リスケで自宅を守る | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

2 リスケジュール(条件変更)で自宅を残す


(1)住宅ローンもリスケジュールできる

事業再生の際もリスケジュール(条件変更)の方法がありましたが、個人の住宅ローンについても同じ方法が可能です


返済期間の延長、元金支払い一時停止など、

住宅ローン債権者と交渉により認められることがあります。


(2)リスケジュールのメリットデメリット

メリット

交渉で解決可能

住宅ローンの支払継続可能となり、自宅を守れる


デメリット

支払期限が延びるだけ

支払能力がある経営者に限定される。

他の債務がある場合、支払に行き詰まる可能性が高い


メリット・デメリットを考えると、会社の連帯保証をしている経営者の場合、リスケジュールが有効な解決策になる場合は限られます

住宅ローン以外の保証債務が滞納金すると結局差押えや競売リスクはあります


それでも方法はあります