その上で、いくら借りると、安心して

事業を軌道に乗せることができるのか?

 

 

こんな感じで考えていきます。

 

 

 

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小林弘昌税理士事務所 代表税理士

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