倒産か事業継続か | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

(1) 事業を継続することから考える


倒産しそうな場合、事業を継続するか、それとも倒産するか悩んだ場合、 事業の継続を考えるべきです。

事業を継続し再生するための方法を模索して、資金繰りが破綻した場合に、事業を停止して会社を畳むことを検討すべきです。

事業活動を止めてしまうことは、いつでもできます。

しかし、事業を止してしまうと、事業を再生することは困難です。倒産関係の書籍には、3期連続して赤字が続いたら倒産を検討すべきであるとか、債務超過に陥ったら倒産を検討すべきであると記載されているものもあります。

倒産するかどうかの判断はそのような数値的な基準で判断できるものではなく、資金繰り破綻が原因で起きるのですから、あらゆる方法を試しても資金繰り破綻が回避できないときに、検討するようにしてます。