過払い金返還請求訴訟をする理由
「訴訟をしなくても,任意の交渉によって
過払い金を返してもらえるのではないですか。」
「訴訟をすると回収まで時間がかかってしまうのではないですか。」
依頼者の方からこのような質問を
受けることが度々あります。
しかし,消費者金融業者は、
過払い金返還額を少しでも減らすために、
取引経過を全部開示しなかったり、
任意交渉では過払い金発生額よりも
少ない金額しか払おうとしなかったりします。
特に、過払い利息を支払うことに対しては
消費者金融業者の抵抗が著しく、
任意で満額を支払おうとする業者は多くありません。
そこで、これらの消費者金融業者に対しては、
早期に過払い金返還請求訴訟を提起することにより
、強制的により多くの過払い金返還を請求していった方が、
かえって早期かつ多額の過払い金返還を受けることができます。
また、過払い金返還請求権は、
過払い金発生の日から10年で消滅時効にかかってしまいますが、
訴訟を提起することで時効を中断させることができます。
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