訪栄研 九州・沖縄ブロック研修 講演レポート | 博多のユージCO-JIでよかろうもん

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9月30日に開催された
全国在宅訪問栄養食事指導研究会の九州・沖縄ブロック研修で原 豪志が講演とVEの実習をしましたので報告します。
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全国在宅訪問栄養食事指導研究会〈以下:訪栄研〉は、在宅で暮らす高齢者の元へ訪問して食事を通じて栄養管理の指導しましょう。というとても意義深い研究会であります。
今回の研修会では、九州・沖縄、本州からも80名ほどの管理栄養士さんが集まりました。
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なぜ、アンブル歯科に講演を頼まれたかと言いますと
副院長である原豪志が日本大学摂食機能療法科に属し、「飲み込む機能」について研究などを
おこなっているからです。

先ほど訪栄研のご説明をしましたが、在宅で活躍している管理栄養士さんたちは「食事を通じて栄養管理指導」を行っています。

お正月にお餅を詰まらせて窒息してしまうニュースを聞いたことがあると思いますが、
ああいったことも飲み込みが関係するのです。

高齢になると筋肉が落ちますよね?
飲み込む一連の動きもすべて筋肉によっておこなわれます。
簡単にいうと高齢者は若年者に比べて飲み込みが悪くなり、食事が入りづらくなっていく。
食事が入りづらくなると栄養が取れませんよね?
また、栄養が取れないと筋肉が落ちてしまいます。

高齢になって全身的に筋肉量が落ちて、若いときのような肉体へ戻すことは
ほぼ不可能なのはご理解いただけると思いますが、
飲み込みの筋肉に関しても同じなのです。

だからこそ高齢者の場合は飲み込みの機能が低下していないか、を把握することが
大切ですし低下しているならばその方にあった食形態(軟らかいとか刻まれているとか)
を選択しなければならないのです。


前置きが長くなりましたが、
飲み込みの機能を検査するときに登場するのが、嚥下内視鏡〈通称:VE〉です。
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これで実際の飲み込む様子をみて、その方に適した食形態を選択していきます。
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若年者はお餅がつまったとしても咳をゴホゴホすることである程度は窒息を防ぐことが出来ますが
高齢者においては咳をする力も低下していきます。
そのときに登場するのが、咳テストです。
特殊な器械をつかって特殊な水蒸気を出し、それを吸い込んで咳が出なければ咳を出す能力の低下が考えられます。これもみなさんにしていただきました。
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一斉にゴホッゴホッ!!
能力が低下していなくてよかったです。笑

最後は質問を頂いてのディスカッションタイム
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このディスカッションに私、ユージも参加させていただき緊張しいを発揮させてしましましたが
一日を通じてとてもいい経験になりました。
主催者のみなさん、ご協力いただきました業者のみなさん、お手伝いいただいた方々、
みなさんお疲れさまでした。
そしてありがとうございました!