2023年10月1日投稿(アメリカ留学センター米国本部)

ジャニー喜多川の名前が、日本全国に今や知れ渡り、そのおぞましき彼の性癖で

過去に未成年の800名前後の性被害者を出した罪悪性が、世界からの外圧

で今まで数十年に渡って見て見ぬふりを貫いてきた民放各局を始め、ついに

公共放送のNHKまでもが、ジャニーズプロダクションの会社ぐるみの隠ぺい

体質を、仕方なく報道し始めたのが、この8ー9月になってからの、大きな

変化になったと感じられた。

 

彼の父親は、私達がいる地元、ロサンゼルス、しかも日本人町リトル東京に

今でもある高野山、お寺の住職を務めていた坊主だったとを最近知って、

さらにビックリさせられた。

 

 

宗教法人として、その布教活動で駐在滞在ファミリーだったと言うのが、

ジャニー喜多川が生まれた環境だったらしい。米国生まれだったジャニーは

幼児期に日本へ帰国した為、当人は覚えていないかもしれないけれど、性犯罪

者に彼がなった背景に、この家庭環境が大きく関係していると予測を立てる

可能性が大とする考えを否定することはできない。

 

性犯罪を犯す大半者は、両親・親戚の叔父母・部活のコーチなどから、始めは

性的虐待を受けていた元被害者であることが多いとの報告は、実証されている。

 

元被害者が成人して、今度は自身が性愛加害者に変わるのは、実に怖い話だ。

子供時代に世間から隠された陰湿な家庭環境や学校活動などが、彼の場合、

その一因になったのかもしれないし、周囲の大人の慰みの犠牲になったのかは、

今となっては誰も知るよしは無い。

 

米国では、未成年を巻き込んだ性的犯罪者への制裁は、法律的に日本の何倍も

厳しい重罪(FELONY フェロニー)とみなされている。そのため、前科者は

生涯にわたって教育関連業界、子供をあつかう組織や活動業種への雇用機会を

完全に遮断し就活への規制で、子供の被害を防止するハードルを高く設定

しているのに比べ、日本では規制が緩すぎて多くの子供の被害者を増やす

元凶にも貢献?していると思うと、憤慨から腹正しくなるレベルもアップする。

 

性的被害を受けた子供って、多くは怖くて周りに助けを求められない存在が、

被害状況が、結果的にはさらなる犯罪の隠ぺいを助長させる結果を招いている。

 

最近はようやく電車内での痴漢被害も激減し始め、男性の多くは両手を意識的に

上にして携帯電話を見入るように、予め満員電車の中での誤解防止を意識して

いる様子が見て取れる自助努力には、正直、ひたすら感心するしかない。

 

痴漢と一旦、見間違えられたりしたら、会社にも通報され、家庭内にも

波及し、おまけに会社内での居場所がなくなる人生へのとばっちり被害にも

直結しやすいと考えるくらいなら、その程度の試みで心理的安心感で

満たされるのなあ?

 

さて、次回のブログ第2弾では、アメリカの性被害について述べてみたいと思う。

ちゃお❕アメリカうさぎより