12月のロンドン。クリスマスを目前に控え、誰もが愛を求め、愛をカタチにしようと浮き足立つ季節。新たに英国の首相となったデヴィッドは、国民の熱い期待とは裏腹に、ひと目惚れした秘書のナタリーのことで頭がいっぱい。一方街では、最愛の妻を亡くした男が、初恋が原因とも知らず元気をなくした義理の息子に気を揉み、恋人に裏切られ傷心の作家は言葉の通じないポルトガル人家政婦に恋をしてしまい、夫の不審な行動に妻の疑惑が芽生え、内気なOLの2年7ヵ月の片想いは新たな展開を迎えようとしていた…。
こちらは2003年の、イギリス アメリカ合作の作品になります
どちらかというと、今更?と思われてしまうのではないでしょうか、、多分もう随分
と前に皆様の方が先に、ご覧になっておられるかと思うのですが、そのうち観よう観
ようと、今日まで来てしまいました(皆さんも何本も、そんな作品があるかと思い
ます)
何故この中途半端な時期に観てしまったのか、、、これクリスマスに観るべき映画だ
ったのですな~ わたくしのクリスマス映画といえば、「アパートの鍵貸します」
「素晴らしき哉、人生」「34丁目の奇蹟」「恋に落ちて」「ホームアローン」 辺り
でしょうか?で、今作ですが、はい、素敵で楽しい作品でありました
まぁ、劇中の方々は、それぞれの立場とシチュエーションで「恋」をしていくのです
が、のほほんと見ていられるのが ヒューグラントの首相と秘書のお話でしょうか (何
故か阿部寛と被って見えてしまったのは私だけでしょうか?)
リーアム・ニーソンと子供も微笑ましいですし、コリン・ファースも、うん、まぁい
いかですな アラン・リックマンとエマ・トンプソンは、ついつい「ハリポタ」を連
想してしまいましたが、、キーラ・ナイトレイの話は、個人的に最後がちょっと気持
ち悪かったような、、(すいません)ラブシーンのスタンドインの二人も良かったで
すよ
そして落ちぶれロックスターのお話はまるでイギー・ポップのようでしたな、PVは
もろ ロバート・パーマーのパロディのクリスマスバージョンで、悪趣味感がよかった
でござります ローワン・アトキンソンや、子供のタコ衣装でタクシーもよかった~
で、これまた個人的なのですが、ローラ・リニ―のお話なのですが、あの、恋してる
彼を家に招いて、壁を挟んで「ヤッター!」のシーンはこの映画の中で一番好きなシ
ーンなのですが(予告の動画にも入っておりますので良ければチェックを)
彼女、弟がメンタルの病気で、姉の彼女にしょっちゅう電話をかけてくるので、彼と
イイ感じになっても弟の電話の呼び出し音に邪魔されて、なかなか上手いこといかな
いという、、、
映画の最後でも、良く取れば、かすかにまだ希望はあるのかも?という程度で、彼女
だけ物語に取り残された感じで終わってしまうのです、、、ちょ、ちょっと~!
他のシチュエーションなら失恋の人も居ていいのですが、彼女の場合、上手くいかな
い理由がまるで、障害のある弟がいるから、のような感じに受けられてしまうのです
私の観方が悪いのか!?
ちょっとそこだけ気がかりに感じてしまって、後味が100%スキッとではなくなっ
てしまったのが、私的にはモヤモヤでした、が、充分面白い作品だとおもいます か
なり後半は、力技で進んでいきますが、気にしない、気にしない
ただ、(また愚痴か!)独り者でこれをクリスマスに観るのはちとキツイですぞ~!
ですから、もし、お一人様で観るなら、ちょっと時期を外してご覧あそばせですぞ
よ!って事で、、(笑)
では、また次回ですよ~!