「ガンダム」が「GM」になって久しい。
「GM」と言っても「ゼネラルマネージャ」ではない。
RGM-79、RX-78ガンダムの量産型である。
僕みたいな自称「こだわりと愛情を持つ」ファーストガンダム世代にとって、最近の薄利多売ガンダムは「ガンダム」ではなく「GM」に思えてしまう、と言う話だ。
まったくもってけしくりからん事ではないか。
現在放映中の「ガンダムSeed Destiny」とか、あれはもうなんなんですか?
敵にも味方にも掃いて捨てるほどの「ガンダム」。
もっと慎みをもちなさい、と言いたくなってしまう。
ついでに言わせてもらえば今回の「Destiny」は話もひどいものである。
最初の1クールは、誰がどう見ても主人公不在で、一体全体誰に感情移入していいのかわからないし、おまけに「オーブ」という中立と言うかなんと言うか、微妙な立場にいる地球上の国家は、前作では確か中東あたりの地理であったにもかかわらず(名称は「オーブ首長国連邦」で、響き的にもそっちの方を連想させる)、そこに建立された前大戦の慰霊碑の文字は日本語、代表からの手紙も日本語。
どうなっておるのか?
コズミックイラ(と言うのが「宇宙世紀」に変わる元号?のようなものらしい)世界では、日本語は世界語だと言うことなのか?
その上前述の如く大量生産されるガンダム、若すぎる指導者達、おまけにキャラクターはデザイン上にも若すぎる(幼すぎる)し、さらに軍服はミニスカあり、肩だしありと、軍規無用の野放し状態。
これでエリート部隊と言うから恐れ入る。
嗚呼、ガンダム…どこへ行ってしまうのか、ガンダムよ…。