たまに、事務所へ営業電話がかかってきます。
株式、不動産、保険商品の売込みが中心です。
先週お電話頂いたのは、
保険のお話でした。
生命保険についても、
私への提案は一切必要ありません。』と、
申し上げたうえで、お話を聞くと、
『生命保険契約の使い方について
耳寄りな情報があるので・・・。』
とのこと。
胡散臭い。万が一だろうけど、
クライアントのためになるかもと思い、
20分間だけ、面談のお約束をしました。
約束をした後、聞いてもないのに、
電話口で、
生命保険の説明を勝手にしてきます。
『面倒な人かもね。』と思いながら、
先方の営業トークを遮り、電話を切る。
金曜日に早速お越しになりました。
名刺を拝見すると、
わざわざ東京からお越しになったようです。
『不動産は買いませんし、
生命保険についても、
私への提案は一切必要ありません。』
と、前置きしたうえで、
耳寄りなお話とやらを聞く。
案の定、全く耳よりなお話ではない。
私への不動産と生命保険とダブルでの
売り込みでした。
私たちのクライアントに紹介したい商品では、
まったくありません。
むしろ、間違っても買ってほしくない商品です。
その方は営業一筋でされているそうです。
聞いてもないのに、
商品の説明を丁寧にする。
その商品が良い悪いということではなく、
私はいらないだけです。
『全く買う気はない!』と、
言っているのに、笑顔で、
激しく売り込んでくる。
『これでもか!』と言わんばかりに、
その方は私に
売り込む。売り込む。売り込む。
その方が私に売り込もうとするほど、
私は、あなたからだけは、
絶対に買わない。買わない。買わない。
『買う気がない私に、
なぜ、そこまで売り込むのですか?』
そう聞くと、更に売り込んでくる。
話を全く聞いちゃいない。
『失礼ですが、あなた、売れてないでしょ?』
そう聞くと、更に売り込んでくる。
凄まじい積極性です。
相手のことを考えない猛烈な売込みは、
見習うところがあります。
こんな人がいまだにこの世にいるとは・・・。
自分が客の立場になると、
売る立場の人のことがよく見えます。
『誰のためにその商品を売っているのか?』
私のためと感じると話を聞くし、
売る人本人のためだと感じると話は聞かない。
『売り込まれている。』と感じると、
買いたくなくなるものです。
相手から『買いたい。 』
そう言われるような対応をしたいですね。
私の話を聞くと、
売れるきっかけが見つかったかもしれません。
不愉快でしたが、大変勉強になりました。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
社長の『お金』と『人』へのストレスを減らし
『納得できる意思決定』をサポートする
金沢の 企業未来デザイナー
〒920-0024 金沢市西念2-35-23
奥伸ビル202号室
小林弘昌税理士事務所 代表税理士
株式会社ツナガル 代表取締役
TEL: 076-223-2229
FAX: 076-223-6781
携帯:090-1120-3808
ホームページはこちら