住まい造り・・・・いろいろと。
設計者いうものは、
つくづく「いまここ」を生きる「コト」と「未来」を生み出す
職業であると思うんです。
そして設計する人そのものが
「いまここ」にすべてを賭けつつ、
完成した「もの」と「こと」が、「いまここ」に
おける最高の仕事であると。
でもそれは・・・・・相対的に決まるものであって、
つまり依頼をしてくださった「住まい手さん家族」である
「建築主」に満足していただくるために、
すべてはそこに向かって仕事を収束させてゆくわけだから、
自分たちがいかに満足しようとも、
期待し、そして信頼して依頼してくださる
「建築主」である住まい手さんと
家族が満足を感じて下さらなかったら、
その仕事は最高とは言えない・・・・・。
家族にとっても「明るい未来」である事。
ある意味ブラックボックスの「塊」でもある
建築の仕事は本当に恐ろしい仕事だと思う。
同じ図面であっても「結果」が変わる事もあるし、
それを大半を占める「反面教師」からも随分学びました・・・・・。
心から満ち足りた気持ちになった時間。
こういう仕事は本当にありがたいです。
自分には「わかる部分」が頭を離れず、
深く考えが沈む事もあります・・・・・・どの仕事だって。
でもそれ以上に住まい手さん、ご家族が
喜んでくださること・・・・・。
住まい手さんご家族からかけて頂いた言葉を
きっと忘れないだろうと思います。
それが本当に嬉しかったです。
「いまここ」に持てる力すべてを注ぐことができたとしても、
人間は完全ではないから、
やっぱり完全な仕事はできないのかもしれない。
注意深く進めたプラン、設計や、
現場の施工も「原因」と「結果」を
あらためて実感したような。
満ち足りた気持ちになるという事と、
至らない点もったあったかと・・・・・・・。
全ての住まい手さんにとって、
完全ではなかったかもしれないけれど、
最高の仕事ができたと思う。
そう考えると、やっぱり人は、人によって
はじめて満たされるのかもしれないですね。
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