気づいて欲しい。 | 夫婦再構築ブログ

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不倫という大きな間違いを犯してしまった僕が不倫に至ったところから再構築(8年)までの経験を書くことで、不倫で苦しんでる人の心の支えになりたい

こんにちは。アラタです。

自己紹介はこちら

 

 


 前回の続きです。

 前回はわかって欲しくて

大声を張り上げたり

怒り狂ったり

理解力がない妻が悪い

としてしまったときの心情を書きました


自分の中の感情を

コントロールできないから


「自分なり」の努力はしているのに

努力の成果を妻の態度から

感じ取れないから

(この場合、怒るとかだけでなく)

(卑屈モードで開き直る)

(自己嫌悪モードで塞ぎ込むもやりました)

(自分なり、方向性ずれてても)

(何らかの努力をしているから)


今回のタイトルは

「気づいて欲しい」



自分自分自分となってるわりに

そのことを自覚してないことに

自分が正しいと思い込み

周りの情報をシャットアウトしてることに

気づいて欲しい


コメントやメッセージなどで

「アラタさんは

どうして変われたのですか?」

と聞かれることがあります。


変われた要因は妻の存在が

一番大きいですが

僕がいろいろやってきたなかで

一番よかった方法

紹介したいと思います。


僕個人はこのやり方を

もっと早くやっていればよかったと

今でも思います



まず

一人の時に

紙とペンを用意します

スマホのメモ機能でもOK

おすすめはノートです

消したり追記したりするので

消ゴムはいらないです

消すときは横線で消します


テーマを決めて(後述します)

熟考しないで思い付くまま

心当たりのあるまま

書き出す

手が止まったら一旦終わるか

休憩を挟みます


書き出す直前に

感情を捨て去ります

無になります

特に自己嫌悪や罪悪感、情けなさ

こうでありたいという虚勢や願望

こうでなければならないという思い込み

これからすることを始めるにあたって

情けないことをするな

惨めだな

とか思わないようにすること

(沸いてきてしまっても手を動かせば)
(多少紛れます)


書き始めます

たとえば


【不倫したきっかけ】

「なんで僕は不倫してしまったのか?」


昇進かかってる年に昇進出来なくてイライラしていた

上司にムカついていた

味方はいなかった

仕事の愚痴をはくひといなかった

認めて欲しかった

評価されたかった

妻以外の女性とやってみたかった

不倫とはどんなものか経験してみたかった

などなど

もっとたくさんありました

これ言い訳がましいなぁとか思っても

とにかく書く






書いて書いて手が止まるところまで書いて

それから見返す

眺めてみる

なんなら時間を開けてから見返す


そうすると

(クズだなぁ)などという感想と共に

これは違うな

言い訳だな

大きな要因じゃなかったな

確かにこういうところあるよな

共通するものはあるか

認められたかったのか

自己正当化の理由に使ってるなぁ

など


将棋の感想戦のように振り返る

頭の中だけでやるよりも

文字として見ることで

自分を

客観的に見れる、考えられる

考えながら消したり、追記したり

を繰り返す


【追記・修正の例】赤で表記


昇進かかってる年に昇進出来なくてイライラしていた

→昇進できなくてイライラ?なぜ?

→実績はあった?何を根拠にした?

→不倫した動機になり得るか?

自己正当化の理由かなぁ


上司にムカついていた

→どんなところにムカついた?

→努力を認めてくれなかった

→評価を上げてくれないところ


味方はいなかった

→会社に?家に?いなかった?

→なぜ妻を味方と思わなかった?

→妻は妊娠で負担をかけたくなかった

→仕事の内容で共感は無理と思った


仕事の愚痴をはくひといなかった

→不倫相手には吐いていた。なぜ?

→同じ職場だから、上司を知っているから

→似たような仕事をしているから

→いつから?どんなとき吐いていた?

→不倫前は相談されたとき


認めて欲しかった

評価されたかった

→誰に?会社?上司?

→尊敬されたかった

→流石とチヤホヤされたかった

→昇進がモノサシだった

→同期の出世に焦りがあった


妻以外の女性とやってみたかった

→なぜ?欲求不満だった?

→本当にこう思った?

→不倫以前には思ったことない

→きっかけはなんだった?なんだ?

→いつ沸いた?言い訳にしてる?


不倫とはどんなものか経験してみたかった

→いつから持っていた?

→なにかきっかけになった出来事は?

→不倫のイメージは?


(全部は書ききれないので)

(イメージだけ掴んでもらえれば幸いです)




ひとつの「なぜ」「なんで」から

なぜそう思ったのか

なぜそんなことを言ったのか

なぜそうしたのか

なぜ

なぜ

なぜ

を続けていく


不倫をを正当化するための

たくさんのたくさんの理由

妻についた嘘、吐いた言葉

不倫相手についた嘘、自分のキャラ設定

自分で自分についた嘘

あまりに重ねすぎてわからなくなってしまった

嘘、設定、ストーリー

ひとつひとつ思い出し

書いていくことで

バラしていく


曖昧さがあってもいい

思い出せない部分があってもいい

違うと思うならあとで消せばいい

書いて並べて揃えることに意味がある


書き込みは増えるが

書いて俯瞰してみると

見えるものも出てくる


煮詰まってくる

残るしょうもない理由

自分勝手な衝動、欲求

どれだけ自分中心に

物事を考えていたのか

など気づくものがある



テーマもなんでもいい

妻の質問、うまくいかないと感じていること

なんで妻の言葉を感情的にならずに聞けないのか?

なぜ怒鳴り散らしてしまうのか?

なぜ会社にバレるのが嫌なのか

なぜ慰謝料請求したくないのか


不倫相手のどこがよかったのか

いつから不倫相手を不倫できる相手と認識していたのか?

不倫のなにがよかったのか?

不倫相手との会話はなにがよかったのか?

不倫セックスはなにがよかったのか?


僕は妻の質問、言葉を据えることが多かった



書いてみて

眺めてみて

自問自答する

頭の中でやるより

内省が捗るのでおすすめです



書いてみて

考えてみて

僕の思う僕と

妻から見えている僕と

不倫という出来事に対する

それぞれの感じ方などを

答え合わせのように

妻に話してみる



僕「僕って○○なとこあると思うんだけど」

妻「なにそれ知らない」


僕「何度もいってることだけど」

妻「初めてきいた」

・・

気づく

気づいた

内容以前に

どれだけのことを

妻に言っていなかったか

そもそもどれだけ

「妻は僕の事わかってくれている」

「妻は僕の気持ちを汲んでくれている」

言わなくとも伝わると

思い込んでいたことに

気づく


言わなくともわかってくれている

そんな関係性があるのであれば

日々日々言葉を交わし

気持ちを交わし

多くの時間を費やし

完成というものはなく

積み上げ続ける関係性に生まれる

ものだと今は思う



しかし僕は

日々日々の言葉を交わすこともなく

自分のやりたいことに没頭し

仕事やなにかを言い訳にし

妻をないがしろにしながらも

わかってくれている

そう思い込んでいた

僕の傲慢さ



不倫以前から

伝える努力も

聞く努力もしないで

理解を妻に押し付け

妻の事を理解したつもりで

自分だけ

全てわかった顔で日々

怠惰に過ごしてきたのか



そこに

不倫した原因も

妻に怒鳴り散らし

わかってくれないのは

妻が悪いと責め

自分の考えが正しいと信じ込み

わからない妻が悪いと開き直り

再構築がうまくいかない理由も

そこにあった



何が悪かったのか

何が申し訳ないのか

何を直していくべきなのか

自分にできること

自分ではできないこと

妻に協力を求めること

書いてみて

考えてみて

話してみて

わかって

はじめて

「本当の」謝罪ができた気がする

「本当に」向き合えた気がする



反省して改める方法は

たくさんあると思います

なにが正解というのもありません

このやり方で

少なくとも僕の意識が変わりました

悩まれている方に

おすすめしたいです。




※ご相談はこちらに1本化しました

https://ameblo.jp/aratametelu/entry-12859071435.html







 

 

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