ヨガでケガさせないぞ!! | 新宿区四ツ谷の全米ヨガアライアンス認定校arati      女性の為の整体サロンSalon de arati のブログ

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心も身体も健康になりましょう☆

こんにちは照れお久しぶりのLisaです。

 

最近、ニュースで見かける

「ヨガでケガをする人が増えているガーン」というニュース。。。

 

 

いやぁ~、、、でしょうよ。。。。ゲロー

 

 

と、思ってしまった私。。。(悲。。。恐竜くん

 

 

あってはならない事だけど、インストラクター養成講座で

しっかりと解剖学の知識を学んでいるのか疑問滝汗なインストラクターたちが良くいます。

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↑こんなことしないでね~。。。笑

 

もちろんね、無理しないでって再三お伝えしているのに

無理される方がいるのも事実ですあせるあせる

(これは本当にイントラの皆さんも悩んでいる所です。。。)

 

でも、それも踏まえて安全に提供していく!

という課題があるんですよね、私たち。。。

 

 

ここは大切な所ですけど、、、

 

 

「プレイヤー」「指導者」は違うという事を理解する必要があります。

 

 

どんなに綺麗にヨガのポーズが出来ても、

それはあくまでもその人個人の

身体の使い方であり、イコール生徒さん全員が

同じではありませんし、その方が解剖学的に熟知して

そのアサナが出来ているわけではありません。

 

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↑この人は柔らかいだけで、全然違いま―――す。

こんなイントラはダメ―――!!!

 

後屈のアサナの指導の時に、適切に脊柱を使わせ

後屈へと誘導出来ているインストラクターを

あんまり見たことがありません。

柔らかいインストラクターは特にそんな印象があります。。。

 

ですから、上手なインストラクターとは

 

人の身体を適切にみれて、

安全に誘導していける方です。

 

 

うちのaratiの養成講座に入学する方の中に、

既にインストラクターとして活動している人が結構います。

聞くと、解剖学をあんまり教われてない。

全体の流れだけを学びました。

指導していく中で、色んなお身体の状態の方がいて対応出来なくて不安で。。。

 

など、悩みや不安を吐露する方が多くてDASH!

 

でも、そんな中もう一度しっかり学ぼう!!

と来られている真面目な方達です。

 

 

これは、養成講座を行う私たちにも大きな問題があります。。。

 

本当に卒業生の事を、その先のレッスンを受ける生徒さんの事を考えたら

絶対的に動きの解剖学としての基礎を知っていなければ、みんなが嫌な気持ちになる

今の様な状況が生まれます。

 

そこまでの責任を理解して、しっかりと講座で指導しているかどうか!?

とっても大切なことです。

もちろん、限られた時間の中での習得は簡単では

ありませんし、生徒さんも講師任せにせず、

自ら学び取っていく姿勢がとても大事です!!

 

aratiでは全米ヨガアライアンス認可校として立ち上げた時から

机上の解剖学では無く、体の使い方から生じる個々の癖や

日本人ならではの姿勢や筋肉の使い方の傾向などを知ることが大切で

そうした目線を育てる授業内容を行ってきました。

 

もちろん、一般的な解剖学も勿論大事なのですが、

人間が生きて生活してるって、もっと色んなものが絡んでいます。

だから、身体を解剖学だけで語るのではなく、そこを押さえつつも「身体」って何なの?

を幅広く理解していく方が、動きと筋の関係が良く分かってきます。

 

というのも、多くのケガをしている方の理由として、

インストラクターの先生のように正しい動きをしようとして

自分の可動域を無視して動いた(または動かせた)結果

筋や関節などを痛めている方が圧倒的に多いのです。

 

そして、私が知っているいくつかの養成講座では

解剖学が学術として語られ、ヨガの指導時に適応できていない多くの

インストラクターがいる事もあり、その方の多くは解剖学というものに

苦手意識があり、解剖学=分かりにくいものだったんであろうとアセアセ思います。

 

もちろん、うちの講座でも、筋骨格の名前はアサナを理解する時に

何度も何度も耳にタコ状態でお伝えしているので

自然に頭に入りますが、それよりも

実際の人の身体って本当に面白いラブラブですし、

人の組織ってすごいね!って互いに反応する生きた生体反応があるキラキラので

そうした実践の中から味わってもらう解剖学ならみんながもっと

興味を持ち、楽しく理解できるんではないかと思ってやっています。

 

そんな風に人の身体に興味が出ると人間観察が面白くなり

うちの生徒さん達はなかなかの身体マニアになっていく方も多いです。笑

 

インストラクターとしての大切なポイントとして、

実際にヨガをするときに生徒さんの動きをしっかり見れること。

 

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↑その人の癖が隠れてる立ち姿勢のチェックも大事なポイント!!

 

その為には、「何の為に動くのか?」動きの基礎をしっかり押さえておくこと。

そして、この生徒さんにとって、どこまでの動きが安全で、

まずはここまで出来ていればOKという個々の柔軟性

(もっと言うとその人の筋の活性度)に合わせた

可動域内の指導をすべきなのです。

 

そこには実は感情的な部分も多いに関係します。

この辺は長くなるので、また別の時にでも書きますね。

 

完璧な正しい動きというのは、色んな身体が順々に整ってきて初めて

行える到底長い道のりのゴールにあります。

 

なのに、それを1クラスの中でやろうとすると

 

身体のどこかに無理が生じてアセアセアセアセ

 

ケガして当たり前ゲッソリなんですよ。。。

 

 

普段から運動をやってる人はそれに耐えうるだけの組織が作られているので少々のアプローチではケガなんかしませんが、一般の方は別です。

 

そして、筋の動きの全体性や統合した動きとしての基礎知識がないと、ある動きが苦手な人がどこか他の筋肉でカバーして動こうとしている

ことにも気付けず、見た目は出来ているように見えてもすごく不自然な筋の使い方をして全体のバランスがさらに崩れているという何のためのヨガか分からないという事にもなりがちショボーンです。

 

テキスト見ていても身体の多様性は分からないんですよね汗汗汗

 

 

車の構造・部品を学んでもどのようにして動くのかの

メカニズムまではわからないのと同じで、

筋や骨格だけ学んでも、どう連携してどう共同して

動くのかをしらないと一人一人の癖やパターン化した

動きが分析できないんですよね。

 

だからこそ、aratiでは「整体」を取り入れ、

個々の癖や組織の質の違いなどを

実践的に触れて感じて、

体が「Yes」なのか「No」なのか、

触れて分かるように徹底的に筋・関節の

生きた組織を学んでいきます。

 

そして何より大事なのは

「整体」=「アジャスト」の原理に深く関わるので

生徒さんを補整するスキルも各段にUPしますし、

なにより、触らずとも、組織がどのように

変化するのかの繋がりが分かるので、

お声かけだけで随分と生徒さんの身体の

使い方を変化させる事が出来るようになります。

 

あ、なんかうちの宣伝みたくなってきたので、この辺で辞めますが。。。

 

 

先月のヨギーニで私が監修した記事にも書いていますが

足元からの繋がりって本当に大切ですお願い

 

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足裏が硬いだけでもヨガ初心者の方は腰を痛める事に繋がったりします。

であれば、最初にほぐしをいれるだけでも

随分とスムーズな動きに繋がったり、アサナでの

ケガを防げることは勿論、適切に深める事に繋がります。

 

 

日本には日本独自の思考やストレスの多い社会で、

西洋文化の日本人の足を無視した型の靴を履き

足裏も頭もガチガチな状態でいきなりアサナをしたら

 

ピキっ笑い泣きていってしまうのも無理ないんです。。。

 

ほとんどの方が何かしら背面の過緊張を抱えています。

 

 

だからこそ、脳や場の切り替えとして最初に時間を取って呼吸法を十分に行い、交感神経優位から少し副交感神経系の刺激をいれ、自律神経のバランスをとる事は生理学的にも理に適っています。

 

知識のないインストラクター程、

そうした事前の準備や呼吸法の大切さを軽んじて

早々にアサナに入りがちですが、リスクジャッジを考えたらきちんと頭と心と身体の準備をしてあげた方が良いですビックリマーク

 

 

安全で適切な強度のレッスンがどういうものなのか?

しっかりと自分のスキルを高め、見極める目を持つための

継続したお勉強も必要だと思います。

 

正直、200時間で完璧にはなりません。

まぁ、何を持って完璧というのかはありますが。。。

完璧になれるというスクールがあるなら嘘だと思います。

治療家でさえ、身体の事を何百時間と学んでも年間数十時間以上ブラッシュアップしています。

プロとはそういうものです。

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↑卒業後に更に身体を学びたい方向けに整体Advance講座も開催してます。

かなーり、マニアックな講座ですが。。。笑

 

ですが、限られた時間で指導者として前に立つために必要な最低限のスキルとして

現日本では、ヨガ=ヨガポーズをスタジオやフィットネスクラブで行う事が主流なので

身体を安全に使わせるための知識とスキルが第1優先になります。

 

なので、お仕事としてやりたい方はその辺りを十分に学べるところなのかを

しっかり見極めて選ばれるといいのではと思います。

 

個人的に学び深めたいなら色々と特色のある所でいいと思いますが

指導していくなら、必ず「動きの解剖学」の履修をして頂きたい所です。

 

今後は、おそらくヨガのクラスでの指導法に各方面から何かしらの

修正が入ると思います。

そうした時に、自信をもって指導できる身体の知識と目を手にした状態で

生徒さんの前にたてるよう、養成講座を行っている立場の私自身も

もっともっと質の高いインストラクターを輩出できるよう

講師の教育、指導法、新たな取り組みを真摯に行っていこうと思っています。

 

何だか、真面目~な記事になりましたが

足元からの繋がりを少し意識してみてくださいね☆

 

今日も読んで頂き有難うございます音譜

 

Lisa