2024年8月1日投稿 アメリカ留学センター米国本部

 

比較的治安が米国よりも良いと以前から言われて来たカナダ

だったが、それがもう神話になりつつあるかもしれない。

悲しい事ですね。

 

 

現地時間の7月31日の事、カナダ警察は、オンタリオ州トロント市

のリッチモンドヒルのホテルで、父と息子がテロ襲撃計画の容疑 で

30日に逮捕されたと発表した。自宅で武器は押収されたが

親子による単独犯なのかは、テロが未遂で終わっているので不明だ。

 

この親子は、トロントで深刻な暴力的攻撃を計画する最終段階に

あったらしい。テロが未然に防げた格好だ。

動機の詳細はこれから分析されるだろうが、トロントに在る日本

領事館からも市内で殺人事件や旅行者が犯罪に巻き込まれる報告が

急増しているとの警告メイルが2日前に入信してきた。

 

たしか数年前にも同じトロント市内近郊にある個人邸宅に、

隠れていたテロ組織のアジトが見つかり、テロ集団30名近くが

警察に逮捕され、世界中をあっと驚かせた事を私は覚えている。

その時も何故、カナダなの!ってね。その意外性をテロ集団が

穴場としてわざとトロントを狙った隠密行動だったのかと、

今なら想定できる。

こうなると、もうどこの都市が安全かとの話題がもう無意味と

なる。カナダは米国・英国に次いで人気が高い留学先のひとつ。

サンフランシスコほどの衰退と万引き多発地帯ではまだない

トロントだが、犯罪件数の急増で領事館に駆け込まれるケースが

増えてきたので、警告に発展したのだと予想される。

 

 

From: 在トロント日本国総領事館 より入信メイル
Date: 2024年7月29日(月) 13:25PM CST
Subject: 生活安全情報(銃撃事件の増加―発生状況のとりまとめ―)
To: <info@welcomestudy.com>
6月27日に当地における銃撃事件が激増している旨をお伝えし

したが、その後も連日のように同事件は発生し続けています。
トロント市警では、各種犯罪の発生状況を蓄積・分析したデータを

ホームページ上に掲載しています。今年に入ってから最近までの

発生状況の最新犯罪データーを下記のURLから参照できます。


https://www.toronto.ca.emb-japan.go.jp/files/100705005.pdf

⇧ 2024年7月現在の最新犯罪データーの閲覧

 

カナダでの銃規制は、米国よりやや厳しい。18歳以上なら

銃器安全講習に合格すれば銃使用の許可証が取得できる。

許可証は5年ごとに更新手続きが必須。個人による拳銃の

所有を全面的に凍結する法案が、2022年にカナダ政府から

出されているが、一向に法令化できそうな気配がみられない。

 

人気のワーホリで多くの日本人の若い世代がカナダに渡航

しているが、こうなると都会地よりもローカル地域や、

スキーリゾート地などを目指して働く方が、はるかに

身の安全がはかれそうだね。

アメリカうさぎより

info@welcomestudy.com