こんにちは!
ミキです(ㆁωㆁ*)
梅雨入りしてから何だか温度差が感じられ
昼間暑いのに朝夕涼しい日が続きますね
暑くて窓開けて寝たら鼻水が(; ・`д・´)b
となりやすいので気をつけてくださいね☆
さて今日はアパナーサナです
サンスクリット語のアパーナapanaは
体内の下向きのエネルギーや風、
お腹のガス、あるいは肛門を指します
アパーナについてもう少し説明すると.....
アラティのTTでも押さえている所
人体には五種類のエネルギーが巡り
これがバランスしながら人は生きている、とヨガと関連するインド哲学の一つ、
ヴェーダンタ哲学では説明しています
その内の1つがアパーナヴァーユです。
ヴァーユは流動的な風のエネルギーのこと
で、動きを作り出す要素そのものを
指しています。
アパナーサナはこの人体における
下向きの流れである排出力、
アパーナヴァーユを
活性化するアーサナなのです(๑•̀ㅂ•́)و✧
仰向けで行う腹腔刺激のアーサナです。
アラティでもガッチリ!٩(๑´3`๑)۶
行うので詳しいアライメントは割愛です
片足ずつ行う方法もよく行われます☆
内蔵を刺激して活性化させ、デトックスし
体の余分なテンションを抜いていきます
アパーナヴァーユの他にも、人体には
流動的な風のエネルギーが存在します
下向き上向き、収縮拡散調和させる
エネルギーと色々あるのですが、全ては
風のエネルギー、ヴァーユのおかげ!
※オリゴのおかげではありません⤴︎
ということで、アパーナヴァーユの
ヴァーユ=風のエネルギーを擬人化した
風神様の古いお話をがこちら
※※※
昔々ずーっとずーっと昔、スメール山と
風の神ヴァーユは大変仲良しだった
空想上の山がスメール山、日本だと須弥山
とかメルー山とかメール山とか
色々訛った感じに呼ばれます(・ω・)/
古代インドの世界観において
世界の中心にそびえ立つ山がスメールです
ある時聖仙ナラダがヴァーユ神を訪ねた
そして気分屋のヴァーユ神に話しかけ
スメール山を低くしてみろと煽り立てた
ヴァーユは物凄い強風を1年間作り出し
スメール山を削ろうとした。しかし
スメール山は不死鳥ガルダの羽に守られ
1ミリも低くならなかった。
こちらはエスカレーター横を守っている
ガルーダ神。本日もお疲れ様です!⤴︎
何年かが過ぎて、ある時ガルダ鳥が
休息する為スメール山を離れた。
ヴァーユ神はここぞとばかりに山に近づき
最大級の風を起こして山にぶつけた
その風で、スメール山の頭頂が取れた
頭頂部は海へと落ちて島となった
島は今もスリランカと呼ばれ浮かんでいる
※※※
はい!
風で山の頂きが飛ぶのも凄いことですが
ガルーダ羽長ーい強ーいカッコイイ!
流石デスナイスガルーダ
ナイスディフェンスっす๑•̀ㅂ•́)و✧
お話に出るスメール山は架空の聖山です。
世界軸としてそびえる聖山はバラモン教、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教にも
共有され日本も含めた各地に伝わりました
金輪際、有頂天の言葉もここから発生⤴︎
ヴァーユ神は自然を擬人化した、
最古代神の一人。初期インドでは
太陽☀スリア、炎🔥のアグニ、
そして風🍃のヴァーユが三代神でした
ヴァーユやアグニの概念は、
後のヨガやインド哲学
アーユルヴェーダ医学において
重要なコンセプトとなります。
学校でいうココ試験に出るぞぉー、の所
後にヴァーユは雷であるあの方、
インドラに地位を譲る形となるのです
インドラと仲の良い友として神話に出たり
インドラに仕えるものとして登場します
ヴァーユとインドラは仏教にも取入れられ
皆様にもお馴染みの風神雷神となります。
伝言ゲーム式で伝わると味が滲み出ます⤴︎
ジュワ〜わわわ
冒頭で説明したように、
体内を巡るエネルギーは五種類あリます。
このエネルギーや風を現すヴァーユは、
体内で活動する際にはヴァータ、
と表現される事もあります。
5つのヴァーユ、またはヴァータは
風質ゆえ乱れやすく細かい調整が必要です
余計な老廃物を体外にしっかりだして
体をバランスするのがアパナーサナです
体を委ね 鼓動をつかむ
体を巡る 風をつかむ
仰向けで空を仰ぐ
体を委ね 呼吸をつかむ
体を巡る 風になる
仰向けで目を閉じる
大地を駆ける 風になる
天に広がる 空になる
さぁ皆さんもレッツトライ!(๑•̀ㅂ•́)و✧
今回も長くなりましたが最後迄お読み頂き
ありがとうございました!m(__)m
それではまた次回!
ナマステ