倒産の本当の原因 | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

 倒産とは


 (1) 倒産の原因 

 倒産というのは、会社が事業活動を停止することをいいます。  倒産の原因については、赤字や多額の債務を負ってることが多いです 。  しかし、赤字状態が続いたとしても事業継続ができることはありますし、黒字会社がいきなり倒産をしたということもあります。 


赤字が続くことが倒産の直接的な原因ということではなさそうです。

多額の債務を負った会社が倒産することは多くありますが、多額の債務を負っているからといって、事業継続ができないわけではありません。 多額の債務を負っていても、毎月の返済額を減らすことで、事業を継続 している会社は数多く存在しています。(リスケなど)


 倒産の直接の原因は、資金繰りが破綻することです。資金繰りが破綻すれば、従業員に給料を支払うことができなくなり、その結果、従業員が会社から離れます。

また、資金繰りが破綻すれば、仕入先に支払できまくなり、その後の仕入等ができなくなってしまいます。


従業員が離れ、仕入ができなくなれば、事業活動ができなくなってしまいます。

倒産を事業活動ができなくなることだとすれば 、資金繰りが破綻することが倒産の原因だということです。