M&Aステップ 4 5 | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

ステップ4 秘密保持契約

買収に興味を示す企業が現れたら次のステップに進みます。ノンネムシートよりさらに詳細な情報の開示を求められた場合は、秘密保持契約を結びます。


秘密保持契約は、NDA(Non-disclosure agreement)と呼ばれることもあれば、CA(Confidentiality Agreement)と呼ばれることもありますが、基本的に同じものです。


M&Aは、売り手にとっても買い手にとっても秘密保持に注意が必要です。売り情報が社員さんや株主、取引先などに漏れることは避けなければいけません。


秘密保持契約が結ばれると、会社の名前や財務状況などが開示されますので、情報管理が極めて重要になります。


 


ステップ5 企業概要書の提示

企業概要書は、「IM(Information Memorandum)」とも呼ばれています。


企業の詳細情報を買い手企業に提示し、買収を検討してもらいます。


ノンネムシートとは違い、企業概要書は会社名や詳細な事業内容、財務情報が記載された書類です。定款や登記簿、決算書なども含まれます。