(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事の現場にて
工事着工前の神事
地鎮祭を執り行いました。
 
 

画像
仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事地鎮祭


 
住まい手さんの計画が
現場でカタチとなり
イメージが出来るようになるのは
もう少し先の話しですが
まずは良い意味での一つの区切りとして
地鎮祭。
 
 
 
地鎮祭を始める少し前までは
小雨の降る中でしたが
徐々に雨も止み「ありがたい」。
 
程よい状態で無事
祭事を執り行う事が出来ました。
 
様々なご縁のなかで
家造りというカタチだけではなくて
暮らしの息吹が住まい手さんにとって
心地よいものであるように
机上のイメージから
現場に出現する「カタチ」。
 
住まい手さんご夫婦と
関係者にとっても
大切な時間。
 
年末に向けてスタートです。
 
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リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

テレビボードは
壁掛けテレビの場合は不要なのかどうか?。
 
 

画像
※MOLTENI&C OSAKA ショールーム空間展示


 
 
テレビがブラウン管を
使用した深い奥行きを持ったものから、
いわゆる液晶画面や
有機ELを使用した
「薄型」となってから
かなりの年月が経ちました。
 
それによって
インテリアの雰囲気も変わり
テレビを自立させることなく、
壁面を有効に利用した
壁掛けタイプとすることも
年々目にすることが
多くなっています。
 
これからテレビを
新しく購入する際には
壁掛けとすることを
検討している人も
多いのではないでしょうか?。
 
勿論、新築やリフォーム
リノベーションの場合に
インテリアコーディネートと共に
ご提案させていただくのですが
購入マンションへの
引っ越しの際に
インテリアコーディネート依頼で
家電も一緒に・・・・・。
という設計とは別の意味での
暮らしに関する
ご依頼もあります。
 
 
 
 
そういった際に家電
テレビについても
ご相談をいただく事も多いので
少し壁掛けテレビについて
書いてみたいと思います。
 
テレビに付き物であるのが
テレビの位置を
ある程度の高さに
保持ししておくテレビ台、
つまりテレビボードですが、
テレビを壁掛けにすることで
テレビを「置く」という
行為そのものが
不要となることから
テレビボードも不要、
と考える人もいます。
 
これは考え方にもよりますが
空間によっては
正解の場合もありますし
そうではない場合もあります。
 
壁掛けテレビのメリットと
取り付けの際に
気を付けること。
 
そもそもテレビを
壁掛けにすることにおいては
メリットもあれば
デメリットを感じることも
出てきます。
 
まずメリットとして、
テレビを壁掛けにすることによって
空間自体を
非常にスッキリと
させることができます。
 
計画的に空間を設計していれば
特に壁面の中に
配線をすべてまとめて
隠しておけるので
生活感が出にくく、
ある意味で
非日常的なイメージを
演出することが可能です。
 
「転倒の恐れが無い=地震に強い」
というのも
地震国である日本では
安心材料となるものです。
 
一般的にテレビを置く場合には、
テレビボードの上に
脚を装備したテレビを
置くわけですが、
以前までの奥行きが深い
ブラウン管のものと比べると、
薄型になったことで
安定感という点では
悪くなっています。
 
テレビを固定する転
倒防止のグッズなどは
地震対策として有益ですが、
揺れの大きさ次第では
それでも転倒する恐れは
捨てきれません。
 
テレビを壁掛けとする際には
「落下」のリスクも
気になりますが、
基本的に壁掛けテレビは
壁に金具を取り付けて
その金具にテレビを固定する
という方法をとるので、
壁自体が崩れるような
大きな地震でなければ
落下の恐れはないと言われています。
 
勿論「補強」を適切に
施している事の前提ですが。
 
また掃除の際や
小さなお子様が誤って倒す、
といった心配も無くなります。
 
一方で壁掛け式のテレビの
取り付けに
リスクがあるとすれば
「工事の際の失敗」と
「それを回避するための費用」が
一番に挙げられます。
 
取り付けだけなら
一般の人でも
可能かもしれませんが
固定が不安定になったり、
取り付け自体が
曲がってしまうなどの
リスクがあります。
 
固定自体が
甘くなって落下する危険性もあり、
その際にはテレビの故障や
怪我にも繋がりかねません。
 
家の新築やリフォームの際に
計画的に考えておけば
壁面の補強や、
そのままなら
むき出しになる配線の工事も
配慮が出来るので安心です。
 
それでも壁掛けテレビに
テレビボードは
必要なケースもあります。
 
そうした諸問題や検討を
クリアして壁掛けテレビを
設置したとします。
 
そこに今回のblogテーマである
「テレビボード」は必要でしょうか?。
 
やはりテレビを
「置かない(壁に掛かっている)」
のだから不要?。
 
それも正解のケースがあります。
 
しかし、
それでもやはり「テレビボードは必要」な
ケースもあります。
 
インテリアや空間、
そして過ごし方の趣としても。
 
テレビボードが果たす役割。
まず現代の住空間において
テレビボードというものは
「テレビを置く台」に
限らない存在感と
機能性を持っています。
 
AV機器やそれに付随するもの、
ゲーム機などを
収納しておく役割もあり、
それに対応するソフトの類も
そこに一緒に
収納しておく方が便利です。
 
住宅の中における
収納スペースに
不足している部分を
テレビボードで補う事も
計算の中にはあります。
 
また、
テレビが壁掛けになるという事は
少なからず
テレビの下のスペースが
空くことになります。
 
そこを余白としておくの
もひとつですが、
せっかくであれば
有効に活かしたいものです。
 
空いた部分を
デッドスペースとせずに、
家族が集まるリビングスペースに
有益な収納部を設けることは
日々の整理整頓・片付けの
スムーズ化。
 
そして探し物に要する時間の
削減など
多くのメリットを
もたらします。
 
テレビを置かないことで
テレビボード上部が
まるまる空くことにもなるので
そこを飾り棚として
活用することも空間構成にも
良い効果が生まれます。
 
そして、
テレビボードを配置することで
空間における重心も
低くなるので
空間自体を
広く見せる効果も
併せ持ちます。
 
そのことから
無いよりはある方が良い
というレベルかもしれませんが、
壁掛けテレビを採用する際にも
テレビボードの存在価値は
大きいものです。
 
テレビボードを選ぶなら
家具やインテリアの
要素を考える。
 
その際にどのような
テレビボードを選択するのかは
人それぞれニーズも異なります。
 
引出し・扉の有無、
数量、位置。
 
総幅・奥行き
高さなどのサイズ。
そして素材。
 
その点を加味しながら
選んでいく際には
オーダー製作も一つの選択肢ですし
建材メーカーの既製品を
セレクトしつつ
セミオーダーする
カスタム化も
使い勝手やインテリアの効能に
付加価値が生まれます。
 
空間の雰囲気と
自身の希望する使い勝手が
両立されたものが
手に入りやすくなることは、
「見て」「使って」
「心地よく感じる」
事のできる
暮らしと直結します。
 
それぞれのニーズに応じた
テレビボードを
カタログスペックや
セミオーダー
フルオーダーなど
ニーズに合わせて
僕は設計と空間提案の範疇として
インテリア提案を行います。
 
場合によっては
テレビボードではない家具を
テレビボードとしてご
利用いただくような
意外な提案もあるかもしれません。
 
壁掛けタイプを含め、
新規のテレビの買い替えや
その際のテレビボードの検討の際にも
気軽にご相談いただければと思います。
 
暮らしと空間と居心地を
間取りと家具提案からも丁寧に。
 
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家具と暮らしの時間、
座っているのに
疲れるという
過ごし方にならないように。 
 
 
 

画像
インテリア空間提案ショールーム・モルテー二大阪


 
何故、
座っていても疲れるのか?。
 
食事、仕事、歓談、
余暇の時間。
 
 
 
 
私たちは椅子に座って
様々なことを行い、
多くの時間を過ごしています。
 
座るという行為は
自重を何かに預けている
という状態であり、
立っているよりも
身体的な負担が
軽減されているという状態です。
 
それにも関わらず、
長時間着座していると
疲れを感じる、
という人は少なくありません。
 
それはなぜか?。
 
立っているより
座っている方が
楽なのはなぜか?。
 
まず
立っているよりも
座っている方が楽と感じる、
あるいは
実際そうであるという
理由を考えてみます。
 
筋肉の活動率の違い。
 
通常人間は
直立状態を維持するには
骨(靭帯)だけでは難しく、
「抗重力筋」という筋肉が
活動すること
そして身体のバランスを
保っています。
 
端的に言えば、
重力に対抗して
正しく安定した姿勢を
維持しているという事です。
 
座っている状態は
抗重力筋の活動が
抑えられている状態ですから、
立っている状態と比べて
エネルギー消費が低い(状態)
と言えます。
 
体内のエネルギーを
消費すると
乳酸と呼ばれる
疲労物質が生成されます。
 
これが疲れの原因の1つです。
よく“乳酸が溜まる”と言われるものです。
 
座っている場合は
筋肉の活動量が少ないので
疲労が溜まりにくい、
すなわち楽な状態だと
考えることができます。
 
もう1点
交感神経と副交感神経の作用
という観点でも
違いは明白です。
 
立っている時は
交感神経が
優位な状態とされます。
 
エネルギー代謝量が
多いことに加えて
各種神経も
興奮している状態です。
 
つまり体内のエネルギーを
より使うこと、
つまり疲労に繋がります。
 
一方で座っている場合は
副交感神経が
優位な状態です。
 
穏やかな安静状態に
身体をコントロールします。
 
この2点から
立っているよりも
座っている方が楽だと
結論づけることができるのです。
 
では楽な姿勢をとっているのに
何故疲れてしまうのか?。
 
あるいは腰や肩に痛み
疲れを感じる事になるのか?。
 
それには以下のような
理由が考えられます。
 
まず背中の
S字ラインの崩れが
考えられます。
 
人の背骨は
S字型にカーブした
形状です。
 
正しい姿勢だと
背骨のS字のカーブが
しっかりと保たれ、
その姿勢を保つことで
疲労感が抑えられます。
 
しかし、
実際には椅子に座り
パソコン作業などを行うと
頭が前傾し
背骨のS字のカーブが
崩れてしまいます。
 
つまり
背中が丸まっている
状態です。
 
皆さんもデスクワーク時に
そのような状態を体験していませんか?
段々と姿勢が崩れてきたり
肘をついてアゴを支えたり。
 
その状態をしばらく続けていると、
背中や肩の筋肉の張りや
内蔵の圧迫に繋がります。
 
また、
前傾姿勢は
腰や椎間板への負担も
大きくなります。
 
S字型のカーブ=理想的な姿勢をサポート
それが出来ない椅子に座ることが
着座時の疲れの
原因になってしまうという事です。
 
あるいは椅子のサイズや
テーブル・デスクとの
高さのバランスが
自身の体型に合っていない
という可能性があります。
 
特に椅子の座面高に関しては
体圧分散を
効率よく行う意味でも
足裏がしっかりと
床に着くような調整が必要。
 
その上で
テーブルの高さなども
椅子の座面高に合わせて
適切でないと
姿勢の歪みに繋がり、
疲れやすくなるんです。
 
疲れにくい椅子の条件とは?。
 
では所謂「疲れにくい椅子」とは
どのようなものを
指すのか?。
 
それは
背骨のS字カーブを
サポートしてくれて
体圧分散性に優れ
自身の体型に
合っているものです。
 
椅子に座った際
自然と腰回りに
椅子の背板が
フィットしてくれる椅子が
良いかと思います。
 
また、
腰が当たる部分の面積が
広い椅子がお薦めです。
 
デザイン性が高くても
細いアームや背板の椅子は、
身体に当たる部分が
狭いため
長時間の座面サポートには
向いていません。
 
人は長く座っていると
どうしても体を左右に動かし、
可動させながら
楽な体勢を整えます。
 
その際、
腰回りは
可動させる程の
サポートの幅が無ければ
自然と体を動かすことが
できません。
 
フィット感が高いと
共に適度な
可動幅があることで
疲れが出にくい
椅子となります。
 
次に体圧分散とは
その名のとおり、
身体に掛かる圧力(=体圧)を
一か所ではなく
できるだけ複数の箇所や
広い部分に散らして
身体の負担を
和らげることを言います。
 
私たち人間の身体には
必ず曲線があり、
凸凹(でこぼこ)が存在します。
 
例えば平らな床に
仰向けに寝転んだ場合、
身体の中でも出っ張った
臀部・後頭部・肩甲骨など
床に触れる部分には
体圧がかかりやすくなります。
 
接地面に触れる面積を
多くすることは、
通常では接地しないような
身体のへこんでいる部分も
支えることができるので、
身体全体の負担を
減らすことが出来る
という事です。
 
家具のデザインにも
人間の体型を考えた曲線は
美しさを持って
座り心地の究極を表現しています。
 
実際に家具ショールーム等では
体感を味わいながら
心地良さを試すことが大切です。
 
同時に足裏が
床にしっかり設置する事も
この体圧分散においては
重要です。
 
僕がいつも
間取りを考える際に
住まい手さんを
家具ショールームへ
ご案内させていただくのは
空間との構成や
相性も大切にしつつ
椅子とテーブルの
バランスや心身との
心地の具合を
イメージする為。
 
椅子に座っていて
疲れを感じる仕組みと
それを防ぐための
椅子の選び方について。
 
椅子を選ぶような時には
いくつもの候補から
「これが良い」と
選定する時間も
丁寧に考えています。
 
暮らしと間取りと
インテリアから考える心地に
健康な暮らしという
観点からも
「椅子」の事も
暮らしと共に
イメージできるようにと思います。
 
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暮らしと家具とインテリアについて。
 
ダイニングテーブルの
奥行を考えるという事で変化する
空間の印象と使い勝手。
 
 

画像
※空間の比率を検討し提案時にイメージしやすいように行うデザインCG設計


※空間の比率を検討し提案時にイメージしやすいように行うデザインCG設計
 
空間比率という考え方を大切に。
 
ダイニングテーブルは、
比較的暮らしの中心の場となりやすく
同時に家の「顔」としての
役割をも持つ重要な家具です。
 
 
 

画像
※家具レイアウト・庭造成前のLDKの状態



 
それだけに
ダイニングテーブルを選ぶ際には
デザインだけでなく、
間取りと暮らしとの調和や
サイズについても
十分に検討したうえで
決定する必要があります。
 
間取りとあわせて
扉の開閉方向や
室内を移動する際のゆとりなども視野に。
 
 

画像
※家具レイアウト・庭造成前のLDKの状態



 

画像
※庭造成が完成し空間比率の趣をそのままカタチにしたLDK空間と家具レイアウト


 
そして、
そのサイズを検討する際、
「幅」はしっかりと検討しているものの、
「奥行」はなんとなく
選んでしまっていることは
ないでしょうか?。
 
 

画像
※居心地の良さと多様性のデザインを間取り構成と空間構成に設計提案を行っています



 
 
ダイニングテーブルの奥行の決定については
一定の基準を考えるべきです。
 
その基準を理解したうえで
検討することが「失敗のない」
テーブル選びに繋がります。
 
奥行が「狭い」。
テーブルの奥行を狭くすることで
享受できるメリットがあるとすれば、
壁までの距離や
収納との間隔が空くことです。
 
これはチェアの
引きしろ(出し引きに必要なスペース)に
余裕が確保できるということにも
繋がります。
 
同時に空間を
広く見せることになります。
 
しかし、
このメリットは
テーブルを使用する際の
快適性を損なうリスクもはらんでいます。
 
テーブルのサイズ決定に際して
スペースとの兼ね合いは
重要ですが
「極端に狭いサイズにしない」ことが、
使い易いテーブルの
ポイントです。
 
食事や何かの作業を行う場合、
個人の快適な作業性を
高めるスペースとして、
その奥行は40センチは必要。
 
これを2人分確保する、
つまり互いが正対する状態では
80センチとなります。
 
基本的にテーブルの奥行は
ここを目安にして、
それ以下にならないように
極端に狭くしないことを
お勧めしています。
 
もちろんそれを想定した
間取りと空間提案を行う前提です。
 
常時4人以上が使う想定の
ダイニングテーブルでは
おおよそ80センチ~90センチ、
サイズの大きいもので
95センチ~1メートルの
奥行が標準になっています。
 
これは「長方形としての美しいバランス」も
考慮されたものですが、
それ以上に
「使い勝手」や「距離感」が
重要視されています。
 
向かい合った際の
距離感が近くなりすぎてしまうことを避け、
向かい合う人同士の足が
テーブル下で干渉しないという点が
配慮された「根拠」があるんです。
 
互いの間に大皿を置く際の余裕も、
この奥行を
適正なものにすることで
叶います。
 
家具は暮らしの道具であると同時に
インテリアであり、
常に「見える」ものです。
 
あまりアンバランスなものは
やはり見栄えが良くありません。
 
空間の構成にも配慮が必要です。
 
テーブルの奥行は
向かい合う人が余裕を持って
使用できるものを。
 
そのうえで使い勝手も良く
美しく見えるものを
選ぶのが鉄則です。
 
奥行が「広すぎる」テーブルで
起こることは
テーブルの奥行が広すぎると
対面で座る際に
互いの距離が遠くなるため、
会話やその他のやり取りが
行いにくくなります。
 
ダイニングテーブルは
食事をする用途だけでなくて、
日常会話も行う「コミュニケーションの場」です。
 
ダイニングスペースは
家族が集まって会話がしやすい場所に
したいと考える人も多いかと思います。
 
それが不便になるのは
避けたいものです。
 
また、
奥行が広すぎると
テーブルの中央に
料理を置いた際に
腕を伸ばしても手が届かない、
という事もありえます。
 
これは少々大げさな例ですが、
椅子から少し立ち上がらなくては
料理に手が届かないような
状況に陥るのは
やはり不便かと思います。
 
ダイニングテーブルのサイズを決める上で
押さえておくべきポイントのひとつに、
食事をするときに
必要な1人分のスペース
という考え方があります。
 
ランチョンマットの
標準のサイズは横50センチ×縦35センチ。
 
このサイズなら
マット上に大小のお皿2枚、
ボウル1つ、
グラス1個の1人分の
食事のセットを置くことができます。
 
腕を動かすスペースや
ゆとりを考えると
1人分の食事に必要なスペースは、
幅50センチ~70センチ、
奥行き35センチ~50センチです。
 
この基本的なサイズを
把握しておくだけでも
テーブルの選び方は変わります。
 
椅子の引きしろ、空間とのバランス。
 
テーブルのサイズを考える際に、
もうひとつ大切なポイントがあります。
 
それはテーブルを
設置したい場所において
「テーブルの周りのスペース」についても
考慮できているか、
という事です。
 
テーブルの周りのスペースが
狭すぎると、
立つ・座るといった動作がしづらくなり、
心地よくテーブルを
使用することができません。
 
テーブル周りの
必要なスペースを
生活動線
※普段の生活で部屋の中を移動する経路
と言いますが、
普段の生活を思い出しながら
テーブル周りの生活動線が
確保されるかどうか
イメージする事が大切です。
 
具体的な数値をみていくと
チェアの引きしろの理想は
テーブル天板の端から
80センチ~90センチ。
 
これだけあれば、
アーム付きチェアの
スムーズな出し入れ、
そこでの立ち座り、
着座している人の後ろを
別の人が通過する、
という動作を
スムーズにこなすことができます。
 
また、
壁やキッチンに対して
どのように家具を配置するのか、
部屋との関係性も踏まえ
レイアウトを間取りと共に
イメージする時間も大切。
 
僕がいつも間取りを考える前に
インテリアショップへご案内するのは
そういう意味もあるからです。
 
テーブルのサイズを選ぶ際は、
用途や人数に合わせた
サイズの想定、
テーブルを置く部屋の広さに加えて
テーブル周りのスペースも
考慮する事で、
暮らしに程よく合った
ダイニングテーブルを
選ぶことができます。
 
ダイニングテーブルの奥行は、
人が食事をする際に
必要となるスペースと
生活動線を考慮したサイズを
選ぶように。
 
自身のライフスタイルを思い浮かべながら、
基準もふまえた
バランスよいサイズを選ぶのが
最適と言えます。
 
住まいの空間の間取りから
最適なテーブルサイズを割り出し、
レイアウトをご案内します。
 
そしてテーブルの
レイアウトだけではなく、
お持ちの家具との相性や配置、
照明や観葉植物に至るまで、
空間全体を捉えた
ご提案を設計として行っています。
 
テーブルのサイズの決定だけではない
「空間提案」と「暮らしの提案」を丁寧。
 
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住まいの新築計画
打ち合わせの途中です。
 
 

画像
※アトリエにて住まい手さんご夫婦と家の間取り、建物の配置を見ながら打ち合わせ



 
 
(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事
 
建物は見積もりも完了して
工事を行う工務店も決定し
引き続き外構(庭)の計画について
打ち合わせの途中です。
 

高台という事もあり
道路から土地(敷地)の地盤までの高低差を
どのように活用して
暮らしの充実をデザインするべきなのか?
 
家の間取りと駐車スペースから玄関までのアプローチ
リビングから繋がるテラス・デッキの存在を
土地全体の構成として
風景と共に佇まいにも関連する部分を含めて
最終的な方向性を調整しているところです。
 
窓の外に見える風景も
部屋の居心地には関連する部分ですから
暮らしの質感とイメージに寄り添いながら
暮らし方の提案を
今度は家の外側で
より深く生活環境を整える基礎づくり。
 
高台という状態をどういう意図をもって
デザインするのかで
暮らしの雰囲気は変わりますから。
 
 

画像
※工事の着手時に資材の搬入や出入りの事があるので先行した一時造成のイメージに
計画建物をレイアウトした状態



 
 
先ずは図面だけではなくて
イメージが共有できるように
一時造成となるき「切り土」の状態をCGにて提案。
 
更地の状態から建物が建つ状態
そして切り戸とイメージも動きが見えるように。
 
そして、
ここからのイメージは打ち合わせと提案に。
 
 

画像
※玄関までのアプローチ周辺・玄関ポーチは洗い出しで玄関の中まで続く和を楽しむ外部空間



 
 
暮らしと生活の環境を
丁寧に考えてみませんか?。
 
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インテリアと

生活空間の計画において、

動線計画は非常に重要な要素です。

 

動線とは

人が移動するルートの事を指します。

 

家の中で移動しにくい状態を

想像してみてください。

毎日それが家の中で繰り返されると

どうですか?

 

そうならないように

事前に間取りの中に

考えておくべき要素が

動線の計画です。

 

 

住まい手のライフスタイルと価値観を汲み取り最適化した暮らしの提案を間取りに落とし込むプラン

 

 

暮らしやすさや

自由な使い勝手を手に入れる際には

間取りに意識をとらわれがちですが

間取りだけではなくて

間取りの要素を

イメージする事が大切です。


そういう意味で

快適な暮らしを実現するためには、

家の中での人の動きや

物の流れを考慮した設計が

不可欠になります。

 

インテリアと動線計画、

家の中の動線の種類や

その計画について。

 

動線計画の基本とその重要性

動線計画とは、

住空間内での人の動きや

物の流れをスムーズにするための

計画のことをいいます。

 

様々な種類や分別の仕方がありますが、

「家事動線」

「生活動線」

「来客動線」の3種類に

分類する事が多いと思います。

 

そしてそれぞれに応じた考慮が必要です。

 

1:家事動線とは

家事動線は、

日々の家事作業を

効率良く進めるために重要です。

 

例えば、キッチン、洗濯機、

浴室などを近くに配置して

スムーズな動きが出来る間取り構成で、

家事の負担を軽減します。

 

また、

必要な物をスムーズに取り出せるよう、

収納場所の配置も重要になります。

 

頻繁に使用する物は手の届く場所に、

そうでない物は

少し離れた場所に

収納することがポイントです。

 

2:生活動線とは

生活動線は、

家族が日常生活で移動する

パスをスムーズにするための計画です。

 

家族のライフスタイルに合わせた

間取りを考えることが大切です。

休日やそうではない人の

バランスや

一日の過ごし方、

家族間でのプライバシーを守るためにも、

寝室へのアクセスや

リビングスペースの配置を

考慮する必要があります。

 

3:来客動線とは

来客ストレスがなく

家の中を移動できるよう、

玄関からリビングへのアクセスを

明確にすることが重要です。

 

また、トイレへの案内も

容易になるように

配置を考えておくことが大切。

 

動線計画を成功させるポイント

動線計画を成功させるためには、

以下のポイントを考慮した方が良いです。

 

空間の有効活用

 

家具や壁といった障害物が

動線上にないように配置します。
出入りしやすい扉の計画、

これらにより、

人の動きがスムーズになり、

空間の有効活用が可能になります。

 

多機能スペースの設計

限られたスペース内で複数の活動ができるよう、

多機能スペースの設計を

考えることが有効です。

 

例えば、ダイニングテーブルを

仕事や学習スペースとしても

使用するといったことが考えられます。

 

光と風の流れを考慮

自然光の活用

窓や採光の配置を工夫することで、

自然光を室内に取り入れる事で、

開放感や清々しさ

といった価値観での

快適性のある空間を実現します。

 

通風計画

窓の配置を考慮して、

室内の通風を良くすることも重要です。

 

これにより、

外部環境によりますが

空気の質が向上し、

心身に対する健康的な生活が促されます。

 

インテリアと動線計画は、

快適な生活空間を計画する上で

欠かせない要素です。

 

家事動線、

生活動線、

来客動線の考慮に加え、

空間の有効活用や

光と風の流れを考慮することが、

快適で機能的な住空間を生み出す為の

鍵となります。

 

暮らしの趣をイメージしながら

間取りと要素をそういう観点から考えると

見えてくる暮らしの快適性と

未来像の質が向上しますよ。

 

過ごし方を考えた

住まいの設計を丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム
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 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-41階)
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住まいの新築計画、

間取りと過ごし方の価値観を

打ち合わせ中のところ。

 

橿原のアトリエにて住まい手さんご夫婦と和モダンの趣を持つ暮らしのデザインについて打ち合わせ中

 

 

今年の二月にホームページを通じて

新規ご相談予約をいただき

ご相談と打ち合わせ

YAMADA×IDC大塚家具ショールームの

ご案内を経て

現在は間取りの方向性が

決まりつつあるところ。

 

暮らしの動線、

生活のスタイルを

整理整頓させていただきながら

過ごし方の意味を掘り下げつつ

情報整理として

今は空間や建物外観

雰囲気の部分と紐づく部分で

打ち合わせを重ねているところです。

 

家具のサイズ感や雰囲気等は

そういうところで

間取り打ち合わせの重要な要素になります。

 

家具のレイアウトを

間取りに紐づける事で

どれくらいの「ゆとり」が部屋に生まれて

椅子やソファに座った際には

どのような室内空間が広がるのか?

 

僕はそういうところも

イメージとして

できるだけ事前の段階で

お伝えするようにカラーも含んだ

内観も様々な拡張の意味を持たせて

提案させていただくようにしています。

 

色の変化、素材の変化で

同じ間取りであっても

随分空間の雰囲気が変わりますから。

 

趣も丁寧に計画段階から。

そろそろ家の(仮称)も

提案させていただこうかと思います。

 

暮らしの雰囲気も丁寧に。

 

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※アウトドアライフと郊外の暮らしを愉しむ事を趣にイメージをつくった家

 

家の庭やテラスで楽しむバーベキュー(BBQ)は、

手軽にアウトドア気分が味わえるので

憧れる方も多い事かと思います。

※アウトドアライフを楽しむ外部空間を提案した設計のカタチ

 

※土間テラスとウッドデッキを重ねアウトドアキッチンとピザ窯も備えたBBQスペース

 

家造りのご相談中にはそのような事に関しても

ヒアリングしつつ

暮らし全般のイメージを考えています。

 

家でバーベキューをしたいと思ったら、

先ずは自分の家が

バーベキューに適した環境かどうかを

考えてみるように。

 

住宅地は一軒家であっても

周りに建物が密集していることが多く、

近所の迷惑を考慮して

行う必要があります。

マンションではバーベキューの禁止が

明記されていたり、

安全上「煤煙等を発生させる行為」等が

禁止されていることが多く、

ほぼ不可能と考えておいた方が良いです。

 

BBQ等を楽しむには、

ある程度のスペースを確保する必要があります。

コンロやテーブルを置くだけでも

6〜8畳程度はあった方が良いです。

庭だけでなくバーベキューを可能にするような

屋上やバルコニーを計画する事もひとつです。

 

ウッドデッキやバルコニーで

BBQをするなら、

天然木や樹脂素材は避けて、

タイルや舗装材など燃えにくい素材の上で

調理するように。

外でのとダイニングスペースと利用した後の

掃除も行いやすくなります。

 

バーベキューをするにあたって、

意外に大切なのが近所付き合いです。

事前にバーベキューの話を出しながら

理解を深めておくのも大切です。

 

リビングから庭まで移動しやすい動線。

快適に過ごすためには、

BBQスペースや外構だけでなく、

家の間取りと動線も大切です。

BBQをする場所からリビングに移動しやすければ、

ゲストや家族が休憩しやすいので

快適に過ごしやすくなります。

 

キッチンからもBBQをする場所に

移動しやすければ、

準備や片付けも楽にすませることが可能に。

近くに水回りがあるだけで

調理や掃除の手間はかなり軽減されます。

 

来客用の駐車場がある。

駐車スペースに余裕があることも、

家バーベキューに欠かせないポイントのひとつ。

 

自宅に車を停められる場所があれば

問題ありませんが、

そうでなければ自宅からアクセスしやすい

時間貸し駐車場を案内する

必要がでてきます。

路上駐車は避けたいところです

 

住宅地で行うBBQは、

どれだけ周囲に気を配っても

制約が生まれるもの。

 

気の合う仲間たちと

思いっきりバーベキューを楽しみたい!

ということなら、

将来郊外にセカンドハウスや

週末ハウス・別荘を建てるのも

もひとつの手です。

理想の暮らしを100%反映できる

注文住宅であれば、

プライベート感溢れる

開放的な庭、外と中を自由に行き来できる

アウトドアリビング専用のコンロや調理台など、

計画性も随分変わります。

 

色々な考え方もありますが、

自分達にあった

環境の変化がある住宅の

二拠点生活にすれば、

別荘は遊び心と癒しに溢れた空間にデザインする

なんて自由度の高い住まいの計画も可能です。

心身ともに環境を変えるくらしも

これからの過ごし方の価値観だと思います。

 

気軽にアウトドア気分を

楽しめる便利アイテムを収納できるスペースも

間取り検討時には配慮を。

 

庭やテラス、バルコニーなどでの

バーベキューに欠かせないのは、

調理専用の設備やコンロです。

 

バーベキューコンロは

熱源や材質、形がさまざまで、

熱源は炭火式やガス式、

材質はスチール製やステンレス製、

形はテーブルに置ける小さなタイプから、

脚つきで地面に設置するタイプまで

色々あります。

 

また、日本で昔から使われてきた

七輪もひとつのコンロと言えます。

 

コンロを持ち運びたくないなら

重くても頑丈なタイプ。

 

色々な場所で楽しみたいなら

持ち運び可能な軽量タイプ

BBQといえば網の上に

食材をのせるイメージがありますが、

肉や野菜を焼くときに網の間から

肉の脂が炭に落ちた際に出る煙が

臭いの原因になります。

 

網の代わりに鉄板を使えば

煙を抑えることも可能。

また、無煙ロースターや

無煙コンロといった調理器具で

臭いを抑える方法があります。

 

調理器具はバーベキューコンロに限らず

色々な種類があるので、

家の立地や敷地の大きさ、

どんなBBQをしたいかというイメージにも合わせて、

調理器具を吟味しておくことも

楽しみのひとつに。

 

自宅とはいえ、テントや組み立てイスなどの

アウトドアギアがあったら、

アウトドア気分がさらに盛り上がります。

 

テントの種類は多種多様なので、

好みに応じて選ぶのがベスト。

 

主なテントの種類。

2本のポールをクロスさせて立てる

定番の「ドームテント」。

1本のポールで尖った屋根のような形を作る

「ワンポールテント」。

広げたら簡単にテントになる

「ポップアップテント」など、

用途や好みに応じて色々なタイプから。

 

座り心地やデザインにこだわって選べば、

屋外だけでなくて、部屋の中でも使えます。

 

コンパクトに収納できて

持ち運びも楽な組み立てイスなら、

使い勝手の良さに手放せなくなると思います。

 

調理台として活用できる

大きめのテーブルも便利なアイテム。

みんなで食事をするだけでなく、

食材置き場や下ごしらえなど

幅広い用途に役立ちます。

高さ調整可能なタイプなど

種類はさまざま。

 

中には収納棚や

ランタンスタンドなどの機能を備えた

本格的なキッチンテーブルもあります。

 

炭のほかに軍手やトングなどの

着火道具も。

 

炭は、大人1人につき

1時間1キロが目安。

 

炭の性能は種類・価格帯によって

異なるので、

家の環境にあったタイプの選定を。

 

バーベキュー用の炭の種類。

黒 炭…火付きが良い一般的な炭。

立ち消えが少ないので

BBQにた最適。

 

備長炭…安定した火力が自慢。

燃焼時間が長いが

火が付きにくく扱いが難しい。

 

オガ炭…おがくずから作られた炭。

接着剤不使用で煙や臭いが出にくい。

 

マングローブ炭…手頃な値段だが、

煙や臭いが出やすく

燃焼時間が早いのが難点。

 

トングは炭だけでなく、

肉などの食材をつかむのにも

便利な道具です。

 

炭を挟むトングは、

食材用より長めで、

熱が伝わりにくい特徴があります。

 

食材用は、肉・魚・野菜を

つかみやすい種類が揃っています。

 

手袋は火傷だけでなく、

手の汚れや怪我からも守ってくれるアイテム。

 

簡単に手に入る軍手でも良いですが、

バーベキューを何度もするようであれば、

少し値が張っても

耐火性に優れたグローブや、

革手袋がおすすめ。

 

軍手よりも高温のものを持つことができて、

木材のトゲなどからも

手を守ってくれます。

 

覚えておきたい注意点を確認。

事前に近所にお声かけをする。

BBQをする前に、

まず忘れてならないのは

隣近所への声がけです。

さらに、バーベキューをした後にも

近所の人へのフォローをしておけば、

その後も良好な近所付き合いが。

 

臭いと煙の範囲に気を付ける。

バーベキューの苦情に多いのが

臭いや煙。

炭の臭いはカーテンや布団、

洋服などにつくと、

落ちにくいのが特徴です。

 

20メートルあれば

ぎりぎり臭いがつかないとも言われますが、

風向きによって

50メートル以上届く場合や、

近所の家の中に入り込むこともあります。

 

住宅密集地など、

建物が多い場所であれば、

煙や臭いを出しにくいコンロや炭などで、

工夫するように。

 

話し声や騒音に注意する。

お肉を焼いたりビールを飲んだりしていると、

いつの間にか話し声も

大きくなっているものです。

 

また、自分では音を立てていないと思っても、

意外と近所には騒音として

響いていることもあります。

 

BBQをするとき、

さらにアルコール類を飲む場合は、

いつも以上に騒音には気を配りを。

 

常識的な時間に終わらせる。

住宅地など、

周りに建物がある家で

バーベキューをするときには、

終わらせる時間を考えて

始めると良いです。

 

夕方から始めると

気づいたら遅い時間になっていることも多く、

小さい子供やお年寄りのいる家庭には

迷惑がかかります。

 

また仕事柄昼と夜が逆転していたり

曜日によってシフト制など

様々な条件の違いもあります。

 

昼の早い時間から始めて、

夕方に終わらせれば、

比較的近所への負担も

少なくて済みます。

 

勿論無理のない中で

二拠点のような

自然や家時間を楽しむような

郊外の家を持つことも

人生の楽しみ方だったりします。

 

バーベキューをするにあたって

大切なのは、

日常生活を送る近所の人たちに

配慮をしたうえで

アウトドアライフを楽しむことです。

 

煙や臭いを抑える事のできる

アイテムもたくさんあるので、

家の状況に合わせて

導入を検討してみてください。

 

ルールとマナーを守って

楽しく家でのバーベキューができるように。

暮らしのシーンをどこまでイメージしておくのか?

間取りだけではなくて

過ごし方をイメージする事は

大切な考え方です。

 

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この度、ご縁がありまして

奈良県中南和エリアのコミュニティラジオ局

FMヤマトにて

53日(金)放送の

水田耕三「和の心で感動経営」という番組に

ゲスト出演させていただきました。

 

水田耕三「和の心で感動経営」出演者一同FMヤマト・スタジオにて

 

難しい話しではなくて

暮らしの事や空間の事

心地を考える事の大切さも含めて

家造りの時に考える大切な事を

お話しさせていただきました。

 

記念に

パーソナリティーの阪口智子さんと

出演者一同での一枚。

 

前列向かって左側より

水田耕三さん・私

後列向かって左側より

(株)関西工務店 吉田社長・パーソナリティ 阪口智子さん

 

この度のご縁に感謝です。

 

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

睡眠の質を高めるベッドの選び方。

※Poltrona Frau Osaka (ポルトローナフラウ大阪ショールーム)

 

睡眠の質を大きく左右するポイントの一つが

ベッド選びです。

マットレスを高品質なものにすれば

よく眠れるようになるといった単純な話ではなくて、

ベッドを部屋に置いたときの

圧迫感や配置位置窓や壁、

天井や照明の雰囲気によっても睡眠環境は変わります。

 

良質な睡眠生活を送るための

ベッドの選び方や、

最適な大きさの指標、

圧迫感を感じさせないような

配置のコツなどについて。

 

一般的なベッドのサイズは

大きく分けて6種類あります。

サイズによって変化するのは幅のみで、

長さ(寝る際の背丈方向)は

どの家具メーカーも

195cm前後で設定しています。

 

名称        サイズ(幅)

セミシングル    約90センチ

シングル      約100センチ

セミダブル     約120センチ

ダブル       約140センチ

クイーン      約170センチ

キング       約190センチ

メーカーによっては独自のサイズを

展開しているケースもあります。

長さが約205cmになる「ロングサイズ」や、

本来のサイズよりも

一回り幅が広い「ワイドサイズ」などもあるため、

体型にあったベッドを選択できます。

 

また、やまぐち建築設計室の

お問合せフィシャルフォームから

家具相談をご依頼いただければ

フルオーダー家具も含めて

ベッドに関しても

ご相談に応じさせていただきます。

 

マットレスの種類。

マットレスの寝心地によって、

ベッドの快適度は大きく左右されます。

 

マットレスの種類は

細かく分類すると無数にありますが、

大きく分けるとコイルが入っているか

入っていないかの違いです。

 

【コイルあり】

ボンネルコイル&ポケットコイルコイルが

入っているタイプは、

2種類あります。

 

コイル全体を一体化させている

「ボンネルコイルタイプ」

コイルを一つずつ個別に入れてある

「ポケットコイルタイプ」

ボンネルコイルは一部分が沈むと、

それにつられるように

全体が沈んでいくのが大きな特徴。

 

床に布団を敷いた感覚で寝られます。

 

一方でポケットコイルは

圧のかかる部分だけ深く沈むため、

体の凹凸に沿って

マットレスが支えるイメージです。

 

【コイルなし】低反発&高反発マットレスコイルが

入っていないタイプは、

低反発と高反発タイプに分けられます。

 

低反発は弾力があり、

堅さを感じるタイプです。

 

「柔らかすぎる布団は好きではない」

という人に向いています。

 

一方で高反発は

圧がかかると

沈み込むような感覚が特徴。

 

腰や首などマットレスと

隙間ができやすい部分も

しっかり支えてくれます。

 

ただし寝返りが打ちにくい

密着する分布団に

熱がこもりやすいといった

デメリットもあります。

 

ベッドフレームの種類。

とくに取り扱いが多いのが以下の5種類です。

 

キャビネットタイプ

ノンフレームタイプ

フラットタイプ

ロータイプ

収納機能付きタイプ

 

キャビネットタイプは

ヘッドボードが棚のようになっている

ベッドフレームです。

 

コンセントもついているタイプなら、

スマホの充電や

ランプの設置も可能です。

 

ノンフレームタイプ(すのこベッド)。

ヘッドボードがなく、

布団やマットレスを乗せる板に

足がついただけのタイプです。

 

部屋をすっきり見せたい場合に

選択する事が多いです。

 

フラットタイプ。

ヘッドボードに収納機能がなく、

平らの板がついただけのタイプです。

 

ノンフレームと同様に

ベッド周りをシンプルに見せる事が出来て、

枕が後ろにズレにくいというメリットがあります。

 

ロータイプ。

足が短く、地面に近いベッドフレームです。

 

寝相が悪く転落の危険性がある人に

適しています。

 

また、家具の背が低いことで

部屋をすっきりと見せる効果もあります。

 

収納機能付きタイプ。

ベッド下に

引き出しが付いたタイプです。

 

本来ベッド下は

無駄なスペースになりやすいため、

デッドスペースを活かした

収納が可能になります。

 

反面、物を置きすぎることで

ベッド下の通気性が

悪くなるデメリットもあります。

 

実際にベッドを選ぶときは、

さまざまな要素を考慮する必要があります。


その中でも特に重視したいのが、

「寝心地の良さ」と

「部屋に置いたときのバランス」の2つ。

 

マットレス選びは単純ではなく、

柔らかくてボリュームがあるタイプを

選べばOKとは限りません。

 

心地良さの感じ方は

人それぞれなので、

実際にさまざまなマットレスに

寝てみてから判断していく方法が

おすすめです。

 

しかし、近くに寝具ディスプレイをしてる

インテリアショップがない場合もあります。

 

そんなときは、

今の寝具で満たされている点と

不満な点をリストアップしてみると良いです。

 

今の寝具に感じる欠点を

補ってくれそうな

マットレスタイプはどんなタイプか、

また、そのタイプのマットレスは

今の寝具の長所も持ち合わせているのか。

 

消去法で選択肢を狭める事で、

理想のマットレスに

たどり着きやすくなります。

 

ベッドサイズを決める。

ベッドサイズは寝心地の良さと

部屋の雰囲気に

大きな影響を与えます。

 

大きなベッドを選べば

寝心地は良くなるかもしれませんが、

圧迫感や窮屈さを

感じてしまうかもしれません。

 

その結果、

ベッドは広々しているのに

なぜか落ち着かない・・・・。

そのように感じてしまうことも。

 

フレームデザインを決める。

ベッドの大きさと

部屋の開放感を両立したい人は、

フレームデザインで

工夫をしてみることも考え方の一つです。

 

ノンフレームやフラットフレームを選べば、

ベッドサイズの大きさから生まれる

圧迫感を軽減できます。

 

ベッドが大きくて

ほかの家具が置けないのであれば、

収納タイプのフレームを選ぶのも

良い選択です。

 

もちろん、

デザインが気に入っているからという理由で

ベッドフレームを選ぶのもアリです。

 

ベッドフレームに

何を求めるのかをはっきりさせておくと、

迷いにくくなります。

 

重視するポイントを見定める。

マットレス・サイズ・ベッドフレームと、

ベッド選びには迷うポイントがたくさんあるもの。

 

それを回避する方法は、

事前にそれぞれの項目の

優先順位をつけておくことです。

 

優先順位が明確に固まっていれば、

スペック比較などで迷ったときにも

冷静に判断しやすくなります。

 

ベッド配置のポイント。

ベッドを選んだのなら、

次はどこに置くのかを決めます。

 

部屋を広く見せ、

快適に眠れる場所を見つけるコツを

お教えします。

 

ドアからは距離をおく。

ドアを開いて1歩入ればすぐにベッドは

疲れているときは

そのまま倒れこめて

良いかもしれませんね。

 

しかし、そうでないときは

部屋を狭く感じさせるような

位置になってしまいます。

 

ベッドはドアから離し、

なるべく壁際に置くのがおすすめ。

 

床面積はなるべくまとめて見せた方が、

部屋を広く感じさせることができます。

 

ベッドに限らず

家具は部屋に満遍なく置くのではなくて

ポイントを決めて

床を出来るだけ見える状態をつくりだすだす事も大切。

 

壁にぴったりくっつけない。

壁にベッドをぴったりとくっつける配置は

避けた方が良いです。

 

特に窓のある壁に

隙間なくくっつけてしまうと、

結露によって発生した湿気が

ベッドに直に降りてきます。

 

また隙間がないと

カーテンがたわんでしまったり、

コンセントに差しにくかったりといった

弊害も発生しやすくなります。

 

壁際にベッドを設置するのなら、

壁から5cmほど離すのがおすすめです。

 

朝日で目覚めたいなら窓近く。

人によっては

朝日を浴びて気持ちよく

目を覚ましたいという人もいるでしょう。

 

当てはまる人は、

窓の近くにベッドを置くのも良いですね。

 

ただし、

直射日光が顔に降り注がないように

注意をしてください。

四季の違いによる環境の変化もお忘れなく。

日差しの強さが

肌トラブルを発生させる可能性もあります。

 

窓近くに配置するなら、

カーテンやブラインドなどの

日除けとセットで

配置を考えると良いです。

 

エアコンが直接当たらない位置を選ぶ。

夏や冬はエアコンを

付けっ放しにして

寝ることもあるかと思います。

 

エアコンの風が直接当たる場所は、

体を冷えすぎたり

温めすぎたりするうえに、

喉や肌を乾燥させてしまいます。

 

エアコンの風が

直接流れてくる位置には、

極力ベッドを置かないように。

 

ほかの家具や壁との距離。

ベッドとほかの家具との距離も大切です。

 

たとえば開き戸の

クローゼットのそばにベッドがあれば、

扉の開け閉めに苦労してしまいます。

 

チェストもベッドが邪魔で

引き出しが開け辛いなんて

可能性もあります。

 

家具と家具の間は、

人が1人通れる60cm程度を

目安にすると良いです。

 

間違いのないベッド選びで

快適な睡眠生活を。

 

人間は生きてるうちの

1/3を布団の中で過ごす、

ともいわれています。

 

そう聞くと、

寝具選びを間違えたままでいるのは

すごく損をした気分になりませんか?。

 

自分に合った正しいベッドを選択して、

心地良い睡眠環境を手に入れる事が出来れば、

毎日をより快適に

楽しく過ごせるはずです。

 

宜しければ

このブログ記事を参考にして、

自分のライフスタイルに

ぴったり合った理想のベッドを探しつつ

暮らしの空間をよりよい意味で

充実したものとなるように。

 

引っ越しや衣替えのように

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