株で損をする人の共通点
最終的に高くつく投資
分が悪い投資に平気で参入する。
これをやっている人はまず損しているでしょうね。
非常に重要なのは、
高い利回りや運用益を得るために、元本の安全性を犠牲にするのは
決して良い方法とはいえないということ。
で自分の知る限りでは、損をしている人はこれを犯している人が非常に多い。
20円儲けるために、50円損するリスクを平気でとる人。
で根拠は何かというと値上がりしているからという事実だけ・・・
こういう人はなんだかんだで今でも非常に多い。
銀行に勧められるまま無条件に高い利回りの債権に飛びつく人。
値上がりを見込んで、お世辞にも割安とはいえない株に跳びつく人。
自分の見る限り、短期トレーディングで儲ける人には2種類いる。
1. 売買のルールを決め、それを遵守する人。売買ルールの有効性を常に検証、チェックする。
2. ある仮設を立て、それに沿ったポジションを持つ。自分のしていることを100%把握しているため、仮説が外れた場合は速やかに損切りを実行する。
自分はトレーダーではないのであまり短期でポジションを持つことは少なく、
短期トレーディングの方は運用益もさっぱりなんですけどw
勝ち続ける人の特徴は、自分で自分の投資をきちんと把握しているという点にある。
そしてそれを遵守する。
それはどういうことかというと、勝ち続ける人は結局分の良い賭けだけをしているということになる。
損をし続ける人は大概、わけもわからずに売買する。
分が悪い賭けばかりしていることに気付かないんですよね。
たまに勝つけれども、結局は分が悪い投資のほうが多いからトータルで負けるんです。
常にポジションを持つ必要は全くなく、分が良い物だけに参入するというのは勝ち続ける必須条件である。
すばらしきハーレーダビッドソン(HOG)
急騰しても手を出さない
~1日で脅威の8%上昇!!
米ハーレーダビッドソン(HOG)~
ハーレーの時価総額は約90億ドル(日本円で約7500億円)
日本企業の時価総額で比較しますとイオン、HOYAクラスですね。
このクラスの株価が1日で8%も変動するというのは迫力ありますよね(笑)
私の考えを先に言うと多分急落すると思うんですけど
※ちなみに私はHOG株を持ってません。持っておけばよかった(笑)
恐らくタイミング的に、オバマ米大統領の一般教書演説がきっかけだと思われますが、こういうニュースが引き金になって急騰した銘柄は短期的に見れば下がることがほとんどだと思います。
株で損する人は大体こういうときに買ってしまう人が多いように感じます。
確かに買いたくなるんですけどねw
お気に入り銘柄
なぜハーレーなのか?
何を隠そう私のお気に入り銘柄で
監視銘柄の一つだからという不純な理由です。
ただ保有もしてないんですけれどもねw
今買いはしませんが、長期的(5年~10年)で見れば、株価は持続的に上がっていくでしょう。
なぜそう言い切れるのか?
1.ハーレーダビッドソンのブランド力はすさまじい
ファンはTシャツ、ステッカーだけでなく、刺青まで入れてます。彼らは稼いだ金の大半をハーレに使うでしょう。
サブプライム以降売り上げが低迷してますが、その内必ず業績は戻るはずです。(多分)
売り上げの47%を米国、15%をヨーロッパで占めているため、アメリカの景気が良くなれば当然、その恩恵は大きく受けることでしょう。
ちなみに私はアメリカの景気は必ずよくなると勝手に考えています。
2.インフレにすさまじく強い
ハーレはかなりの高確率で原材料の高騰を販売価格に転嫁できるでしょう
今後10年の間アメリカでは$価値の下落と、インフレが進行が懸念されています。
コモデティが上昇し、多くの企業で利益圧迫の原因になるでしょう。
ただハーレーにはそんな心配は無用でしょう。
ハーレの粗利益率は39%です。61%のバイク原価のうち純粋な原材料で見れば10%もないのではないかと。
例えば保守的に見積もって、ハーレーの純粋な原材料費が売り上げの20%と仮定しましょう。原材料高騰によって原材料費が50%上がり、販売価格に上乗せすると110%です。
ハーレーが欲しい人は、ハーレーダビッドソンで買うしかないので、110%でも必ず買うと思います。
とはいえ、ハーレーダビッドソン銘柄が今買いかどうかは全くの別問題ですけれども。
ハーレーダビッドソンのアニュアルレポート
シティバンクへの投資利回り
なんだかんだで投資利回り12.4%
1月25日にシティのワラントを2グループに分けて売却
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19166620110124
だそうです。※ワラント、優先株の詳細は一番下に乗っけておきました。
自分の話ではないんですけどw
政府は公的資金投入に対して合計で120億ドルの利益を得たらしい。
投資利回りにして年率複利で12.4%は悪くないんじゃないかと
玉には自分自身の話
投資ブログなのに、自分の売買書いていないので、玉には自戒の意味もこめて書こうと思います。
うろ覚えですが2009年自分はシティ株3.8ドルで買い、2010年に4.2ドルで売却。
株価ベースで大体10%位儲けたものの(しかも資産額の10%しか突っ込んでないので実際は1%しか試算ベースでは増えてないw)、
去年は為替で大損。
ギリシャで株価が下がったとき一回90円まで値上がりしたときにドル買いしてしまい、それが今82円ですから大損ですw
我ながら為替は分からないし、全くセンスがないw
んで結局自分は何が言いたいの?
というと
やっぱり危機時に買い込むのが一番
サブタイトル通り危機時に、買い込むのが一番ってことです。但し終わってみれば・・・
特に海外株なんかは情報が英語なんで、100%理解するのが難しいですから、怖いというのはありますよね。
しかも経営人もイマイチどんな人かわかりませんし。
こういう場合自分は、政治的な面を見て判断します。
例えばこの場合は政府が資金の出してなわけですから、つぶれるわけないだろうと安易にタカくくってたわけです。
優先株による希薄化を考慮して貸し倒れ処理がある程度すめば、一株利益40セント程は行くだろうと見積もってていました、そうすると大体PER10でも4ドル、13で5ドルは行くんじゃないかと思って買いました。
思ったより時間はかかりましたが。
成長株、値上がり株を見抜くより、特殊な状況にあり、かつ安全かを考えるだけの方が簡単で、
正直個人的には好きです。間違いなく利益がリスクの割りに大きいんですよね。
シティ優先株、ワラントの詳細
2008年にシティが米国財務省に対し発行した、永久優先株式200億ドル及び普通株式約188.5百万株を対象とするワラント(行使価格10.61ドル)の話だと思われます。
内容は以下の通り
優先株
配当:• 年間8.00%
• 累積、四半期毎
• 配当は税の控除の対象とならない
満期:• 永久
コールプロテクション:• 金融安定化策資本注入計画(TARP Capital Purchase Program)に基づいて発行された全ての発行済シリーズH優先株式が償還されるか、買い入れられるまでは、コールできない
ワラント
ワラントの対象となる株式の数
• 188,501,414
行使価額
• 10.61ドル(11月21日までの20取引日のシティの普通株式の終値の平均)
行使方法
• アメリカン・エクササイズ(ワラントの存続期間中いつでも行使可能)
• 投資家の選択により、現物又はネット株式決済
※ワラントに関するシティの正式な発表より抜粋
http://www.citigroup.jp/japanese/press_release/2009/20090105_jp.pdf
当時のロイターの記事↓
http://jp.reuters.com/article/globalEquities/idJPnTK855340220091218