今日「Yahoo!」のトピックスを見ていたら、

応急手当「人工呼吸は不要」

と言う記事があった。
何でも突然人事不省に陥った場合、人工呼吸→心臓マッサージという従来の救急法でも、心臓マッサージのみの場合でも、蘇生率に大した違いはないのだそうである。

じゃあ人工呼吸だけひたすらやってた場合はどうなんだよう!

と言うのが当然生まれてくる疑問なのだが、残念ながらその件についての統計は記載されていなかった。

僕は高校生くらいまで、「子ども劇場(劇団ではなく、お芝居を観る市民団体)」でガキンチョひきつれてキャンプに行ったりしていたので、救急法の講習を受けたことがある。
もちろん人工呼吸も教わったが、その時はダッチワイフみたいな練習台の人形(なぜか女の子だった)を相手に遠慮会釈なく息を吹き込んだだけであった。

気道確保!

後年プールの監視員の女の子とつきあっていた時に一度人工呼吸プレイをしたことがあったが、特筆すべき事項も特にないまま、苦しさだけが残ったのを覚えている。
二人して餃子を食べたあとに試みたのも敗因の一つかも知れない。

愛の海に溺れた二人に、救急法など意味をなさないのさ。

その割には、ヤツはあっさり上がって行きましたが。

と言う訳で、今後は救急法から人工呼吸は割愛される方向なんだそうな。
しかしこれはなんと言うか…大変もったいない話しである。
青春ドラマやらなんやらの夏のエピソードに、人工呼吸と言うシチュエーションが無くなってしまうのである。


幸子はクラスでも目立たない女の子。勉強が特にできる訳でなく、スポーツももちろんダメで、おまけに貧乳。
小学校から仲のいいマキちゃんはスポーツ万能で男子生徒の憧れのマト。
高校二年の夏休み、幸子はマキちゃんに、クラスの男子数人と海に行こうと誘われる。
しかもその数人の中には、これまたスポーツ万能、成績優秀なクラス委員のヒロユキくんが。
お約束通り幸子も密かにヒロユキくんに憧れているのだ。
そんなこんなでこれまたお約束通りカナヅチの幸子はいやよいやよと言いながら結局海に行ってスクール水着で沖に流され、危ういところをヒロユキ君に助けられる。
もちろん都合良くヒロユキくんも幸子のことが内緒で好きで、呼吸の止っている幸子に人工呼吸をするとかしないとか…

高鳴る胸、濡れて半開きのくちびる。
もちろん前歯に昼飯に喰った屋台の焼きそばの焼き海苔が張り付いていたりとか、水と一緒に飲み込んだ海藻がはみ出していたりとかはしない。
意を決したヒロユキの顔が幸子に近付いて行く…


みたいなシチュエーションは、未来永劫無くなってしまうと言うことである。
残念なことこの上ない。

しっかしこの小話、「高校教師(桜井幸子、持田真樹、真田広之)」のキャストをもとにしたのだが、なんだかどこぞの劇団みたいになっちゃったなあ…。