今日は白納豆第一回刀研究会であった。
「研究会」と言っても別に「あの刀は何年ごろの備前物で…」とか「やはり波の平の刃紋が…」とか、そういったマニアックな集まりではなく、「殺陣をやりやすい刀を作りましょう、なるべくチャチくないの」ということである。
実際問題として、金に糸目さえつけなければわりと簡単にクリアーできる問題ではあるのだけれど、僕たちのような弱小マイナー劇団ではそういうわけにもなかなか行かない。
ジュラルミン製の刀は軽いしそこそこ見栄えもするがすぐ曲がるとへこむし、へこんだら直せない。一振り七千から八千円なり。
回を重ねるごとにがたがたの鋸刀になるのがいやなら毎公演取り替えることになるし、そうすると必要本数かける五回公演プラス練習用、とんでもない話である。
模造刀はジュラルミンよりも安くて拵えも派手だが、重いうえにすぐへこむ。何よりも危険極まりない。
高津倉庫で竹光を借りると言うのが妥当かつ無難だが、金銭的に不安だし、稽古用の木刀と比べてあまりに重さが違いすぎる。
…というわけで、最終手段はやはり「作る」と言うことに落ち着いたのである。
幸い白納豆が保有する模造刀は大刀四振り小刀二振り。
コレの刀身を軽くて強度のある素材に置き換えることが出来れば、見栄えがよくて振り回せる刀が出来るはずである。
…まあ要するに高津倉庫がやってることを自前でやろう、ってことなんですが。
今日半日かけて試行錯誤した結果、どうにか鞘に納まる程度のものは作ることが出来た。
今後の精進しだいではかなりのものが出来るに違いない。
「天河」本番まであと三ヶ月、こっちのほうもがんばるぞ!!