死んで借金返すとか絶対やってはいけません | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

1 自殺して生命保険で借金が返せるというのは大きな誤解


最悪の場合は自殺をすれば借金が返せる。

大きな勘違いです。絶対死んではいけません。


保険金がいくらで、借金がいくら減るか、本当にきちんと計算してみましたか。


ほとんどの方は、ただなんとなく思っているだけで、計算して確かめてはいないのです。


確かめろいうことではなく死んではいけないということです。


2 自殺して楽になりたいという思い込み


資金繰りが苦しく日々資金調達に悩むようになると、最悪の事態を想定してしまうものです。

自殺して生命保険で借金を返そうと思う方もいます。


毎日毎日、資金繰りのことばかりを考えるようになると、本来考えなければならない売上や経費などの経営がおろそかになってしまいます。

経営がどんどん悪化して、さらに資金繰りが厳しくなってしまい悪循環です。


明日銀行にいくら支払いをし、明後日取引先にいくらの支払いをし、と毎日支払いのことを考えるだけで精一杯になります。


事態が好転する見込みがあればまだいいのですが、そうでない場合、どんどんと追い詰められ苦しくなっていきます。


「自殺して楽になれる」「生命保険で借金を返せる」と、真面目な経営者ほど債権者に迷惑をかけたくない気持ちからそう思ってしまいます。


しかし、そういうときでも方法はいくつかあります。


破産や倒産など、きちんと法的手続きを取って事業を整理していく方法があります。


3 資金繰りのために保険を解約してる


保険を解約していて資金調達していた、保険金を担保にお金を借りていたというようなことは、資金繰りをしているうえでよくあることです。


資金繰りに苦しんでいるのであれば、思いつく限りのあらゆる手を使って資金調達していることでしょう。


毎月支払う保険金がしんどくて解約していたこともあるかもしれません。

また、奥さんが解約して資金調達している可能性もあります。


保険金がおりれば借金が返せるというのは思い込みで、実はそんなことはなかったということは本当によくあることなのです。返せるからといって死んではいいわけではありません。


きちんと数字化して冷静に考えることで、自殺以外の解決方法が見えてきます。


まとめ

資金繰りが苦しくなり、日々の支払いに追われるようになると、楽になりたいという気持ちで、生命保険で借金が返せるかもしれないという思いにとらわれてしまったりします。


一つ一つ確認して、数字を見ていくことで、自殺とは違う解決方法にたどり着けると思います。


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借金苦で亡くなられた方の家族には敬意を表してます。

亡くなられた方に対して他意はありません。

今、悩んでる方に死ぬ気で頑張ってほしいです。

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❌死んで返す

⭕死ぬ気で返す


❌死んで終わらす

⭕死んだつもりでもう1回やり直す


必ず解決出来ます❗


死ぬ気でがんばれ

生きてれば良いことある

これを乗り越えたらヒーロー

来年は今悩んでた事が嘘みたい