今日は八日ぶりの休み。
特に見るべきものもなく、やるべきこともなく、ついでに携帯を紛失中の私には、家で読書が分相応。
布団にくるまって読むだけ読んで眠くなったら寝る、これもまた一つの小確幸(小さいけれど確かな幸せ)である。
最近何となくはじめてずるずると続けてしまっている「風林火山」批評だが、小なりと言えど人様にお見せしているものであるから、やはりうろ覚えのいい加減な記憶で書いては申し訳ない。
ここは一つ、きちんと読み直してみようではございませぬか。
「風林火山」は大河ドラマの原作とするにはいささか短い小説である。
文庫本で270ページくらい。
僕がもっているのは昭和六十三年印刷のものだから、最近のものより文字が小さくてページ数が少ないかも知れない。
それを差し引いても、真剣に集中すれば二時間くらいで読み終えてしまう。
えーっとまず最初に。
すいません、板垣信方、「風林火山」でも「信方」でした。
「信形」なのは「甲越軍記」のの方でしたね。
「甲越軍記」もこれはこれで面白いので、機会があったら読んでみるとよろしいかと。
史実とは全く相違しておりますが(笑)。
さて「風林火山」。
ドラマの本編の入り方が原作通りというのは以前書いた通りなのだが、読めば読むほど今回のドラマの脚本が、原作を逆手に取っていると言うことが判る。
原作の勘助は剣術もできないし、諸国も巡ってないし、何よりびっくり、片目ではない。
これは盲点だった。
ぜんぜん気が付かなかったが、風林火山の勘助は片目じゃなくてスガ目なのだ。
そしてやっぱりというかなんと言うか、短い。
おおざっぱに言うと
「信玄公に仕える→諏訪攻め→由布姫と信玄公をくっつけるのに奔走→川中島で戦死」
という流れで、この間史実では二十年。
はしょり過ぎだろ!
ついでに言えばかなり史実に対してはええかげんなスタンスでもある。
諏訪の詰めの城が高島城であったり、甘利虎泰が砥石城の戦い(世に言う「砥石崩れ」)で死んだり、上田原の戦いが砥石崩れよりあとだったり…。
それでも「風林火山」が面白いのは、ひとえに「勘助視点」で描かれているからであろう。
ドラマの「風林火山」は勘助と晴信公、双方の視点から描かれていて、口元に締まりのない小デブであることにさえ我慢すれば、晴信公にも感情移入の余地がある。
しかし原作版ではそうではない。
信玄公は勘助の最大の理解者でありつつ、心の奥底では何を考えているのか判らない潜在的な敵として描かれている(様に思う)。
ドラマ版の勘助は、原作版に比べるといささか「普通の人」じみていて(ららら姐さん曰く「ちょっと高貴よね」だそうだ)こぎれいな印象だが、原作ではかなりの変質者である。
まあこの辺はこれから由布姫が出て来てどう変わるか、ってことなんでしょうがね。
ドラマは現在39ページのあたりを進行中。
ミツとは似ても似つかぬ由布姫に、どう言う理由で惚れるのか勘助。
興味津々である。
僕的には於琴姫に期待したい。誰がやるのか知らないが、一人くらいは華のある姫を…。
特に見るべきものもなく、やるべきこともなく、ついでに携帯を紛失中の私には、家で読書が分相応。
布団にくるまって読むだけ読んで眠くなったら寝る、これもまた一つの小確幸(小さいけれど確かな幸せ)である。
最近何となくはじめてずるずると続けてしまっている「風林火山」批評だが、小なりと言えど人様にお見せしているものであるから、やはりうろ覚えのいい加減な記憶で書いては申し訳ない。
ここは一つ、きちんと読み直してみようではございませぬか。
「風林火山」は大河ドラマの原作とするにはいささか短い小説である。
文庫本で270ページくらい。
僕がもっているのは昭和六十三年印刷のものだから、最近のものより文字が小さくてページ数が少ないかも知れない。
それを差し引いても、真剣に集中すれば二時間くらいで読み終えてしまう。
えーっとまず最初に。
すいません、板垣信方、「風林火山」でも「信方」でした。
「信形」なのは「甲越軍記」のの方でしたね。
「甲越軍記」もこれはこれで面白いので、機会があったら読んでみるとよろしいかと。
史実とは全く相違しておりますが(笑)。
さて「風林火山」。
ドラマの本編の入り方が原作通りというのは以前書いた通りなのだが、読めば読むほど今回のドラマの脚本が、原作を逆手に取っていると言うことが判る。
原作の勘助は剣術もできないし、諸国も巡ってないし、何よりびっくり、片目ではない。
これは盲点だった。
ぜんぜん気が付かなかったが、風林火山の勘助は片目じゃなくてスガ目なのだ。
そしてやっぱりというかなんと言うか、短い。
おおざっぱに言うと
「信玄公に仕える→諏訪攻め→由布姫と信玄公をくっつけるのに奔走→川中島で戦死」
という流れで、この間史実では二十年。
はしょり過ぎだろ!
ついでに言えばかなり史実に対してはええかげんなスタンスでもある。
諏訪の詰めの城が高島城であったり、甘利虎泰が砥石城の戦い(世に言う「砥石崩れ」)で死んだり、上田原の戦いが砥石崩れよりあとだったり…。
それでも「風林火山」が面白いのは、ひとえに「勘助視点」で描かれているからであろう。
ドラマの「風林火山」は勘助と晴信公、双方の視点から描かれていて、口元に締まりのない小デブであることにさえ我慢すれば、晴信公にも感情移入の余地がある。
しかし原作版ではそうではない。
信玄公は勘助の最大の理解者でありつつ、心の奥底では何を考えているのか判らない潜在的な敵として描かれている(様に思う)。
ドラマ版の勘助は、原作版に比べるといささか「普通の人」じみていて(ららら姐さん曰く「ちょっと高貴よね」だそうだ)こぎれいな印象だが、原作ではかなりの変質者である。
まあこの辺はこれから由布姫が出て来てどう変わるか、ってことなんでしょうがね。
ドラマは現在39ページのあたりを進行中。
ミツとは似ても似つかぬ由布姫に、どう言う理由で惚れるのか勘助。
興味津々である。
僕的には於琴姫に期待したい。誰がやるのか知らないが、一人くらいは華のある姫を…。