$JUNO106のブログ


 エイリアンとの戦いにいかにもアメリカ映画らしいお気楽ラブストーリーを絡めたテキトー(適当ではない)な作品。

 地球型の惑星を発見したNASAがその星に通信信号を送ったところ,その星からエイリアンが攻めてきたという設定だが,恒星間飛行が可能な技術力を持っているはずのエイリアンの宇宙船の1機が人工衛星と衝突して墜落するという???なシーンからストーリーが始まる(予告編でエイリアンの攻撃のように編集されていたシーンの一部は,実は墜落した宇宙船の破片が香港の街を破壊するシーン)。
 その宇宙船が通信用だったことからエイリアンたちはNASAの通信施設があるハワイ周辺に電磁バリアを張り,そこから母星への通信を行おうと企む。

 ちょうどその頃,ハワイでは環太平洋合同演習が行われていたが,バリアの内部には日米のミサイル駆逐艦(イージス艦)3隻だけが孤立していた。
 エイリアンの攻撃を受け,2隻が破壊され1隻だけ残ったイージス艦で米軍大尉のアレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と日本の海自1佐ユウジ・ナガタ(浅野忠信)が協力してエイリアンの宇宙船と戦う。

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 エイリアンの攻撃というのは,何とか光線というのではなく,どういうわけか全部爆弾みたいな物理攻撃。
 またイージス艦側のミサイル攻撃も普通に通用する。

 ただ,どういうわけかエイリアンの宇宙船はイージス艦のレーダーに映らないという設定になっている(宇宙から飛んできたときはNASAのレーダーに映っていたのに???)。
 そこで,バトルシップゲームということになる。マス目に軍艦,空母,駆逐艦などを配置して,Aの5,命中,Bの3,はずれ,とかいうやつ。

 ナガタは潮位変化観測用のブイのデーターからエイリアンの宇宙船の位置を割り出して攻撃命令を出して2機を破壊する。
 また1機は明け方に入江に誘い出して,太陽の光に弱いエイリアンの弱点を突いて破壊するが,イージス艦も破壊されてしまう。ここでも,宇宙船の窓がライフル射撃で割れるという???な設定。

 すべてのイージス艦を失ったがアレックスは真珠湾に記念艦として係留されている戦艦ミズーリに退役軍人とともに乗り込み,NASAの通信施設を砲撃して破壊しようとする。
 ところが,電磁バリアを張るだけと思っていた最後の宇宙船が変形し,攻撃してきた。
 奇想天外な作戦でそれに応戦するアレックス。
 
 とまぁ,突っ込みどころ満載というよりは,全編突っ込みどころというようなテキトーな話で,ラブストーリーの方も負けず劣らずテキトー。

 しかし,この映画の魅力は壮快な戦闘シーンであり,テキトーな設定も,すべてこの戦闘シーンに辻褄を合わせるためのものである。

 チュドーン,ドカーン,ボカーンというのを楽しんでストレスを解消しようという映画で細かいことをぐちゃぐちゃ指摘するのはヤボというもの。
 宇宙船のいかつい造形も効果的だし,それがこちらの攻撃で破壊されるシーンも壮快。

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 まぁ,こういうものとしては十分楽しめた。