ある日、身も心も男性として生きたいと告白し、そのためにホルモン治療を受けたいという16歳のレイ 突然のことに動揺を隠しきれない母マギーは、不安を打ち消すかのように近所に住む青年と一夜を共にする 一方、すでにレズビアンであることをカミングアウトし、パートナーと暮らしている祖母ドリーは、レイの決断を密かに応援していた 努力を重ね、少しずつ自分らしく生きていくレイを見て意を決したマギーは、ホルモン治療の同意書にサインをもらうため、レイの父親である元夫に会いに行く、、、

 

 

 

 

 

 

こちらは2015年制作の アメリカ映画 アメリカ です(92分)

 

出演は 最近ご紹介した 「パーティーで女の子に話しかけるには」 の エル・ファニン

 

グ が主人公のレイを、他に ナオミ・ワッツ、スーザン・サランドン という豪華なメ

 

ンバーです。

 

 

 

 

Movie この映画は、16歳 にして LGBT に悩む ラモーナ こと レイ が、ホルモン治療

 

を受ける為に、家族で医師から説明を聞いている場面から始まります メモ

 

レイは長年悩み、もう心の準備は出来ているのですが、シングルマザーの母親 マギー

 

は未だに決断が出来ないでいます そんなマギーは母親の家でレイと共に暮らしてい

 

ました。

 

 

 

 

が、その母 ドリーはレズビアンで ラブラブ 恋人も家族のように同居しておりました  会社

 

しかし、未成年者のレイがホルモン治療を始める為には、両親の同意のサインが必要

 

不可欠でした その為に10年もの間、音信不通になっていた父親のクレイグに説明

 

をして、承諾のサインを貰わなければなりませんでした 鉛筆 マギーは書類を持って

 

クレイグのもとへ訪ねて行きます 

 

 

 

 

今では家族を持ち、堅実な生活を送っているクレイグ 彼にレイの事を打ち明けます

 

が、娘が男性になる事を受け入れられないクレイグに、やはり拒否されてしまいます 

 

ただ、マギー自身もサインをしかねていたままでした。そんな母親の苦悩をよそに、

 

日々男性に近づく為に筋トレするレイ ダンベル 父親がサインを拒んでいる事を知ったレ

 

イは、誰にも相談する事なく父親であるクレイグの元へ一人向かうのでしたが、、、 

 

といった感じでございます

 

 

 

 

トランスジェンダーの 自分の性 に悩む、レイという役どころをエル・ファニングは見

 

事に演じているように思えますが、ここまでに至った彼の葛藤や、今後の彼の生活の

 

方がよりドラマチックに思えてしまって、ちょっと消化不良な気持ちになってしまう

 

のが残念でした。

 

 

 

 

そして本作のタイトルである (紆余曲折して、本国では 3 Generations というタイ

 

トルに落ち着いたようですが、、、) レイよりも、母親のマギーにスポットが当た

 

り、 トランスジェンダーの子供をもった母親の立場からの視点の方に、比重が置かれ

 

ている事が期待とのギャップがありました それはそれで楽しめる作品にはなってい

 

ますがね。

 

 

 

 

反面、お話のテーマが重い分、スーザン・サランドン演じるマギーの母親と恋人のコ

 

ンビが、自由奔放な言動と行動で、コメディリリーフ的な役回りを演じて、重くなり

 

がちな作品にユーモアをプラスてくれています スマイル 同級生の男子とケンカをして、

 

顔にあざをつくって帰って来たレイに、夕飯用に置いてあったチキンで冷やす場面は

 

最高です  鳥

 

 

 

 

全体的に、テーマに対してやや掘り下げ方が浅かった感はありますが3世代それぞれ

 

の演技を見る事が出来て、楽しめる作品に仕上がっております。暗くならない トラン

 

スジェンダー映画として、参考になる作品かもしれませんので、機会があればご覧に

 

なってみて下さい 特に女性陣の衣装はオシャレで、視覚的に楽しめますぞ キラキラ

 

では、また次回ですよ~! パー