PS2用Arcade Cabinetの製作 その4 | Arcade Cabinet

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自作したゲームコントローラを紹介します


製作中のPS2用のArcade Cabinetの経過を報告します。
ほぼ完成しました。

前回の報告では15インチのアクオス(LC-15C5)の液晶を使用していましたが、古い液晶のためか残像がひどくシューティングゲームをするには目が疲れて納得のいかないものでした。
また、サイズが大きく場所をとるため家族からも不評でした。

そこで、全面的に設計を見直し、全く別なものを作りました。

液晶は下記のHDMI接続可能カーナビ用10.1インチオンダッシュモニターのものを使いました。


PS2を綺麗な画質で表示するにはRGBかD端子しか無いのですが、解決するためマイコンソフトのFRAMEMEISTERを購入しました。
PS2(D端子) > FRAMEMEISTER > 液晶ディスプレイ(HDMI) と接続する事にしました。



次にiDrawで作図しました。
小さな筐体に液晶パネル、液晶のメイン基盤、FRAMEMEISTER、PS本体、ACアダプター、スピーカーをすべて内蔵するため、設計にかなり時間がかかりました。

ACアダプターは内蔵し、本体への配線は電源ケーブル1本のみにしました。
さらに外部電源用のACソケットを1個取り付けました。
(スーパーファミコンをつなぐため)


PS本体は、取り外し可能な設計です。コントローラーのソケットは本体上面になります。(少しかっこわるいかも)ソフトは背面から出し入れです。

せっかくFRAMEMEISTERを装着したので、21ピンのRGB端子やS端子の外部入力を利用するため側面に外部入力用パネルを設置しました。



FRAMEMEISTERの威力は抜群でD端子経由でもデジタル接続に匹敵するにじみの無い画質です。あまり期待せず購入したカーナビ用10.1インチオンダッシュモニターも古い液晶パネルとは違い遅延や残像は全く気になりませんでした。



正面からです。
ジョイスティック、ボタンはすべてセイミツ製です。



13インチ液晶を装着したMacMini用Arcade Cabinetと並べてみました。



今はスケルトンの状態ですが、塗装するかどうか悩んでいるところです。