前回までの配信では妊婦さんに効果があるというお話をしました
今までの配信でまだまだお伝えしきれないことがあります
ロイテリ菌のさらにすごい効果をお話していきたいのですが
その前に知ってもらいたいことがあります!!
歯を失う原因の
第1位は歯周病(顎の骨が溶けるお口の病気)
第2位は虫歯(歯が溶けるお口の病気)
歯周病になる原因は歯周病菌です
では虫歯になる原因菌は?
虫歯菌です!!
名前のままですね(笑)
虫歯になる原因菌の代表的な細菌にミュータンス菌というのが存在します
このミュータンス菌は
歯の表面にネバネバしてくっついてきます
そしてプラークという塊を作って仲間を集めて歯に付着します
その後、お砂糖の糖を栄養にします
糖を栄養にして歯を溶かす酸を出します
酸によって歯が溶け続けたのが虫歯です
虫歯の原因は自分の口の中のミュータンス菌が原因なんです!
ご存知でしたか?
唾液中にミュータンス菌が多いと虫歯になりやすくなり
ミュータンス菌が少ないと虫歯になりにくくなります
このミュータンス菌の唾液中にいる量は3歳までに決まってしまいます
生後19か月から31か月の乳歯の奥歯が生える頃から生えそろうまでの時期があり、この時期のことを
感染の窓と言います
この時期に大人からミュータンス菌がたくさん唾液感染すると
一生涯虫歯になりやすいお口の環境になります
スウェーデン・イエテボリ大学(世界で有名な歯科大学の一つ)の研究では、2歳までに虫歯菌の感染がなかった子供が4歳になったときの虫歯の本数はわずか0.3本でした
一方、2歳までに虫歯菌の感染があった子供が4歳になった時には、虫歯の本数は5本ありました
虫歯のになりやすさに16倍の差があるという報告があります
アメリカ・ロンチェスター大学(ノーベル賞受賞者・小柴昌俊博士の出身大学)での研究では口の中の虫歯菌が少ない母親(10³CFU/ml以下)の母子感染率が6%だったのに対し、口の中の虫歯菌が多い母親(10⁵CFU/ml以上)の母子感染率は58%となりました
感染率は9.6倍もの差があるとう報告があります
ミュータンス菌は家族感染します!!
ミュータンス菌の保菌者による唾液感染です!!
もしミュータンス菌がお口の中に1匹もいなかったらどうなると思いますか?
一生涯、虫歯になりません!
しかし、人間は無菌状態で生きているわけではないので、しっかりとご自身での毎日のケアが必要になります
毎日のケアができなかったので、虫歯になってしまったわけです
これまでの話を聞くとなんだが怖くなってしまいますが、
自分自身も、次の世代にも辛い思いをさせないためにもまずは歯が悪くなる原因と感染時期を知ることです
次回は、
この唾液感染してしまったミュータンス菌の除菌の仕方を配信していきます
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