8月のある暑い日。父親が失踪したとの知らせに、滅多に顔を合わせない三姉妹がオクラホマの実家に集まる。長女のバーバラは反抗期の娘に手を焼き、夫との関係にも問題を抱えていた。自由奔放な三女カレンは怪しげな婚約者を同伴し、ひとり地元に残る次女アイビーはいまだに独身のまま。そんな娘たちを迎えた母バイオレットはガンで闘病中ながら、相変わらずの歯に衣着せぬ毒舌ぶりで、いつしか家族の間に不穏な空気が漂い始め…。

 

 

 

 

 

 

こちらは2013年の アメリカ 映画になります アメリカ

 

ピュリッツァー賞とトニー賞をダブル受賞した トレイシーレッツ の戯曲を映画化した

 

作品であります よって、舞台はオクラホマの田舎にポツンと建つ、両親の家の中で

 

大部分のお話が進む事になります

 

 

 

 

オープニング  ネイティブアメリカンの家政婦を雇うにあたり、家の説明をする主人

 

の べバリー そこに ガンを患い、その上安定剤を飲んでいる バイオレット が入って来

 

ます その瞬間に、もう既に バイオレット を演じる メリルストリープ が一気に場面

 

を持って行ってしまうのであります 流石であります この バイオレット 薬のせいも

 

あるでしょうが、まぁあ~口が悪い  キスマーク 足あと 主人には文句を言うは、ネイティブアメ

 

リカン の ジョナ に インディアン 呼ばわり と、毒舌の嵐、、、 そんなある日、主

 

人の べバリー が突然、失踪してしまいます

 

 

 

 

それをきっかけに、バラバラだった娘三人が、何年かぶりに実家に集まって来ます 

 

長女の バーバラ は、結婚して思春期の娘がいますが 夫とは只今別居中であります

 

次女の アイビー は 独身ですが、地元近くに住んでいて恋人が出来たようです

 

三女の カレン は 自由を謳歌してマイアミに住んでいますが婚約者が出来、結婚予定

 

です

 

 

 

 

そして バイオレット の妹 マティ と、旦那の チャールズ その息子の リトルチャール

 

ズという面々が集まるのですが、そんな中、べバリー が遺体で発見されます 葬儀は

 

滞りなく終わりますが、その悲しみも癒えないうちに、テーブルを囲む家族に向けて 

 

バイオレット の口撃 が始まるのでありました ドクロ ドンッ

 

 

 

 

この作品 コメディ という分類になっておりますが、これを コメディ と観る事が出来

 

る方はかなり ブラック な感性をもっている方でありまして、アメリカでもそうジャン

 

ル分けされているとすれば、だいぶ シニカルでインテリ な方向けな気がします バカ

 

殿を 時代劇 のコーナーに置いてあるような違和感です 馬鹿殿ヅラ(眉付き)  家族を描いているので

 

すが、非情にシリアスな重い内容で、家族は何でも話せる、心許せる存在という反

 

面、最も許せない、最も遠い存在にもなりえてしまう現実が描かれる事になり、私達

 

は その一触即発 な現場に、否応無く 立ち会わされる事になります 

 

 

 

 

それぞれ立場や生活もあり、映画の後半では、一人としてこの家に来た事で良い方向

 

へ向かう事無く、バラバラに去って行きます (その後、変化はあるかも知れないので

 

すが、、、) 車 DASH! ラストの バイオレットがネイティブアメリカン の ジョナ の

 

胸にうずくまるエンディング の意味を、深く考えてしまう私でありました、、、UFO

 

 

 

 

出演者は非常に豪華で、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ジュリエット・

 

ルイス 男性陣がこれまた好きな俳優ばかりで、ユアン・マクレガー、クリス・クーパ

 

ー、ベネディクト・カンバ―バッチ、サム・シェパード という顔ぶれでございまし

 

て、特に クリス・クーパー は、この作品の中では かっくい~くて、まともな男の分

 

類でありました 筋肉

 

 

 

 

内容的には、家族の本性と 悪態の応酬 の作品でありますが、豪華俳優陣のアンサン

 

ブルをご覧になるには、もってこいの作品となっております 家族ってどこもそう変

 

わらないもんだな~と、変に関心させられる映画ですが、興味が湧いた方はご覧にな

 

ってみて下さいませです

 

では、また次回ですよ~!