奈良の建築家が綴る、人生を豊かにする住まい設計日記|やまぐち建築設計室

奈良の建築家が綴る、人生を豊かにする住まい設計日記|やまぐち建築設計室

人生を豊かにする暮らしの提案を大切に、奈良を拠点に住宅設計を行う建築家の設計日記。注文住宅・リフォーム・古民家改修を通して、住まいと暮らしの本質、間取りや動線、日々の気づきを綴っています。

奈良で土地探しが進まない本当の理由

良い土地が見つからないのではなく、

暮らしが整理できていないのかもしれません。

 

良い土地がなかなか見つからない

 

土地探しを始めて

半年以上経つのに決まらない

 

気になる土地はあるけれど、

本当にここで良いのか判断できない

 

奈良で家づくりをご検討中の方から、

このようなご相談をいただくことがあります。

 奈良県の高台に位置する傾斜地を活用した和モダン住宅。敷地の高低差や周辺環境を設計に取り込み、大開口から街並みや山並みの景色を楽しめる住まい。一般的には条件が難しいと考えられがちな土地でも、建築家の視点によって豊かな暮らしの価値へと転換した事例。奈良で土地探しが進まない方や、平屋・注文住宅・景観を活かした家づくりを検討している方に向けて、土地選びと住環境設計の重要性を伝える住宅建築イメージ。

家づくりを始めると、

多くの方が最初に土地探しから始めます。

 

しかし実は、

土地探しが進まない理由は、

良い土地が見つからないからではない場合が

少なくありません。

 

本当の理由は、

どんな暮らしをしたいのかが

整理できていないこと。

 

今日は、建築家の視点から

土地探しが迷走してしまう理由について

お話したいと思います。

 

土地探しで迷う人ほど条件が増えていく

 

土地探しを始めると、

駅から近い方が良い

南向きが良い

平屋が建てたい

広い土地が欲しい

駐車場は3台欲しい

学校が近い方が良い

 

というように条件が増えていきます。

 

もちろん、どれも大切な条件です。

しかし、すべてを満たす土地は

なかなかありません。

 

そして条件が増えるほど、

どの土地にも不満が見つかるようになります。

 

結果として、

「どれも決め手がない」

という状態になってしまうのです。

 

良い土地とは

本当に条件の良い土地なのでしょうか

 

以前ご相談いただいたご家族のお話です。

 

そのご家族は、

駅近

南向き

平屋が建つ広さ

を希望されていました。

 

しかし半年以上土地が決まりませんでした。

 

そこで私は、

土地ではなく暮らしについてお聞きしました。

 

すると、

ご主人は在宅勤務が中心。

奥様は車通勤。

休日は家族で庭時間を楽しみたい。

お子様は自然の中で遊ぶことが好き。

ということが見えてきました。

 

つまり、

駅距離よりも、

自然や景色との距離感の方が大切だったのです。

 

土地ではなく「暮らしの環境」を探す

 

その後、ご家族と一緒に

土地探しの基準を見直しました。

 

結果として選んだのは、

当初候補にも入っていなかった

高低差のある土地でした。

 

一般的には少し難しい土地です。

 

しかし、その場所には

美しい風景がありました。

 

遠くの山並み。

季節の移ろい。

空の広がり。

 

私は、その景色を

暮らしの一部として取り込めるように

住まいを計画しました。

 

完成後、

ご家族からいただいた言葉があります。

 

休日に遠くへ出掛けなくても、

家で過ごす時間が好きになりました

 

土地の条件だけでは

見つけられなかった価値が、

そこにはありました。

 

奈良で土地探しをするときに見落としやすいこと

 

奈良県は地域によって

住環境が大きく異なります。

 

奈良市や生駒市、

香芝市のように利便性の高い地域もあれば、

桜井市、宇陀市、明日香村、

高取町のように

自然や風景に恵まれた地域もあります。

 

また、

* 洪水浸水想定区域

* 土砂災害警戒区域

* 市街化調整区域

* 高低差や擁壁

なども確認が必要です。

 

土地価格だけで判断すると、

後から予想外の費用や

制限が見つかることもあります。

 

建築家が土地探しから関わる意味

 

不動産会社は土地の専門家です。

一方で建築家は暮らしの専門家です。

 

私は土地を見るとき、

坪数や方位だけではなく、

* どこから光が入るか

* どこに風が抜けるか

* どんな景色が見えるか

* 家族はどこで過ごすのか

を考えます。

 

変形地や高低差のある土地でも、

設計の工夫によって

魅力的な住まいになることがあります。

 

一見条件が悪そうな土地でも、

その家族にとっては

最高の土地になることもあるのです。

 

土地探しに疲れたら、

一度立ち止まってみてください

 

土地探しが進まないとき、

多くの方は

「もっと良い土地があるはず」

と考えます。

 

しかし本当に必要なのは、

良い土地を探すことではなく、

自分たちにとって

大切な暮らしを整理することかもしれません。

 

どんな朝を迎えたいのか。

どんな休日を過ごしたいのか。

どんな風景を家族で眺めたいのか。

 

土地探しは、

土地を選ぶことではなく、

暮らしの環境を選ぶことです。

 

奈良で家づくりをご検討中の方は、

一度「土地」ではなく「暮らし」について

考えてみてください。

 

家づくりの答えは、

土地の中ではなく、

暮らしの中にあるのかもしれません。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
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本棚というインテリアの存在感

暮らしとともに育つ住まいの風景・・・・・。

 

住まいの中で、

意外とその家らしさが表れる場所があります。

 奈良の注文住宅における造作本棚のあるダイニング空間。木製家具と自然光が調和する和モダンのインテリアの中で、本棚が住まい手の個性や趣味を映し出す。収納計画とインテリアデザインを融合し、暮らしとともに育つ本棚のある心地よい住まいを提案する住宅設計事例。

 

 

リビングやダイニングの片隅にある

本棚という存在。

 

紙媒体で本を読む事は少なくなった人も

居るかと思いますが、

それでも大切な書籍や思い出は

今も本棚にあると思います。

勿論・・・・本棚であっても

本以外のコレクションやインテリアの居場所として。

 

決して大きく主張する

存在ではないかもしれません。

 

けれど、

本棚には住まい手の好みや価値観、

日々の暮らし方が生まれます。

 

ダイニングの裏にある、

ちょっとした本棚やリビングアクセス階段の下など

お気に入りのインテリアの

ひとつになることも。

 

本に囲まれる暮らしが

好きな方は多いと思います。

ただ、個人的には、

空間の中で強く主張しすぎない

本棚に心地よさを感じます。

 

建築のスケール感に合った本棚は、

圧迫感を生むのではなく、

むしろ空間のバランスを

整えてくれる存在になります。

 

本棚は、建築だけでは

完成しないインテリア・・・・。

 

本棚というのは、

建築だけで完成するものではありません。

 

棚を設計し、

場所をつくることはできます。

けれど、そこにどんな本が並ぶのか。

どんな雑誌が増えていくのか。

どんな記憶や関心が積み重なっていくのか。

 

それによって、

本棚の表情は少しずつ変わっていきます。

 

つまり本棚は、

空間の一部として

住まい手と一緒に育っていく

インテリアなのだと思います。

 

最初は余白の多かった棚に、

少しずつ本が増えていく。

好きな本、仕事に関係する本、

旅先で出会った本、家族が読んだ本。

 

そうしたものが並ぶことで、

空間にはその人らしい

奥行きが生まれます。

 

本棚は、暮らしの個性を映す場所

 

私の場合、

住宅の仕事をしていることもあり、

本棚には住宅系の雑誌や

建築に関する本が多く並んでいます。

 

けれど、

住まいは単なる建築ではありません。

住宅とは、暮らしを形にするものです。

 

だからこそ、

住宅雑誌の合間に趣味の本や、

暮らしに関する雑誌や

趣味、娯楽、等の書籍が

混ざっていることも自然なことだと思います。

 

仕事と趣味。

建築と暮らし。

日常と少しだけ特別な時間。

 

それらが混ざり合うことで、

本棚は単なる収納ではなく、

住まい手の個性を映し出す場所になります。

 

背表紙がつくる、暮らしのインテリア

 

本棚の面白いところは、

並べ方ひとつで空間の印象が変わることです。

 

背表紙がきれいに揃った本棚には、

整った美しさがあります。

一方で、サイズや色、

デザインの異なる本が

少しランダムに並んでいる本棚にも、

面白さがあります。

 

どちらが正解というわけではありません。

 

きちんと整えることが

心地よい方もいれば、

少し余白や揺らぎがあるほうが

落ち着く方もいます。

 

大切なのは、

その本棚がその人の暮らしに

合っているかどうかです。

 

住まいに奥行きをつくる、小さな居場所

 

リビングの隅。

ダイニングの裏。

廊下の一角。

階段の近く。

 

住まいの中に、

自分の趣味や関心が

ほのかに出現する場所があると、

空間には奥行きが生まれます。

 

それは大きな書斎でなくても構いません。

小さな本棚でも十分です。

 

大切なのは、

そこに住まい手の気配があること。

暮らしの中で自然に目に入り、

時々手に取りたくなること。

 

そういう場所があるだけで、

住まいは少し豊かになります。

 

本棚は、

暮らしとともに育つインテリア

 

本棚は、

完成した瞬間が完成ではありません。

 

住み始めてから、

少しずつ本が増え、並び方が変わり、

家族の成長や暮らしの変化とともに

表情を変えていきます。

 

だからこそ、

本棚はとても人間らしい

インテリアだと感じます。

 

過度にデザインを主張するのではなく、

暮らしの中に自然になじみ、

住まい手とともに育っていく。

 

そんな本棚のある住まいは、

どこか温かく、

落ち着いた空気を持っています。

 

家づくりでは、

間取りや性能、

デザインももちろん大切です。

 

けれど、

日々の暮らしの中で何を眺め、

どこに心が落ち着くのか。

 

そうした小さな居場所を

丁寧に考えることも、

住まいづくりではとても大切です。

 

やまぐち建築設計室では、

建物をつくるだけではなく、

そこで過ごす時間や、

暮らしの気配まで

含めて住まいを考えています。

 

本棚のような小さな場所にも、

その人らしい暮らしはあらわれます。

 

住まいは、暮らしを整える器です。

そして本棚は、

その暮らしの奥行きを

映し出してくれる存在なのだと思います。

 

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なぜその間取りなのか?

後悔しない家づくりのために

考えたい暮らし・動線・家族の未来設計

 

家づくりを考え始めると、

多くの人はまず間取りを見ます。

奈良県の建築設計事務所による注文住宅の設計図面とプランニング風景。家づくりで大切なのは間取りそのものではなく、「なぜその間取りなのか」という暮らしの理由を見つけること。家族構成や共働き世帯の生活動線、収納計画、家事効率、子どもの成長、夫婦の距離感、将来のライフスタイル変化までを見据えて設計された住まいの計画資料。環境心理学や暮らしの哲学を取り入れながら、光・風・視線・居場所・余白を丁寧に整え、住みやすい家と暮らしやすい家を実現するための設計プロセスを表現。奈良で平屋、和モダン住宅、中庭のある家、注文住宅を検討する方に向けた、後悔しない家づくりのための間取り設計と未来設計を象徴する一枚。

 

LDKは何帖必要だろう」

「回遊動線が便利そう」

「ファミリークローゼットはあった方がいいのかな」

 

SNSや住宅展示場で見かける住まいを

参考にしながら、

自分たちの理想の家を思い描くことは、

とても楽しい時間です。

 

しかし、実際に

ご相談に来られる方の中には、

 

「間取りをたくさん見たのに決められない」

「提案されたプランが何となくしっくりこない」

「便利そうなのに、本当に自分たちに合うのか分からない」

 

という悩みを

抱えている方が少なくありません。

 

実は、

その違和感には理由があります。

 

なぜなら、

多くの人が「間取り」を見ていて、

「暮らし」を見ていないからです。

 

間取りは家づくりのスタートではなく、

結果として生まれるもの

 

設計の仕事をしていると、

「この間取りで大丈夫ですか?」

という質問をいただくことがあります。

 

もちろん間取りは大切です。

ですが本当に考えるべきことは、

「この間取りが良いかどうか」

ではなく、

「なぜその間取りなのか」

という理由です。

 

例えば同じ平屋でも、

家族との時間を大切にしたいご夫婦と、

趣味の時間を大切にしたいご夫婦では、

最適な間取りは変わります。

 

同じ4人家族でも、

共働きなのか。

在宅ワークが多いのか。

休日を家で過ごすのか。

外出することが多いのか。

暮らし方によって

必要な空間は大きく変わります。

 

つまり間取りとは、

設計者が考えた答えではなく、

家族の暮らし方から

導き出される結果なのです。

 

暮らしやすい家と住みやすい家は少し違う

家づくりの相談を受けていると、

便利な家と心地良い家は

必ずしも同じではないと感じます。

 

収納がたくさんある。

動線が短い。

家事がしやすい。

それらはもちろん大切です。

 

しかし人は効率だけで

暮らしているわけではありません。

 

窓から空を眺める時間。

季節の移ろいを感じる瞬間。

家族の気配を感じながらも、一人になれる場所。

 

そうした何気ない時間が、

暮らしの豊かさをつくっています。

 

私は設計をするとき、

便利さだけではなく、

「帰りたくなる家になっているか」

を大切にしています。

 

子どもは成長し、暮らしは変わる

家づくりを考える時期は、

子育て世代であることが多いです。

 

そのため、

どうしても今の暮らしを基準に考えてしまいます。

 

しかし家は10年で

終わるものではありません。

 

20年後、30年後も

暮らし続ける場所です。

 

今は小さな子どもも、

やがて思春期を迎え、

進学や就職で家を離れるかもしれません。

 

その時に、

家はどう変化するのでしょうか。

 

夫婦二人になった時、

どんな時間を過ごしたいでしょうか。

 

家づくりで大切なのは、

今だけを見ることではなく、

未来の暮らしを想像することです。

 

環境心理学から考える住まいの影響

人は空間から大きな影響を受けています。

明るい場所では気持ちが前向きになりやすく、

自然が見える場所では心が落ち着きやすい。

 

反対に、

落ち着く場所がない家では、

知らず知らずのうちに

疲れが蓄積することもあります。

 

住まいは単なる建物ではなくて

毎日の気持ちや行動を育てる環境そのものです。

だから私は、

部屋数や帖数だけではなく、

どこで心が落ち着くのか。

どこで家族と会話が生まれるのか。

どこで一人の時間を過ごせるのか。

 

そんなことを考えながら

設計をしています。

 

間取りの前に考えたいこと

家づくりで後悔する人は、

間取りを考えていたようで、

実は暮らしを考えていなかった人です。

 

一方で満足している人は、

暮らしを考えた結果として

間取りが決まっています。

 

だから私は、

図面を描く前に、

ご家族の価値観や暮らし方について

お話を伺います。

 

どんな毎日を送りたいのか。

何を大切にして暮らしたいのか。

どんな時間に幸せを感じるのか。

その答えが見つかった時、

初めてその家族だけの間取りが見えてきます。

 

家づくりとは人生を設計すること

家づくりは建物をつくることではありません。

 

これから先の人生を

どう暮らしたいのかを考えることです。

 

だから間取りは

最初に考えるものではなく、

最後に生まれるもの。

 

そして本当に大切なのは、

「何帖のLDKなのか」

ではなく、

 「その空間でどんな暮らしをしたいのか」

 ということです。

 

住まいを設計する前に、暮らしを設計する。

 

やまぐち建築設計室では、

その考え方を大切にしながら、

一つひとつの住まいづくりに向き合っています。

 

奈良県で注文住宅や平屋、

中庭のある家、

和モダン住宅をご検討中の方へ。

 

間取りが決まらない。

土地探しに悩んでいる。

提案されたプランに違和感がある。

 

そんな時は、

図面の前に一度「暮らし」を

見つめ直してみてください。

 

家づくりの答えは、

間取りの中ではなく、

これからの暮らしの中に

あるのかもしれません。

 

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狭小地だから3階建てを選ぶ。

その前に考えておきたいこと。

 

「土地が狭いので、3階建てにしようと思っています」

 

家づくりのご相談で、

このようなお話をいただくことがあります。

 奈良県の住宅街に建つ和モダンの3階建て住宅。限られた敷地を有効活用しながら、木格子や塗り壁を用いて外部からの視線を和らげ、採光とプライバシーを両立した設計。狭小地でありながら開放感のある住空間を実現し、家族の暮らしや生活動線、将来のライフスタイルの変化まで見据えた注文住宅の実例イメージ。奈良で3階建て住宅や狭小住宅、和モダンの家づくりを検討する方に向けた住まいの考え方を表現した外観デザイン。

確かに、

限られた敷地の中で

必要な部屋数や広さを確保するためには、

3階建て住宅は有効な選択肢のひとつです。

 

奈良県内でも駅に近い場所や

住宅が密集しているエリアでは、

土地の大きさに限りがあるため、

3階建て住宅を検討される方は少なくありません。

 

しかし、本当に大切なのは、

3階建てが建つかどうか」

ではなく、

「その住まいでどのような暮らしを実現したいのか」

という視点です。

 

家づくりは、

床面積を増やすための計画ではありません。

 

ご家族が毎日を心地よく過ごし、

10年後、20年後も

安心して暮らせる住まいを考えることです。

 

例えば3階建て住宅には、

・限られた土地でも広い居住空間を確保できる

・家族のプライベート空間を分けやすい

・周囲の建物より高い位置から光や風を取り込める

といったメリットがあります。

 

一方で、

・階段移動が多くなる

・家事動線が複雑になる場合がある

・将来の暮らし方まで考慮する必要がある

という側面もあります。

 

だからこそ、単純に

「狭い土地だから3階建て」という

考え方だけではなく、

どこで食事をするのか。

どこで洗濯をするのか。

どこでくつろぐのか。

どのように家族の時間を過ごしたいのか。

そんな暮らし方から

逆算して考えることが大切です。

 

私が設計を行う際も、

まず間取りから考えるのではなく、

ご家族がどのような暮らしを

望んでいるのかを

丁寧に整理するところから始めます。

 

狭小地だから我慢する家づくりではなく、

狭小地だからこそ

工夫によって豊かな暮らしを実現する。

 

それが設計の役割だと考えています。

 

家づくりを進めていると、

「もっと広い土地なら良かったのに」

と思うこともあるかもしれません。

 

しかし実際には、

広い土地が必ずしも

豊かな暮らしにつながるわけではありません。

 

限られた敷地の中でも、

光の取り込み方。

風の流れ。

視線の抜け方。

収納の考え方。

家事動線の工夫。

これらを丁寧に積み重ねることで、

想像以上に心地よい住まいを

つくることができます。

 

住まいをつくるのではなく、

暮らしを整える。

 

狭小地の3階建て住宅を考える時も、

その視点がとても大切だと感じています。

 

奈良で家づくりをご検討中の方は、

間取りや土地探しの前に、

ご家族がどのような暮らしを

実現したいのかを一度考えてみてください。

 

きっと住まいづくりの

見え方が変わるはずです。

 

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奈良で家づくりを考え始めた人へ。

ハウスメーカー・工務店・設計事務所、

結局どこに相談すればいいの?

 

家づくりを考え始めると、

多くの方が最初に迷うことがあります。

 奈良県で注文住宅を検討する方に向けた住まいづくりのイメージ。高台から住宅地を望む敷地と住宅模型、設計図を通じて、土地探し・住宅会社選び・設計計画を総合的に考える様子を表現。ハウスメーカー、工務店、設計事務所の違いを理解しながら、家族の暮らし方や将来設計に合った住まいを計画するための参考事例。奈良で後悔しない家づくりを目指す方への住環境提案。

それは「どこに相談すればいいのだろう?」

ということです。

 

住宅展示場へ行けばハウスメーカー。

インターネットで調べれば工務店。

設計事務所という選択肢もある。

 

情報はたくさんあります。

けれど、

どこが良いのか。

何が違うのか。

自分たちにはどこが合っているのか。

分からなくなってしまう方も少なくありません。

 

実際、やまぐち建築設計室へ

ご相談いただく方の中にも、

住宅展示場へ行ったけれど

何だかしっくりこなかった・・・。

 

提案された間取りに違和感があった

 

どこへ相談するのが

正解なのか分からなくなった

という方がたくさんいらっしゃいます。

 

今日は、そんな住宅会社選びについて

少しお話したいと思います。

 

家づくりに正解はありません・・・・・。

まず最初にお伝えしたいことがあります。

 

ハウスメーカーが良い。

工務店が良い。

設計事務所が良い。

 

という単純な話ではないということです。

 

どの選択肢にも魅力があります。

大切なのは、

どこが優れているのかではなく、

どこが自分たちに合っているのか。

という視点です。

 

家づくりは建物を買うことではありません。

これからの暮らしをつくることだからです。

 

なぜ住宅会社選びで迷うのか

住宅会社選びで迷う理由は

意外とシンプルです。

 

家づくりが初めてだからです。

ほとんどの方にとって、

家づくりは人生で一度か二度。

 

比較する経験もありません。

だから、

価格を見たり、

デザインを見たり、

性能を比較したりします。

 

もちろんそれも大切です。

しかし、本当に大切なことが

見落とされがちです。

 

それは、

「どんな暮らしをしたいのか」

ということです。

 

家づくりで後悔する人の共通点

家づくりで後悔する人には

共通点があります。

 

価格だけで決めてしまう。

デザインだけで決めてしまう。

性能だけで決めてしまう。

 

どれも大切です。

しかし、

暮らし方を考えずに決めてしまうと、

住み始めてから違和感が生まれることがあります。

 

例えば、

収納は多いのに片付かない。

広いリビングなのに落ち着かない。

 

家事動線は良いはずなのに使いにくい。

それは間取りの問題ではなく、

暮らし方と住まいが

合っていないからかもしれません。

 

奈良県で家づくりをするということ

奈良県には奈良県ならではの特徴があります。

高低差のある土地。

古い住宅地。

実家の建て替え。

二世帯住宅。

市街化調整区域。

歴史ある街並み。

全国共通の住宅情報だけでは

見えてこないことがたくさんあります。

 

だからこそ、

建物だけではなく、

土地や周辺環境も含めて考えることが大切です。

 

建築家が最初に考えること

私は家づくりのご相談を受ける時、

最初に間取りの話をしません。

 

どんな暮らしをしたいですか?

という質問から始めます。

 

休日はどのように過ごしたいですか。

朝はどんな時間を迎えたいですか。

家族との時間をどう大切にしたいですか。

 

そうした会話を重ねながら、

住まいの方向性を考えていきます。

 

なぜなら、

家づくりは間取りを考えることではなく、

暮らしを考えることだからです。

 

住宅会社選びで迷った時の判断基準

もし今、

住宅会社選びで迷っているなら、

確認してみてください。

 

その会社は、

家の話だけをしているでしょうか。

 

それとも、

あなたやご家族の暮らしの話を

聞いてくれているでしょうか。

 

家づくりは、

これから何十年も続く暮らしを考えることです。

 

だからこそ、

自分たちの価値観に

耳を傾けてくれる相手を

選ぶことが大切だと思います。

 

ハウスメーカー。

工務店。

設計事務所。

 

どれが正解ということではありません。

大切なのは、

自分たちがどんな暮らしをしたいのかを

考えることです。

 

どんな家に住みたいか。

その前に、

どんな人生を送りたいか。

どんな家族の時間を大切にしたいか。

そこから考えていくと、

住宅会社選びの答えも自然と見えてきます。

 

奈良でこれから家づくりを考える方にとって、

少しでも参考になれば幸いです。

 

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ファミリークローゼットは本当に必要なのか。

家事動線だけでは見えてこない、

暮らしやすい住まいの考え方

ファミリークローゼットは本当に必要なのかを考えるための収納計画事例。ブラックチェリーのフローリングが温かみを演出する大容量のウォークイン型ファミリークローゼット。ランドリールームや洗面室と連携した家事動線と生活動線を計画し、共働き夫婦や子育て世代の暮らしやすさを高める収納設計。家族の成長やライフスタイルの変化にも対応できる、建築家が提案する後悔しない住まいづくりの実例。

 

最近、家づくりのご相談をいただく中で、

「ファミリークローゼットをつくりたいです」

というご要望をいただくことが増えました。

 

SNSや住宅雑誌などでもよく紹介されているため、

「今の家づくりには必要な空間」

と感じている方も多いのではないでしょうか。

確かにファミリークローゼットは便利です。

ランドリールームの近くに設ければ、

洗濯して干した衣類をそのまま収納できます。

 

各部屋へ運ぶ手間も少なくなります。

忙しい共働き世帯や子育て世代にとって、

大きな魅力があります。

 

しかし、ここで一度

考えてみてほしいことがあります。

 

本当に必要なのは

ファミリークローゼットでしょうか。

 

それとも、

家族が心地よく暮らせる仕組みでしょうか。

家づくりでは、

この違いがとても大切です。

 

「便利そう」で決めると後悔することもある

家づくりの情報を集めていると、

回遊動線

ランドリールーム

ファミリークローゼット

パントリー

など、さまざまな人気の

間取りが出てきます。

 

もちろん、どれも魅力的です。

しかし、

人気だからといって

必ずしも自分たちの暮らしに合うとは限りません。

 

家族全員の衣類を

一か所で管理することが

便利な家庭もあります。

 

一方で、

子どもが成長すると

自室で着替えるようになり、

結果としてファミリークローゼットを

使わなくなるケースもあります。

 

つまり、

今の便利さだけで判断すると、

将来の暮らしとの

ズレが生まれることがあるのです。

 

収納を考えることは、

家族の未来を考えること

 

家づくりは

今だけのために行うものではありません。

 

10年後。

20年後。

30年後。

 

その住まいで

家族がどのように暮らしているのか。

そこまで想像することが大切です。

 

小さかったお子さんも成長します。

ライフスタイルも変わります。

働き方も変わるかもしれません。

親との関わり方も変わるでしょう。

 

住まいは、

その変化を受け止めながら

長く使い続けるものです。

 

だからこそ、

収納の数や広さだけではなく、

暮らし方そのものを考える必要があります。

 

環境が行動を変え、暮らしを変える

人は意外と環境の影響を受けています。

片付けやすい場所があれば

自然と片付けます。

 

戻しやすい場所があれば自然と戻します。

 

反対に、遠い。

使いにくい。

面倒。

そう感じる収納は

次第に使わなくなります。

 

住まいの設計とは、

単に部屋を配置することではありません。

 

家族の行動を自然に導く

仕組みをつくることでもあります。

 

だからこそ私は、

収納を考える前に、

ご家族の暮らし方を

丁寧にお聞きすることを大切にしています。

 

家事動線だけでは見えてこないもの

家づくりでは「家事動線」が

よく話題になります。

もちろん大切です。

 

洗濯が楽になる。

片付けが楽になる。

移動距離が短くなる。

 

しかし、

暮らしは家事だけで

成り立っているわけではありません。

朝起きてから出かけるまで。

帰宅してから眠るまで。

家族それぞれの生活があります。

 

だからこそ、

家事動線だけではなく、

生活動線。

家族の距離感。

将来の暮らし方。

 

そこまで考えて

住まいを計画することが大切です。

 

ファミリークローゼットが

必要かどうかより大切なこと

 

本当に考えるべきことは、

「ファミリークローゼットをつくるかどうか」

ではありません。

 

「どのような暮らしをしたいのか」です。

 

家族との時間を増やしたい。

片付けに追われない暮らしがしたい。

子どもが自立しても使いやすい住まいにしたい。

 

そんな思いが先にあり、

その結果として

ファミリークローゼットが

必要になることもあります。

 

反対に、

各部屋に適切な収納を設けた方が

暮らしやすい場合もあります。

 

正解はひとつではありません。

ご家族ごとに異なります。

 

ファミリークローゼットは便利な収納です。

しかし、それは暮らしやすさを

保証するものではありません。

 

大切なのは、

家事動線だけではなく、

生活動線や家族構成の変化、

 

将来の暮らし方まで考えることです。

収納を考えることは、

家族の未来を考えること。

 

間取りを考えることは、

暮らしを考えること。

 

住まいづくりの中で迷ったときは、

「どんな暮らしをしたいのか」

という原点に立ち返ってみてください。

 

その先に、

ご家族らしい住まいの答えが

見えてくるはずです。

 

奈良県で注文住宅や平屋、

和モダン住宅を検討されている方も、

まずは間取りではな

く暮らし方から考えてみませんか。

 

住まいは、

家族の人生を支える

大切な器なのです。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
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その土地、本当に「良い土地」ですか?

建築家が考える、

暮らしから始める土地探しと家づくり

 

家づくりを考え始めると、

多くの人はまず土地を探します。

 奈良県の注文住宅事例。隣地建物に囲まれた敷地条件を活かし、中庭を中心に開放感と採光を確保した和モダン住宅。外部からの視線を抑えながら、リビングと中庭が一体となる設計により、明るく心地よい暮らしを実現した建築家設計の住まい。土地探しから考える注文住宅、平屋や中庭のある家づくりの参考となる住宅実例。

不動産情報サイトを見たり、

住宅展示場へ足を運んだり、

休日には気になる土地を見に行ったり。

 

そして条件の良い土地が見つかると、

少し安心します。

 

駅に近い。

学校が近い。

広い。

南向き。

価格も予算内。

 

そんな条件が揃うと、

「この土地なら大丈夫そうだ」

と思いたくなります。

 

しかし、建築家として

長年家づくりに携わる中で感じることがあります。

 

それは、

家づくりの後悔は、

建物ではなく

土地選びから始まることが少なくない

ということです。

 

もちろん、

収納が足りなかった。

コンセントの位置を変えれば良かった。

キッチンをもっと広くすれば良かった。

そういった後悔もあるかもしれません。

 

しかし実際には、

土地選びの段階で、

もっと考えておけば良かった・・・。

 

という後悔の方が、

暮らしへの影響は大きいのです。

 

なぜなら、

収納は増やせます。

家具も変えられます。

照明も変えられます。

リフォームもできます。

 

けれど土地だけは簡単に変えられません。

 

土地は住まいの土台であり、

暮らしの前提条件だからです。

 

私は土地探しをしている方に、

よくこんな質問をします。

 

「どんな土地を探していますか?」

すると多くの場合、

南向き。

駅近。

広い土地。

整形地。

静かな住宅街。

という答えが返ってきます。

 

もちろん間違いではありません。

けれど私は続けて聞きます。

 

なぜ、その条件が必要なのですか?

実は家づくりの本質はここにあります。

 

人は土地が欲しいのではありません。

本当に欲しいのは、

その土地で実現できる暮らしです。

 

南向きの土地が欲しいのではなく、

明るいリビングで朝食を食べたい。

 

広い土地が欲しいのではなく、

子どもが安心して遊べる場所が欲しい。

 

駅近が欲しいのではなく、

毎日の通勤を少し楽にしたい。

 

静かな住宅街が欲しいのではなく、

心穏やかに暮らしたい。

 

つまり土地は目的ではなく、

暮らしを叶えるための手段なのです。

 

ところが家づくりを始めると、

いつの間にか

土地探しそのものが

目的になってしまいます。

 

価格を比較する。

広さを比較する。

立地を比較する。

条件を比較する。

 

そして気が付くと、

本当に大切だったはずの

暮らしのことを考える時間が

減ってしまいます。

 

これは少し不思議なことです。

 

本来、家づくりは

人生を整えるための行為なのですから。

 

今回の画像にある住まいも、

そんなことを改めて教えてくれた住まいです。

 

写真をご覧いただくと分かるように、

敷地は周囲を隣家に囲まれています。

 

一般的な不動産の視点だけで考えると、

日当たりが悪そう。

開放感がなさそう。

圧迫感がありそう。

 

そんな評価になるかもしれません。

 

実際、土地だけを見ると、

必ずしも「人気の条件」とは言えません。

 

けれど私たちは別の視点で考えました。

 

外へ開けないなら、

内側に開けばいい。

 

周囲の視線が気になるなら、

中庭を中心に暮らしを組み立てればいい。

 

景色がなければ、

景色をつくればいい。

 

空を切り取ればいい。

光を招き入れればいい。

風を通せばいい。

 

そうして生まれたのが、

中庭のある住まいです。

 

大きな窓の先には空があります。

中庭には光があります。

風があります。

季節の変化があります。

外からの視線を気にすることなく、

家族がくつろげる場所があります。

 

土地は変わっていません。

周囲の環境も変わっていません。

 

変わったのは、

土地を見る視点です。

 

私は建築とは、

制約との対話だと思っています。

 

条件の良い土地なら、

ある程度の住まいは誰でもつくれます。

 

しかし本当に設計の価値が問われるのは、

条件がある土地です。

 

高低差がある。

変形している。

周囲を建物に囲まれている。

道路条件が厳しい。

日当たりが難しい。

そうした土地に向き合い、

そこにしかない魅力を見つけ出す。

 

それが建築家の仕事だと思っています。

 

奈良県にも様々な土地があります。

他にもありますが、

代表的な地域として

が奈良市、生駒市、橿原市、香芝市、

葛城市、広陵町、桜井市、宇陀市。

 

それぞれに個性があります。

高台の土地もあります。

古い街並みの残る土地もあります。

変形地もあります。

旗竿地もあります。

市街化調整区域もあります。

 

だからこそ私は、

土地探しの段階から

暮らしを考えていただきたいと思っています。

 

条件だけで判断しない。

価格だけで判断しない。

広さだけで判断しない。

その土地で、

どんな朝を迎えたいのか。

どんな時間を過ごしたいのか。

どんな景色を見たいのか。

どんな気持ちで帰宅したいのか。

そこから考えてほしいのです。

 

移住を考えている方も同じです。

住む場所を変えることは、

住所を変えることではありません。

 

人生の背景を変えることです。

窓から見える景色。

毎日歩く道。

季節の移ろい。

近所との関係。

そこで過ごす時間。

 

それらすべてが暮らしをつくります。

 

だから移住先を探す時も、

利便性だけではなく、

自分たちが

どんな暮らしをしたいのかを

考えることが大切です。

 

私はよく、

「土地探しは人生の舞台探し」

だとお話ししています。

 

家は主役ではありません。

主役はそこで暮らす人です。

家族です。

日常です。

時間です。

 

住まいはその背景であり、舞台です。

 

だからこそ、

条件の良い土地を探すことよりも、

自分たちに合った舞台を

見つけることが大切なのだと思います。

 

もし今、

土地探しで迷っている方がいらっしゃるなら、

一度立ち止まって考えてみてください。

 

その土地で、

どんな人生を送りたいですか。

 

どんな時間を積み重ねたいですか。

どんな暮らしを育みたいですか。

家づくりとは建物を建てることではありません。

 

暮らしを整えることです。

人生の時間を整えることです。

そして土地探しとは、

不動産探しではなく、

人生の舞台探しなのだと思います。

 

やまぐち建築設計室は、

これからも土地を見る前に

暮らしを見つめる家づくりを

大切にしていきたいと思います。

 

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子ども部屋は何畳必要?

4.5畳で足りる?6畳必要?

家づくりで意外と見落としがちなこと

 

家づくりを考え始めると、

「子ども部屋は何畳必要ですか?」

というご相談をよくいただきます。

 リビングとゆるやかにつながる子どもの学習スペースを備えた和モダン住宅。個室の子ども部屋だけに頼らず、家族の気配を感じながら勉強できるスタディコーナーをLDKに隣接して計画。共働き夫婦や子育て世代の暮らしを考え、リビング学習・子どもの居場所・家族の距離感を大切にした間取り設計の実例。ホテルライクな和モダン空間と機能的な住環境を両立した注文住宅。奈良の建築家が提案する後悔しない子ども部屋と暮らしやすい家づくり。

4.5畳で足りるのか。

6畳は必要なのか。

将来、狭く感じないのか。

勉強机やベッドは置けるのか。

 

子育て世代のご夫婦であれば、

一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

 

しかし、建築家として

数多くの住まいづくりに

携わってきた中で感じることがあります。

 

それは、

子ども部屋の広さだけを考えても、

暮らしやすい家にはならない。

ということです。

 

子どもは意外と自分の部屋にいない

実際の暮らしを想像してみてください。

お子さんはどこで宿題をしていますか?

ダイニングテーブル。

リビングのソファ。

キッチンの近く。

 

そんなご家庭も多いのではないでしょうか。

実は子どもたちは、

自分の部屋よりも、

家族の気配が感じられる場所を

好むことがあります。

※基本的な家庭環境を考慮 

 

親がいる。

声が聞こえる。

困った時にすぐ聞ける。

そうした安心感があるからです。

 

子ども部屋は「勉強する部屋」とは限らない

私たちはつい、

子ども部屋=勉強部屋

と思いがちです。

でも本当にそうでしょうか。

※ご自身の体験も思い浮かべて下さい 

 

小学生の頃は特に、

リビングで勉強する子どもも少なくありません。

 

親の気配を感じながら学ぶ。

 

家族と同じ空間で過ごす。

 

その方が集中できるという子もいます。

 

だから最近は、

LDKの一角にスタディコーナーを

設ける住まいも増えています。

 

和モダンの住まいに学びの居場所をつくる

今回ご紹介している事例では、

LDKとゆるやかにつながる

学習スペースを計画しています。

※将来的にはリビングのコーナー又は書斎として稼働する空間に 

テレビを中心にした空間ではなく、

家族の会話や学びが自然に生まれる空間です。

 

和モダンの落ち着いた雰囲気の中で、

親は仕事や家事を行い、

子どもは宿題や読書をする。

 

同じ空間にいながら、

それぞれが自分の時間を過ごせる。

 

そんな距離感を大切にしています。

 

子ども部屋は何畳必要なのか

もちろん正解は一つではありません。

 

4.5畳で十分な場合もあります。

6畳必要な場合もあります。

 

大切なのは「何畳か」ではなく、

家の中にどんな居場所があるか。

ということです。

 

子ども部屋。

リビング。

ダイニング。

スタディコーナー。

階段ホール。

畳スペース。

 

住まいの中に複数の居場所があることで、

子どもは成長に合わせて

自分の居場所を選べるようになります。

 

間取りは家族の未来を考えること

家づくりは、

今の暮らしだけを考えるものではありません。

 

子どもの成長。

家族の変化。

夫婦の働き方。

暮らし方の変化。

それらを受け止める器として住まいがあります。

 

だから私は、

子ども部屋の帖数だけではなく、

家族の距離感や居場所を

大切にしながら間取りを考えています。

 

「子ども部屋は何畳必要ですか?」

その問いの先には、

実は家族がどんな暮らしをしたいのかという、

もっと大切なテーマが隠れているのかもしれません。

 

家づくりを考えられている方は、

ぜひ一度、

部屋の広さだけではなく、

家族の居場所という視点からも

住まいを考えてみてください。

 

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なぜ夫婦や家族はすれ違うのか?

暮らしの前提条件と

心地よい距離感から

建築家が考える後悔しない家づくり

 家族との価値観の違いやコミュニケーションを見つめ直しながら、これからの暮らしを考える夕景のリビング空間。窓の外の景色を眺める人物と、テーブルに置かれた設計図やノートが、注文住宅の計画や住まいづくりの対話を象徴している。奈良県で家づくりを検討する夫婦や子育て世代に向けて、間取りやデザインの前に「どんな暮らしをしたいのか」を考えることの大切さを伝えるイメージ。家族のすれ違いを減らし、価値観を共有しながら心地よく暮らせる住まいを提案する、やまぐち建築設計室の設計思想を表現した写真。

家族なのだから分かっているはず。

夫婦なのだから伝わっているはず。

同じ家に暮らしているのだから、

考えていることも何となく分かるはず。

 

そう思ってしまうことはありませんか。

 

けれど実際には、

家族だからこそ分からないことがあります。

夫婦だからこそ伝わらないことがあります。

そして、その小さなすれ違いが積み重なることで、

暮らしの居心地や

心の余裕に影響を与えることがあります。

 

私は建築家として、

これまでたくさんのご家族の

住まいづくりに関わってきました。

 

その中で感じるのは、

家づくりで本当に大切なのは、

間取りやデザインだけではないということです。

 

むしろ、

その前に考えるべきことがあります。

 

それは、「どんな暮らしをしたいのか」

いうことです。

 

例えば、ご主人は広いリビングを望んでいる。

奥様は収納を増やしたいと考えている。

 

こう聞くと意見が対立しているように見えます。

しかし実際には、

ご主人は家族が自然と集まる場所を求めている。

奥様は片付けに追われる時間を

減らして家族との時間を増やしたいと思っている。

 

つまり二人とも、

家族との時間を大切にしたいという

同じ想いを持っていることが少なくありません。

 

家づくりの打ち合わせの中で、

私がよくお聞きすることがあります。

「なぜそう思われるのですか?」

という質問です。

 

なぜ広いリビングが欲しいのか。

なぜ収納が必要なのか。

なぜその動線が気になるのか。

その理由を深掘りしていくと、

本当の想いが見えてきます。

 

住まいは単なる建物ではありません。

家族の時間を育てる場所です。

子どもが成長する場所です。

夫婦が歳を重ねていく場所です。

疲れて帰ってきたときに、

心と身体を休める場所でもあります。

 

だから私は、

家づくりとは建物をつくることではなく、

暮らしを考えることだと思っています。

 

SNSでは素敵な家をたくさん見ることができます。

おしゃれなキッチン。

開放的なリビング。

ホテルライクな空間。

もちろん、それらも素敵です。

 

しかし本当に大切なのは、

その家でどんな時間を過ごしたいのか。

どんな家族でありたいのか。

どんな距離感が心地よいのか。

そこを考えることではないでしょうか。

 

同じ家に暮らしていても、見ている景色は違う。

だからこそ、

互いの距離感も含めて、

暮らしの前提を語り合う時間が大切になります。

それは家づくりだけではありません。

夫婦関係も。

親子関係も。

日々の暮らしも同じです。

 

もしこれから家づくりを考えているなら、

間取りの前に

立ち止まってみてください。

 

どんな家が欲しいかではなく、

どんな暮らしをしたいのか。

 

その問いから始まる家づくりは、

完成した後も長く愛せる住まいにつながるはずです。

 

奈良で新築住宅やリフォーム、

リノベーションをご検討中の方も、

ぜひ一度、

ご家族で暮らしについて話してみてください。

 

案外そこに、

本当に必要な住まいのヒントが

隠れているかもしれません。

 

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  建築家 山口哲央
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住まいの設計、デザインのご相談は
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間取りで後悔しないために大切なこと。

暮らしやすい家は、

図面ではなく日々の過ごし方から考える。

 

家づくりを考え始めて、

たくさん調べているのに、

なぜか決められない。

 

そんな気持ちになることはありませんか。

 奈良県のやまぐち建築設計室が設計した、庭とつながる大開口LDKのある和モダン注文住宅。木質天井や自然素材の質感、柔らかな光を取り込む窓計画により、家族が心地よく過ごせる余白のあるリビング空間を実現。間取りの広さだけではなく、家具配置・生活動線・視線の抜け・庭との関係性を考え、暮らしやすさと居心地を整える環境設計を大切にした住まい。家事動線や収納計画、日々の過ごし方まで読み解きながら、環境心理学や建築的視点を取り入れて計画した、心が落ち着く上質な住宅空間。奈良で注文住宅、和モダン住宅、ホテルライクな家、ジャパンディインテリア、中庭のある家、建築家との家づくりを検討している方へ向けた設計事例。

Instagramで素敵な家を見る。

YouTubeで住宅紹介を見る。

間取り事例を保存する。

 

「家事ラクな間取り」

「収納の多い家」

「おしゃれなLDK

「ホテルライクな家」

「和モダンな住まい」

 

調べれば調べるほど、

理想は増えていきます。

 

でも同時に「本当にこれでいいのかな」

 「自分たちには何が合っているんだろう」

 という迷いも増えていく。

 

今の家づくりは、

情報が足りなくて困る時代ではなく、

情報が多すぎて、

自分たちらしい答えを

見つけることが難しい時代なのかもしれません。

 

家づくりで大切なのは、

誰かの正解を探すことではありません。

 

自分たちの暮らしを知ること。

そこから始まると思っています。

 

良い間取りなのに、

なぜ暮らしにくい家になるのか?

 

家づくりでは、

どうしても間取りに目が向きます。

 

広いリビング。

大きな収納。

便利な家事動線。

 

もちろん、どれも大切です。

 

でも、長く設計に向き合っていると

感じることがあります。

 

「良い間取り」と、

「暮らしやすい家」は、

必ずしも同じではないということ。

 

例えば。

収納はたくさんあるのに、

なぜか片付かない。

 

広いリビングなのに、

落ち着く場所がない。

 

家事動線を考えたはずなのに、

毎日の動きがしっくりこない。

 

それは、

間取りが悪いというより、

暮らし方との関係が

整理されていない場合があります。

 

家は部屋を組み合わせたものではありません。

そこには人の行動があります。

 

朝起きる。

仕事へ向かう。

帰宅する。

料理をする。

家族と話す。

ひとりで休む。

その何気ない毎日の流れを考えること。

 

それが、

本当の住まいづくりには必要です。

家事動線は「短さ」だけではなく「気持ち」まで考える

 

最近は、家事ラク。

回遊動線。

ランドリールーム。

ファミリークローゼット。

 

こうした言葉をよく見かけます。

 

共働きや子育て世代にとって、

毎日の負担を減らすことは、

とても大切です。

 

でも、

ただ移動距離を短くするだけが、

良い家事動線ではありません。

 

帰宅した時、

自然に片付けられる。

 

朝の準備で、

家族同士がぶつからない。

 

料理をしながら、

家族とのつながりを感じる。

 

洗濯や片付けが、

生活の流れになじむ。

 

小さなストレスを減らすこと。

 

それが、

暮らしやすさになります。

 

家事を「処理する時間」にするのか。

 

暮らしを整える時間にするのか。

 

設計によって、

日々の感じ方は変わります。

 

人は、住んでいる環境から

影響を受けているということ。

 

家は、ただ雨風を防ぐ場所ではありません。

毎日の気持ちを受け止める場所でもあります。

環境心理学では、

人は周囲の環境から

影響を受けながら

生活していると考えられています。

 

例えば。

朝の自然光。

窓から見える緑。

落ち着いた素材。

安心できる居場所。

 

そうしたものが、

気持ちを穏やかにしてくれることがあります。

 

反対に、視線が落ち着かない。

物が常に目に入る。

休まる場所がない。

そうした小さな違和感も、

毎日の中では積み重なります。

 

だから設計では「どう見えるか」

だけではなく、

「そこで、どう感じるか」

を考えることが大切です。

 

和モダンの住まいに感じる、

心地よさの理由・・・・・。

 

和モダンの住まいには、

不思議な落ち着きがあります。

 

単に和風のデザインだからではありません。

深い軒。

庭とのつながり。

木の質感。

光と影。

余白。

日本の建築が大切にしてきたものには、

人の感覚に寄り添う工夫があります。

 

すべてを明るくするのではなく、

陰影を楽しむ。

 

すべてを埋めるのではなく、

余白を残す。

 

忙しい毎日の中で、

心を整える場所をつくる。

 

それも、

住まいの大切な役割だと思います。

 

奈良で家づくりを考えるということ

 

奈良で注文住宅やリフォームを考える時、

土地との関係も大切になります。

東西南北で大きく環境が異なる

奈良県の立地。

 

光の入り方。

風の流れ。

隣家との距離。

道路からの視線。

周囲の環境。

 

同じ間取りでも、

建つ場所が変われば、

答えも変わります。

 

だから、土地を読み、

暮らしを読み、家族を知る。

そこから設計は始まります。

 

間取りの前に、暮らしを整えるという事。

 

建築家の仕事は、

図面を描くことだけではありません。

 

まだ言葉になっていない想い。

何となく感じている不便。

これから叶えたい暮らし。

 

そうしたものを一緒に整理しながら、

住まいという形にしていくこと。

 

そこに設計の意味があります。

家は、

人生の多くの時間を過ごす場所です。

 

だからこそ、

便利なだけではなく。

美しいだけではなく。

帰ってきた時に、

心がほどける場所へ。

 

間取りを考える前に暮らしを考える。

 

そこから、

本当に心地よい住まいづくりは

始まると思っています。

 

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