吐いた息は空の片隅


眠っているのは
昨日 
誰かがおとした羽根でした


私から放たれて
とばされた空気の塊は
雲にもなれずに


空の片隅で羽根にふれるのです


白くも
青くもなれずに色が欠けたままの
吐息と羽根は


ふたりきりで
よるが  
来るまで目をつぶりました


そして
空の片隅からは


雲の破片が
ぱらぱらと音をたてながら

私の頭上に落ちてきたのです