込み合っているロビー。
間を縫う様に動き回っているスタッフ達。
「ここの電球は何を使っているんですか?」
不意にお客様が聞いて来た。
振り返ると、愛想笑いのおじさん。
「LEDライトは使わないんですか?」
頭上のシャンデリアを指さして言っている。
「此処では使ってませんが、4階の廊下等で使ってますよ」
そして、少し視線をずらしても使ってますよ(笑)
「此処では使わないんですか?」
「徐々に変えて行っているんです」
「ここでは使わないんですか?」
…聞けよ。
「私、中国のLEDライトを扱っているんです」
…で?私、急いでいるんですけど。
「中国のLEDライト使いませんか?」
「申し訳ございません。私の担当では無いもので…」
「良ければ、見積もり出させてください。これだけの規模なら幾らになるかなぁ…」
「済みませんが、私が勝手にお願いするわけにはいかないので…」
すみませんが、タイミングを見て逃げさせていただきました。
いつも思うのだが、下っ端に営業をかけるな。
営業をかけるなら、先にデータを示せ。
そして、老舗には仲の良い業者があると心得よ。
そのデータは、ほぼ確実にその業者に回されるであろう(笑)
いや、まんまなんですけどね。
三連休の最終日。
休みをいただきました。
『混むから出かけたくないなぁ…』
『18日だし…氏神様にお参りしようかな…』
『でも、三連休だし…混んでる所に長居はなぁ…』
堂々巡り。
天気を見て決めよう。
晴れならお参りしに行こう。
朝。
鈍い思考と重い体。
『…7時過ぎか…』
窓を見ると、空は真っ白。
今日は寝よう。
気が付けばお昼過ぎ。
相変わらず思考回路が働かない。
今日は部屋に籠ろう。
携帯を弄っていると、面白い物があった。
“未来ノート”
知っている人は知っている。
自分の叶えたい未来を記すノート。
ハッピーノートとも言うらしい。
最初はアカシックレコードの事かと思った(笑)
今、私が進もうとしている未来。
小学生時代に書いた覚えがある。
○○さんの娘ではなく、私を見てくれる人達。
私を理解しようとしてくれる人達。
左手に指輪が光るのは29歳か30歳。
大切な人の呼び方は“A”
自分の体型も、あの頃に描いていた通り。
無意識にやっていたのかと思う。
…お金に不自由しないって所は叶うのかな?
自由気ままに仕事して生きて行くって所は?
月末になると娘の財布を当てにしていた母親。
愛人になって子供を捨てたくせに、困った時には頼る祖母。
穀潰しを養う為、頻繁に無心に来ていた曾祖母。
あんな奴等と同じにはなりたくない。
純和風の広い家。
然程考えずに使えるお金。
笑顔が圧倒的に多い生活。
小さな子供が描いた未来。
全部引き寄せられるかな?
いや、引き寄せないといけないのか。
出来ないと思えば出来ない。
出来ると信じるから出来る。
煩悩だろうが何だろうが、未来を描いて何が悪い。