郊外で穏やかな暮らしを送っていた夫婦の家に、謎の男が訪ねてきた 妻はその男に不信感を抱いていたが、夫は快く迎え入れた その日から、夫婦の家には代わる代わる訪問者がやってくるようになった 「このままでは何か良からぬことが起こる」という妻の訴えを真剣に取り上げようとしない夫だったが、彼女の不安はやがて現実のものとなった、、、

 

 

 

 

 

 

こちらは2017年制作の アメリカ映画 アメリカ です(115分)

 

意図的に 「ローズマリーの赤ちゃん」 に寄せたポスターのアートワークでございます

 

ね、「π」「レクイエム・フォー・ドリーム」「ブラックスワン」等を監督した ダー

 

レン・アロノフスキー の作品で、クセが強そうな作品が並びますが、本作の前には 

 

「ノア 約束の舟」 という作品で、ラッセル・クロウ主演で ラジー賞 ラズベリー にもノミ

 

ネートされるという、ふり幅?もある監督さんであります  

 

 

 

 

本作では、主演に今をときめく ジェニファー・ローレンス と、これまた顔のクセが強

 

い ハビエル・バルデム というお二人 助演と言えども、エド・ハリス に ミシェル・

 

ファイファー という、ある世代には豪華な顔ぶれ! こんな豪華さで、話題にもなりそ

 

うな映画が、日本では劇場で公開はされませんでした  そんなにつまらないのか、?

 

としばしスルーしておりましたが、人それぞれハマる作品ってものがあったりするも

 

ので、今回その可能性に賭けてみた次第です ルーレット コインたち

 

 

 

 

Movie  鑑賞後の感想としては、確かに日本人の私達には、ちょっと難しいというか、す

 

んなりと理解しずらい (あくまでも表現方法がですが) 作品であり、偏った人種向け

 

の作品になっておりました 一応 サスペンススリラーというジャンル分けになってい

 

るのでありますが、、 詩人の男とその妻は、郊外の自然豊かな一軒家で暮らしてお

 

りました 雪。 新作になかなか手が付けられないでいる夫 本  自らの手で家を修繕す

 

る妻  ペンキあせる 

 

 

 

 

そんな二人の生活の中に、見知らぬ男が訪ねて来ます 宿と間違ったというその男を

 

主人は妻に相談もなく泊める事にします この事がきっかけで、翌日はその男の妻と

 

名乗る女がやって来ます 人の家にお邪魔しているとは思えないような無作法な態度

 

に(昼間から他人ん家のベッドで何やら おっぱじめたり する神経 ラブラブ )こちらもイ

 

ライラが募ります 男はどうやら余命が少ないようでした、そこへまた来客が! 二人

 

の息子のようですが、男の遺言書の取り分をめぐって殴り合いのケンカが始まり、弟

 

が殺されてしまいます 僕の血。

 

 

 

 

女と男は勝手に葬式を始め、ぞろぞろと屋敷に弔問客がやってきます 主人は協力的

 

に対応しますが、無作法な客によって家の中はメチャメチヤになり、妻はついにキレ

 

て 全員を家から追い出すのでした 拍手  その日に二人はベッドイン 子供が授かっ

 

たようです。しばらくの時が経ち、妻は出産間近になっていました そして主人は新作

 

を書き上げます。新作を書き上げたお祝いに豪華な手料理を作っていると、彼のファ

 

ンらしき人々が多数家に押しかけます サインをねだる者もいれば、家の物を持ち出

 

そうとする者 壁を勝手に塗る者や、そこらでトイレをする者まで この辺りからは

 

現実を離れたカオスな展開が画面に繰り広げられます 窓からSWATが飛び込んで

 

きての銃撃戦が始まり、火炎瓶が飛び交います。

 


 

 

牢屋に閉じ込められた人々がうごめいたり、主人を崇める宗教が起こったりと、摩訶

 

不思議な異空間がそこに展開します この辺りでこの映画の意図が少し見えるのです

 

が、全てを理解する事は 容易ではありません もやもや 主人は、お腹の大きな妻を連れ

 

て静かな部屋へと非難します ここで破水が始まり、妻は子供を産む事になります 

 

そして無事に男の赤ちゃんを産み落とすのですが、、、 あかちゃん

 

 

 

 

といった (どんな?) 予想もつかない展開に発展していく映画でありまして、最後ま

 

で観終わっても、私のように頭が悪いと理解しずらいかも知れません 批判覚悟で言

 

ってしまえば本作は キリスト教 が下敷きになって物語が構築されています 他のホラ

 

ー作品 「オーメン」「エクソシスト」最近では「死霊館」等も、キリスト教や聖書の

 

考え方が基本になっています。が、知らない私でも多少なり理解し、楽しめます  た

 

だ、本作はよりそれが啓示的、黙示録的に表現されている分、楽しむには少しだけ知

 

識が必要とされる部分が大きいかもしれません 俗に言うメタファー( 隠喩、暗喩 ) 

 

で表現されている人物や、出来事が多いのが、その原因です  

 

 

 

 

この男、この女、息子兄弟、殺人というものが、何の象徴で、具現化したものか はてなマーク を

 

理解する必要があるからです  その為、このメンバーであるにもかかわらず日本では 

 

「公開が見送られた原因」 だという事の方が理解 出来てしまうのでした 滝汗 だか

 

ら結果つまらないのか?という所ですが、これがそうとも言い難い作品で、 最初か

 

らの不穏な感じと、謎めいたストーリーテリングによって 観だしたら最後までみてし

 

まう事は確かです 全てを理路整然と理解しようとするとしんどくなるかもしれませ

 

んが、人生なんてそんなものの積み重ねと、スイッチを切り替えてご覧になれば、違

 

う面白さも見つけられるものです 目

 

 

 

 

何せ ジェニファー・ローレンス と ハビエル・バルデム ですぞ ビックリマーク その上、エド・ハ

 

リス に ミシェル・ファイファー(かなり嫌な女を演じております)これだけでも観る

 

価値は十分あるのでありまする  監督はこの前に、そのままの ノアの箱舟 映画を撮

 

り、ちょっとつまずいた感がありますが、どうせならこれを観て、「天地創造」 を併

 

せてご覧になると、また面白いかもしれません  サスペンス映画としても楽しめま

 

すし、ちょっと変化球作品をご覧になりたいという方には楽しめるかもしれませんの

 

で、時間があればチャレンジしてみてはいかがでしょうかです  ドクロ

 

では、また次回ですよ~! パー

 

 

 

 

 

 

 

映画のエンディングで流れる曲です そのままの歌詞でありました  ドクロ  地球  音譜