ベトナム戦時中の60年代、アメリカを舞台に、酒と麻薬に溺れながらも歌いつづけた
女性ロック・シンガー「ローズ」の愛と激情の人生を描いている。
60年代の最大の女性シンガーといわれたジャニス・ジョプリンをモデルに、反体制の
空気に満ちた60年代のアメリカの若者を熱狂させた1人のロック歌手ローズの愛と
激情の人生を描いた1979年の作品です。
あくまでジャニス・ジョプリンをモデルにしてはいますが、お話はほぼ映画オリジナ
ルのストーリーになっています。
時代の空気感を一手に背負い、名声の裏側でアルコールとドラッグに溺れていく主人
公のローズをベッド・ミドラーが迫真の演技で熱演し、アカデミー主演女優賞にノミ
ネートされ、同作の主題歌「ローズ」ではグラミー賞を受賞しています。
劇中で歌われるロックからバラードまでを見事に歌いこなしている彼女の代表曲と言
えるのがこの主題曲の「ローズ」で、今でも多くの歌手がカバーしている名曲です。
後のディズニー映画「ホーカス ポーカス」で意地悪な魔女を演じるとは思えない美し
い歌声ですね。
といったところで、また次回ですよ~!