高校生の茉莉絵(中村ゆりか)は,親友のコジマ(葵わかな)に裏切られ,自殺しようとしていた。

 初めは彼氏の取り合いで,コジマが軽い気持ちで裏サイトに茉莉絵の悪口を書き込んだところ,話がどんどん暴走し,茉莉絵は援交をしていることになってしまった。

 

 同じ頃,茉莉絵の祖父,紅烈土(石橋蓮司)も自殺をしようとしていた。

 妻と長年経営していたラーメン店青蘭だったが,半年前に妻が亡くなり,思うようにラーメンを作ることができなくなっていた。

 

 また,その頃,中央アジアのキルギスで料理評論家の赤星(片桐仁)は,取材中の事故でスタッフが全員死亡し,ひとりで荒野をさまよい,死を覚悟していた。

 

 

 烈土が屋上から飛び降りようとした瞬間,孫が自殺を図ったという電話を受け,彼は病院に急ぐ。

 

 赤星は,死ぬ前にもう一度青蘭のラーメンを食べたいと思い,再び立ち上がる。

 

 手首を切った茉莉絵は一命を取り留めるが,烈土が飲ませてくれた青蘭のスープに子どもの頃の幸せな気持ちがよみがえる。

 

 

 茉莉絵の父(宅間孝行)も叔父もラーメン屋を継ごうとはしていなかった。

 

 茉莉絵は,自分が青蘭を継ぐと決意し,退院後は転校先の高校に通いながら,祖父の元でラーメン作りの修行を始めた。

 

 

 赤星は偶然通りかかった遊牧民に助けられ,彼らと生活を共にしながら帰国の機会を待つことになった。

 

 茉莉絵のラーメン修行は少しずつ進んだが,どうしても超えられない壁が出現した。

 元々,食の細い彼女にとって,同じ味を作り続けることは想像以上に大変であり,どうしても食欲旺盛なパートナーが必要だった。

 

 茉莉絵はコジマを待ち伏せし,彼女を許す代わりにラーメン作りを手伝わせることにする。

 コジマは食欲旺盛であり,卒業後は調理師学校に進もうとしていた。

 

 

 こうしてふたりは修行を続け,なんとか人に出せるラーメンを作れるようになった。

 

 

 しかし,コジマは,ラーメン屋になることを両親に言っておらず,当然に猛反対を受けた。

 そこで烈土はふたりの両親に招待状を書き,試食会を開いた。

 

 両親たちは,ふたりのラーメンの出来に驚いたが,そこに帰国した赤星が現れる。

 彼は奇跡の帰国記者会見をすっぽかして青蘭のラーメンを食べに来たのだった。

 赤星はおかみさんの死に落胆し,もうあのラーメンは食べられないのかと嘆くが,烈土に勧められ,茉莉絵たちのラーメンを食べ,感動する。

 

 こうして,有名な料理評論家にも取り上げられた青蘭は,再び営業を始める。

 

 

 葵わかなが出ているので鑑賞。

 

 女子高生がラーメン修行をする話と中央アジアの雄大な大自然という組み合わせは無理があるのではないかと思ったが,意外にちゃんとかみ合っていて感動した。

 

 中村ゆりかは,あまり意識していなかったけど,実はこれまで見てきたマイナーなドラマに山ほど出ているし,今も出ている。

 実力派という感じかな。

 

 期待していたより,かなり面白かった。

 

 青蘭のラーメンスナックっていうのを貰ったけど,袋を開けると中から普通のベビースターラーメンの袋が出てきた。