Let's Spend the night together now! スリルなもっと夜を…

今日は七夕ですね。
最近五反田から渋谷まで、ちんたら40分ほど歩いている。
40分と言えば縄跳びを1500回跳ぶのとほぼ同じ時間なので、特に息が切れたり、脚が痛くなったりと言うことは今の所ない。
初代金の字・キクチハジメ曰く、「根性は理論にゃ勝てねえよ(縄跳びじゃビリーにゃ勝てねえよ)」との事だったが、なかなかどうして。
縄跳びだって捨てたもんじゃない。
そもそも理論と屁理屈で世界が回るんだったら、地球はとっくに伊集院光とみうらじゅんに牛耳られているはずである。
うまくすれば僕とスギモツ師で日本くらいは分割統治させてもらえているかも知れない。
最後の最後に勝負を決めるのは、不屈の闘志と正義の心だって事を思い知らせてやる。
VIVA!根性!!やっつけてやるぜ。
…誰をだ?

「七夕」と言えば白納豆では天河異伝というお芝居なんです。
天河異伝とはどう言うお話か、と言うとだね…

桃太郎とかぐや姫が、織姫と彦星になるの。

と、要約するとものすごくアホウのようなになってしまうのだが、つまり七夕とおとぎ話を題材にした恋愛ものだった訳です。
桃太郎とかぐや姫(なよ竹)は下界で恋仲だったのだが、天界の姫たるなよ竹は政略結婚のため天界へ連れ戻され、あきらめきれない桃太郎は彼女を追って天界へ…。

最終的には二人は結局結ばれず、天の川の対岸同士に引き裂かれるのだが、年に一度、七月七日だけ会う事を許される、というオチ。
書いたのはもう十三年も前なので、青いっつうか純粋っつうか…
「年に一度しか会えなくても、お互いを信じていられる愛」
とか、今は書けねえなあそんな事(笑)。
初演当時なよ竹を演じたのは、何を隠そうフラれた女の子。
ていうか台本のベースはその失恋だったりする訳で、全く当時からチャレンジャーである。
結局その子とはその後二年くらい(二股承知で)つきあう事になるのだが、まあ色々な目に遭いましたわ。
彼女の車が横転事故を起こした時は、現場に一人取り残され(彼女はカレシが迎えに来た)、旅行先では三つ又が発覚し(さすがにこの時は死んでやろうと思った)、公演中に新たなる男の影が(さすがに別れることにしました)…などなど、枚挙に暇がない。
でもそれから十年経つけれど、彼女を恨む気持ちは不思議とない。
今偶然どこかで逢ったら…きっとそのまま笑って呑んでホテルに直行…みたいになるかも知れない。いや、さすがにそれはないか(笑)。

そんな青くて切なくてたまにやるせない台本を、十年ぶりに再演したのが「天河異伝FE(fullmoon edition)」。
殺陣の再構築、青くて語りすぎてクサい部分をけずってけずって等々、大手術を施した。
初演は7/7に会わせて上演したが、FEは中秋の名月にあわせてみた。だから正確には今日の思い出に書くのはちょっとおかしいのかも知れない。
でもやっぱり…何つうのかな、
「愛」とか「想い」とか「願い」とか、そう言ったものが永遠である(あって欲しい)って、正々堂々と言えちゃうのってすげえよね。
十三年前の自分をちょっと尊敬しちゃうもの。

そんな訳なので、7/7は十三年前の僕と、桃太郎となよ竹に免じて、世のカップルどもの幸せを祈ってやる日なのである。

カレシもカノジョもダンナもワイフもラマンもじいさんもばあさんも、訳ありカップルも脳無しカップルもハニーもダーリンもジュテームも火傷男も凍傷女もガハハもヤリチンもDTも、みんなみんな幸せになっちまえ、なりやがれ!
今夜だけは俺が許す!
キッスでもペッチングでも、なんでもかんでもやりやがれ!!

きっと雲に隠れて、今日は密会日和だぜ。
なあ、桃…。

過去の時代から星が降る夜は あなただけを感じてたい
溺れそうなほど星が降る夜は あなただけを抱きしめたい…