なぜ競売より任意売却がいいのですか?① | 資金繰り 事業再生 M&Aアーク司法書士法人@代表社員 李 永鍋(リ ヨンファ)のブログ

Q なぜ競売より任意売却がいいのですか?① 


A 住宅ローンの支払いが困難になり、ご相談にこられる方の中には、

  「どうせ自宅を売却するなら、競売でも任意売却でも一緒じゃないか」

  と思われている方もいらっしゃいます。

  しかし、競売と任意売却では、とても大きな差があります。


  【競売入札に比べて高額で売却できる可能性が高い】

  競売の場合、入札開始時の設定金額が低いので、

  どうしても市場価格の7・8割程度の金額で

  落札される事が多くなります。

  それに比べ、任意売却だと

  「市場価格に限りなく近い金額での売却を目指す」ので、

  競売入札に比べて高額で売却できる可能性が高いといえます。

  高く売れるということは、それだけ残債務(借金)の減少につながり、

  その後の生活再建がしやすくなります。

  以上のように、任意売却と競売では、

  「その後の生活再建」に大きな差が出てきます。