なぜ、住まいが変わると
人生の「感じ方」が変わるのか?
家づくりのご相談を受けていると、
こんな言葉を耳にすることがあります。
「今の家に、大きな不満があるわけではないんです」
「困っていることも、特にないんです」
それでも、
どこか落ち着かない。
どこか疲れが抜けない。
暮らしに大きな問題はないはずなのに、
心の奥に、説明しづらい違和感が残っている。
実は、こうした感覚を抱えている方は
とても多いように感じています。
人は「感じ方」を通して暮らしている
人は、
出来事そのものよりも、
どう感じているかによって
日々の満足度を決めています。
同じ広さの家でも、
落ち着く人もいれば、
なぜか疲れてしまう人もいる。
その違いは、
間取りや性能だけでは説明できません。
私たちは、
これまでの経験や価値観を通して、
世界を見ています。
言い換えると、
一人ひとりが
「思考のフィルター」を持って
暮らしているということ。
住まいもまた、
そのフィルターを通して
無意識に受け取られているのです。
住まいは、思考と感情の「居場所」
やまぐち建築設計室では、
住まいを単なる建物として考えていません。
住まいとは、
一日の終わりに戻り、
思考を緩め、
感情を休ませる場所。
だからこそ、
「どんな暮らしがしたいか」だけでなく、
「どんな気分で過ごしたいか」を
とても大切にしています。
朝の光が、
やさしく入るかどうか。
家族と自然に集まれる距離感か、
一人になれる余白があるか。
そうした積み重ねが、
暮らしの感じ方を、
少しずつ変えていきます。
情報が多すぎると、人は疲れてしまう
最近の住まいは、
とても便利になりました。
けれどその一方で、
視線に入る情報が多すぎる空間も
増えているように感じます。
物が多い。
視線が抜けない。
どこにいても落ち着かない。
こうした環境では、
知らず知らずのうちに
思考が休まらなくなってしまいます。
私たちは設計の中で、
「光」「視線」「余白」を
とても大切にしています。
すべてを見せない。
すべてを詰め込まない。
それは、
心を守るための設計でもあります。
外側が整うと、内側も整いはじめる
「気持ちに余裕を持ちたい」
「もっと穏やかに暮らしたい」
そう思っても、
自分の努力だけでは
なかなか変えられないこともあります。
けれど、
環境が変わると、
人の感じ方は驚くほど変わります。
住まいは、
頑張らなくても
人を支えてくれる存在です。
何もしなくても、
そこにいるだけで
少し気持ちが整う。
そんな住まいがあると、
人生の見え方まで
変わってくるのだと思います。
正解よりも、「その人らしさ」を
「失敗しない家」
「正解の間取り」
世の中には、
たくさんの情報があります。
けれど、
その正解が
その人の人生に合っているとは限りません。
やまぐち建築設計室が大切にしているのは、
誰かの成功例ではなく、
その人自身の感覚です。
理由はうまく説明できないけれど、
なぜか落ち着く。
その感覚こそが、
その人にとっての
本当の「心地よさ」なのだと思います。
住まいは、人生を静かに支える存在
住まいは、
人生を変えようと
声高に主張する必要はありません。
ただ、
毎日を受け止め、
静かに支えてくれる存在であればいい。
もし今、
暮らしの中に
小さな違和感を感じているなら。
それは、
もっと自分に合った環境があるという
サインなのかもしれません。
やまぐち建築設計室は、
暮らしの質を大切にしながら、
住まいと人生を
丁寧につなぐ設計を心掛けています。
今回の投稿が、
ご自身の暮らしを
少し立ち止まって考える
きっかけになれば幸いです。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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