スコットランド バンを運転する妖艶な美女が夜の街で次々と男に声を掛ける 彼女の誘いに乗ってしまった男たちは、そのままどこかへと姿を消し、決して戻ってくることはなかった そんな彼女の正体は、宇宙からやって来た謎の生命体 人間の皮膚に身を包み、男たちを誘惑しては捕らえていく こうして人間と関わっていくうちに、いつしか彼女の中で思いも寄らぬ感情の変化が起こり始めるが…。

 

 

 

 

 

 

こちらは2013年制作の イギリス イギリス アメリカ アメリカ スイス スイス 

                                                                      の合作映画です。(108分)

 

スカーレット・ヨハンソン 主演の作品で、ほぼ彼女が 独り出ずっぱり の作品になり

 

ます。この映画の詳細をご紹介するのは、これまでになく 大変難しい事でありまして 

 

それは映画の内容を紹介するのは簡単な事なのですが (文章力はお分かりの如く、置

 

いといて ロボット ) 前知識 を持たずに鑑賞して頂くのが、この作品の最上の観方だと思う

 

からなのです。とは言え、予告編がありますので、その辺りで予測が出来る範囲での

 

ご紹介となる事を ご了承お願いいたします  ぺこり

 

 

 

 

Movie オープニングは抽象的で、幾何学的な美しさで始まります 始まって10分位で

 

私個人は、この映画が大変に好みなのを感じました 説明やセリフを排除し、映像だ

 

けでこちらに解釈を任せてくれます そしてこの映画が、いったいどのジャンルの映

 

画かさえもです はてなマーク 真っ白い部屋に横たわる女性  死んでいると思われるその女性か

 

ら、衣服を脱がせ 全裸の自分が身にまといます 女性に付いていた 蟻 を手に乗せ眺

 

める女 そう、この映画の中の彼女には、最後まで名前が付きません それどころか

 

他の誰にも名前は付いていません。

 

 

 

 

その空間の非日常さから、これが SF映画 だという事が 何となく理解されます 服

 

を身にまとった彼女?はバンに乗り込み町へと出て行きます 独り者の男を狙う為

 

に、、、 何人かの男に声を掛け、何人かの男を寂れた家へと誘い込みます 真っ黒

 

いその部屋で、おもむろに服を脱ぎだす彼女 ブラジャー に惹かれるように、男も服を脱ぎま

 

す トランクス すると、、、半魚人

 

 

 

 

そして又、車に乗り 男を探して町を徘徊する彼女 (映画の三分の一は、運転席に座る

 

彼女の画です ハンドル ) ある日、再び男に声を掛け車へと誘います その男は顔の腫瘍があ

 

り他人を避けて生きて来た男でした 車の中で互いの身体に触れ合う二人 彼女はいつ

 

ものようにその男を家へと誘い込みますが、最後の所で男を逃がしてやります。

 

 

 

 

彼との交流によって、彼女の中の何かが変化します 車を捨て、歩いて彷徨う彼女

 

ある男との出会いでベッドを共にしますが、途中 自分の身体の変化に気付き、その場

 

を飛び出します ランニング 森の中で出会った男に襲われ、レイプされそうになるのです

 

が、身体の変化は もう限界に来ているようでした 生理 それを恐れた男は、、、ポーン 

 

という内容です掴み所のない文章になってしまっていますが、お話のアウトラインは

 

そんな感じです。

 

 

 

 

ストーリーと映像に合った音楽が、映画をより雄弁に語る助けになる素晴らしさです

 

SFでありながら、彼女の頭から触手が出て来たリ、口が裂けて人を食べたり キスマーク とい

 

うような描写は全くありません ひげ 映画はどちらかというと、タイトルにあるよう

 

に SFという形体をとっているものの、皮膚という外見、見た目で判断する世界を皮

 

肉った、揶揄した内容のように感じます 映画では彼女には仲間がいます しかし、

 

何を目的に彼女等がそこに居るのか? 目的は? の説明は一切ありません 

 

 

 

 

この余白を自分の空想や、感性で楽しめるかで、この映画の好みは分かれると思いま

 

すが、説明過多で全て見せてしまう作品に飽きている人には魅力的だと思います こ

 

んな風に書いておきながら、本当は真っ白な状態で、ご覧になってみると、何だ!こ

 

の映画?と徐々に理解し始める楽しみもある作品であります。そして、なかなか余韻

 

の残る映画にもなっていますので、興味が湧いたらご覧になってみて下さいませです

 

では、また次回ですよ~! パー